割ってびっくり。
昨日、3月3日は桃の節句。
桃と言えば西王母…を思い浮かべるひとは多くないかもしれないけれど。
弥生三月の和菓子の銘としては定番です。
よくよく考えるとこの時期、桃の花はなくはないけれど、桃の実なんて時期尚早。
よって和菓子の出番?と言うわけです。
しかし、
なぜにそこまでして桃の実を出したいの?
中国の神話に登場する女神、西王母が司る不老長寿のシンボルとして、桃が知られています。
西王母は西の神境、崑崙山に住む最高位の女神。つまり、西の王母。
三千年に一度しか実らないという不老長寿の桃が実った、その祝いの宴が3月3日だとか。
西遊記では、その祭りに乱入したのが孫悟空です。悟空の大冒険でそんな話しがあったような?
ちなみにこの桃、小梅ほどのとても小さな桃なのだそう。
逗子の『こよみ』ではういろう製の西王母をつくっています。
中に入れたのはなんと、西王母…の如し丸ごとの若桃。
甘酸っぱい果実は
ごく柔らかな蜜漬けでそのまままるまる種ごといただけます。
そして綺麗。
みどりの若桃入り西王母は
昨日今日の提供ですが、昨日のひな祭り当日は3時前に完売してました。
今日、どうしても欲しい!と言うかたはご予約をススメます。
※おまけの話※
激寒のなか湘南パン祭りも無事に終了。
ようやく和菓子のお話しに手が付けられますわい。
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posted by あんころりん at 06:22| 東京 ☀|
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行事、節句の菓子(正月、雛…)
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