浅草『あんですMATOBA』柿あんパン、黒豆あんぱん、ゆずあんぱん、こしあんぱん」2007年1月バージョン 下/06年12月の小倉あんぱん
あんころりん初の単行本
『東京 いとしの和菓子 』
あんころりんのおやつめぐり
(ソニー・マガジンズ刊)
9月25日の発売まではご紹介を兼ねた記事もお楽しみ下さい。
てなわけでして、
“町のパン屋さん”には心が惹かれる。
ブログタイトルに掲げてあるぐらいです、登場しないわけがない。
たとえば・・・
人気blogランキングへ
“あんぱん牙城”の誉れ高き、浅草『あんですMATOBA』。
本ではキュートなあんぱんサークル♪のカラー写真と共に文章にしました。
おやつパン好きなら知らねばモグリ、のこのパン屋。
「東京 いとしの和菓子−あんころりんのおやつめぐり」
を読んで頂ければ、
−なぜこれほどまでにあんぱんが豊富なのか?−謎が解けます。
『あんですMATOBA』は昔から好きなパン屋さん。
が、これまで、拙ブログには登場せず。
その主なイイワケは「その場で食べてしまった」、
あるいは「いい写真が撮れていない」。
ええ、そうです、
浅草へ行けば、朝生菓子の買い物が多くなる。
ゆえに生鮮度から鑑みてあんぱんの撮影は後まわしであった。
ようやく本でご紹介できるのは嬉しいことです。
08年2月の小倉あんぱん 06年12月の小倉あんぱん断面
我がお気に入りは
王道の小倉あんぱんに加えて「京風あんぱん」&「2色豆ぱん」。
知る人ぞ知る、自家製“大納言甘納豆”も新鮮でうまい。
家族ははじめて食べたときから「黒糖あんぱん」の大ファン。
「柿あんぱん」など、季節ごとのあんぱんや
ゆずや焼き芋などの和菓子屋さん顔負けに、
豊富なバリエーションのあんを使った変わりあんぱんも目白押し。
08年3月の黒糖あんぱん
07年1月の柿あんパン・黒豆あんぱん断面
ついにはメロンパンにまであんが入る、“あんぱん”ぶり。
クリーム入りは珍しくないけれど、ここのはうぐいす(青えん豆)あん。
春には「桜メロンあんぱん」と、
発想はきわめて和菓子的ですね。
ちゃーんとシベリアもあるし、ジャムパンはうさぎさんだ♪
(かつてはカメさんのジャムパンもあった、
著しく成型に手間がかかるので現在は休止中)
ひらがな+欧文の屋号も好ましいじゃないか、キミ。
08年3月のシベリア・うさぎ♪(イチゴ)ジャムパン
ところで
このブログ読者の皆さまにおかれましては
あんぱんを初めとするおやつパンが
和菓子と並んで登場するという「違和感」に
いつのまにか慣れているかもしれません。
タイトルが
“和菓子屋さんの豆大福、パン屋さんのあんぱん”ですからねぇ。
が、通常の和菓子の本にパンはさー、掲載されないさー。
なので、和菓子とおやつパンの異種ミックスのエッセイも盛り込みました。
そのなかでも、たくさんパン屋さんが登場します。
これについてはまた近々、熱を込めて(!)暑苦しく書きます。
08年5月の京風あんぱん。京風だもん
それでは
はじめて読まれた方のためにも、
あらためて“あんころりんの本”出版のお知らせです。
「東京 いとしの和菓子
あんころりんのおやつめぐり」
発売日は2008年9月25日(木曜日)
出版社はあの「ソニー・マガジンズ」です。
定価1680円(税込) A5判 144P
全国書店にて発売されます。
カラー写真満載で、 パンがらみのエッセイも掲載
東京の和菓子屋さんを中心としたガイド&エッセイブックです。
読者の皆さまを筆頭に
和菓子やパン、町歩きが好きな方に
ぜひ読んで頂きたいと思います。
08年5月の2色豆ぱん断面
一家に一冊♪ (二冊ならなおうれしい)
どうぞ皆さま、よろしくお願い申し上げます。
……
あ、すっげえ大雨でしたが、
みなさん大丈夫でしたか?
【台東区&江東区の最新記事】
- 蔵前 菓匠 榮久堂の 焼菓子〜胡麻求肥のぼりあゆ と 利休小奴
- 蔵前 菓匠 榮久堂の 青梅麩饅頭
- さよなら入山せんべい、雷門おがわ、鮹松月、アンジェラス 浅草の灯が消えていく・・..
- 谷中岡埜栄泉50年ぶりの新作 シナモン香る焼菓子"谷中の里"
- 浅草/粉花〜ライ麦カレンツ、ライ麦フルーツ、全粒粉のスコーン …ブレイク早かった..
- 亀戸/ジュリアンベーカリー〜あんチャバッタ …ディープかもしれない商店街で
- 浅草/千茶〜古式あられ すっごく個性的
- 亀戸/洋菓子処ましゅまろ亭〜手絞り生マシュマロ(ごま、レモン、いちご…
- 上野/東京岡埜榮泉〜焼饅頭・梅 面落がん 最中
- 両国/越後屋若狭〜晩秋の上生菓子(初霜、秋しぐれ他)、栗羊羹など
- 浅草 龍昇亭西むら/龍最中、大桃山〜 来年の話をすると龍が笑う
- かみくら(谷中)どらやき
知られざるマジメなどらやき - 谷中 岡埜栄泉/昇りあゆ 栗むし羊羹
季節モノを一年中作るワケ - 谷中 喜久月/幻のエッセンス!
柚子みつ うづ潮 …旬を閉じこめたほろ苦い黄金.. - 浅草『金龍山浅草餅本舗』浅草餅と切山椒〜
竜泉『おし田』モッチリ田舎まんじゅう.. - 浅草「菓匠 榮久堂」古風栗むし羊羹
上等な味が茶の間で蘇るってすごい。 - 浅草「千茶」
ひっそりと茶菓子の名店 - 浅草「龍昇亭西むら」
切山椒,切ようかん,大桃山
下町で江戸好み - 元祖“甘党アルチザン”は霊岸島「梅花亭」である
和菓子散歩を冬の隅田川で
門.. - 浅草かっぱ橋「梅源」三笠山,あぶり芋,石衣
西浅草「はりまや」のあんこ玉
江..
この記事を読んでいたら、またあんパン熱も再燃しそうです。(作る方ですよ、もちろん・・・)
本も発売間近になったら、うちのブログでもご紹介させてくださいね〜♪
そういえば、あんパンを見てもあまり違和感感じませんね。感化されてますね。
あんぱんもあんドーナツもあんこ使ってるから和菓子?
パンとあんこの組み合わせを考えた日本人はホントに偉い!!
そうですか、私もです(笑)。あんぱんは和菓子の範疇にも入るようですが、実際は和菓子屋さんで作っているのは稀ですねー。(あんドーナツは結構あるのです)。あーたけさんのあの2種のあんぱん、今も思い出しますよー。再燃してね。
>本も発売間近になったら、うちのブログでもご紹介させてくださいね〜♪
えー嬉しい♪ありがとうございます。
ぜひよろしくお願いいたします。持つべきモノは頼もしいブロガーですね〜。
こんにちは♪そうですね、あんぱんは和菓子エリアでもokみたいです。だってあんこだもんね。あんドーナツを作る和菓子屋さんは何店かある、ってなことも本には紹介しました、とちょっと宣伝。
近頃、米粉のパンがありますがあんぱんにするとどうなるんでしょうか?
パンの違和感なんてありません、ありません。
それにしても、あんころりんさんのブログの画像の断面図にはいつも釘付けです。本の写真も楽しみ!
私も強く同感します!!小豆を日本みたいにたくさん作って食べる国はないんですよね。日本人の感性にも深く関わっているのかも。そうそう木村英三郎ってホントにえらいよね。ってなことも書きましたから。
おお、さすが博識者さん。そうなんです、カステラやボウロ、ブッセ、有平糖などは南蛮菓子、つまり和菓子になるんですよねえ。
あんぱんは偉大な日本の発明ですね。
ってなことも書きました(笑)
私もあんパンは好きなのですが、菓子パンであるが故に使用されてしまう「油」のせいか和菓子とは別なジャンルとして認識してしまいます・・・
私もあんこなら概ね(笑)OKです。
ジャムぱん、蒸しパン、甘食、シベリアなども私には同レベルってのが、本としては一般的ではないらしい(当たり前か)。なのでそのエクスキューズ的?エッセイを書いたのです。
ありがとうございます♪
本の写真は私より千倍も上手な方にお願いしました、すごーく!きれいです、楽しみにしていて下さい。
こんばんは。
ありがとうございます、またご覧になった感想などありましたらよろしくお願いします。
あんぱんはやはり“あんのおやつ”というビミョーなスタンスが似合うような気がします。ボーダレスあんこってところでしょうか。あんぱん、という名の和菓子もあるのですが。
スイーツライターをしている、ここなっつと申します!
あんころりんさん、本を出版されるんですね!
すごいですね☆ 絶対、買います!
私はまだまだ修行不足なので、ぜひ情報交換しましょう♪
よろしくお願いします!
わたし、子供のころからアズキに溺れ、死ぬ時は棺はアズキで埋めてください!の部類の人間です。
いつも、このHP見てます〜。
本を出されるとか…祝!ずぇったい買います!
これからも楽しみにしてます〜♪
P.S.今、佐野名物ナカダの桜あんぱん(つぶ)5コ×5本セットを注文し、冷凍して毎日1/2個ずつ食べてます(もったいなくて…)。私の中では世界一美味なあんぱんです!
だがしかし、あんこを詰めて焼けばいいんでしょ的なパン屋さんもたまにあるのが残念。和菓子屋さんでないならなおさら、あんこにもきちんと向き合ってほしいと願うのであります。
いま、ソニーマガジンズのサイトで本の表紙を拝見しました〜。うひょ〜豆大福かわいい〜。
はじめまして、こんにちは。
そうなのです、昨晩校了致しました〜〜。
ぜひご覧頂き、良かったら感想などお寄せ下さいませ♪
>スイーツライターをしている
マジメに取り組みましたが、プロのライターの方の文章力には足下も及ばないのです。
情報交換!
こちらこそ、いろいろ教えて下さいねー。
これからも宜しくお願いします。
さて、このたび、単行本を出版されるとのこと!
おめでとうございます!!!すごいすごい!
すっごく楽しみにしています。9月25日、本屋に走りますね!
ではでは今後のご活躍、期待してます!
何年か前に「たいやき」で検索していてこちらにたどりつきました。たい焼きも和菓子類も大好きなのでそれ以来時々読ませていただいております。
本の出版、おめでとうございます!
たいやきのお店は載っているのかな?載っているのだとしたらどこかな?と思いながら楽しみにしています♪
私も出版される本の表紙をHPより見させていただきました〜!ピンク色の表紙はブログの壁紙のイメージになっていていい感じですね♪
あんぱんはお店の数だけそれぞれのあんぱんがあって楽しめますね。
ついつい黒ゴマがのっている王道の小倉あんぱんに魅かれてしまうのですよね〜。
はじめまして、こんにちは。
お返事が遅くなってすみません。
すてきなお名前♪お風呂ってすごいですね、私なんかまだまだだあ。本を購入していただけたらとても嬉しいです。絶版の危機を回避するご協力をよろしく〜。佐野、ナカダのぱん、あのポスターがめちゃ好みです♪こんど食べてみたい。
まったくもって仰るとおり。それ故に、このブログをはじめたってところはないでもない。あんぱんって必須アイテムだから逆に雑になりがちかも。きちんと手で包んで欲しい&作り手がおいしい、と思うものがいいな。
表紙!かわいいでしょ?でしょでしょ?
さらにすごくステキな帯がつくのですよー、楽しみにしていてね!
嬉しい♪お元気ですか。
もちろん、かたときも忘れたことないですよー。
トップの画像はkekoさんとご一緒したときの柿あんぱんです。
頑張って出版にこぎ着けました。ぜひぜひご覧頂きたいと思います。買ってくれたらなおうれしい(笑)。たくさんの方に読んで頂きたいから再刷されたらいいな、と高望みしています。
ぜひ、またデートしたいです。連絡トライしてみます。
お久しぶりです、お元気ですか。
たいやき!あったぼうよー。もちろん登場します、それもひとつふたつではありません。
近来まれに見る、たいやきの多い和菓子本かも。
今回の選択基準は「おやつ」。言うなれば、“ケ”のお菓子、です。ぜひご覧になってご自身で楽しんで下さいねー。
ありがとうございます、表紙お気に召しました?
さらにすてきな帯が付きます、中身はそこそこ?でも表紙でなんとか、買って頂きたい(笑)
私も〜!いつもシンプルな粒あんぱんを選んでしまいます。ひねったものははギャンブル感ある。&こしあんってクオリティを保持するのむずかしいかんじがします。