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「和菓子wagasi」−東京のお菓子・菓子パンを歩く

2011年07月19日

みちのく甘党一人旅@仙台/蒸菓子司 賣茶翁〜葛まんと薄茶、雪茶(かき氷)

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薄茶と"葛まん"
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街中とは思えない静かな佇まい。店構えは仕舞屋


和菓子wagasi−東京のお菓子・菓子パンを歩く

先週、大船渡から戻ったその翌々日、
みちのく(甘党)一人旅へ行ってきました。

その幕開けがこちら・・・

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小さな画像はクリックで拡大♪

・・「蒸菓子司 賣茶翁(売茶翁=ばいさおう)」
仙台中心街の外れにある菓子喫茶処です。
このたびの東北お菓子巡りはここから始まりました。

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「賣茶翁で緑茶と蒸菓子(生菓子)を頂く」。
それが仙台行の目的のひとつでしたので、
何をおいても最初に訪れたかったのです。
ちなみにほかに上生菓子を蒸菓子と呼ぶ店は京都「塩芳軒」があります。

仙台屈指の御菓子司に数えられる「賣茶翁」ですが
東京では知る人ぞ知る、とでも言いましょうか、
茶人に極めて評判の高い店で、食生活史研究家の大御所鈴木晋一さんは全国ベスト5に入る、と断言されています。

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行燈

この店は電話がないので予約できません。
(それ自体が有名だったりする)
以前に発行された書籍のいずれにも「電話なし」と記載されており
ここをよく知る方にも(朝イチで行かなきゃダメですよ)と
釘をさされていたので午前中、10時過ぎに訪れました。
人気のある菓子は早くに売れ切れてしまうらしい。

広い通りに面しているけれど
知らなければ通りすぎてしまうような店構え、
黒塀に見越の松と行燈、玉砂利につくばい、水引のれんなど
店の挟持を思わせるしつらえがそこここに。
じつに趣ある仕舞屋です。かっこいい。

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煎茶日日起松風(又煎茶日々起コス松風ヲ)は賣茶翁の言葉

引き戸を開けると店舗ですぐ右手の座敷が喫茶処。
あがると座卓脇の火鉢大の香炉からひと筋の煙が立ち昇っていました。
ひっそりとした部屋に座ると慌ただしかった今朝のことが夢のような気がします。

早くに来たおかげで思い通りにお菓子を選ぶことができ、、
朝に仕上げた"葛まん"を薄茶で頂くひとときに恵まれました。

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床の間と廊下の天井

葛まん。
あんの量が控えめでたっぷりとした葛生地のフレッシュなこと。
もったり・ふるんとした口あたりと風味っていうのは葛でこそ。
何にも代えがたい夏のよろこびだわね〜、と口福に耽ります。

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お茶は煎茶、濃茶、薄茶があり、暑いこの時期は冷茶も選べます。
点てて頂いた温かい薄茶はきめ細かな泡立ちでなめらか。
香り・苦味・甘みの均整がとれた上等な一服でした。

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さらにウレシかったのはこの時期ならではの"雪茶"…つまり抹茶のかき氷を調製していたこと。

午前中とは言えすでにピーカンの街を歩いてきたワタシ。
お菓子とお薄を頂いたあと、さらにこの"雪茶"も所望。

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さらさらと細かに挽かれた氷を甘くほろ苦い抹茶蜜と混ぜ、さじで掬い舌にのせる。
旅の疲れが吹き飛びます。

「東北で散財=景気付け」という建前の"みちのく甘党一人旅"。
初っ端からものすごーい満足感と達成感にまみれたは言うまでもありません。

むろん。
「賣茶翁」で獲得したお菓子はこんなモノではありません。
今回は序章、次回から詳しく書きたいと思います。

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ありがとう東日本パス。
だからワタシはみちのくへ。
再度発売を熱望する。

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白松がモナカ本舗
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他多数

●店と菓子のデータ
蒸菓子司 賣茶翁(売茶翁)
宮城県仙台市青葉区春日町3-13
9時〜18時(喫茶 10時〜17時) 定休日:1日、16日
・葛まん(葛生地にこしあんと白餡入り)370円) 薄茶一服300円 雪茶650円

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●twitter


●おまけの話
ぷるみえさんの記事で知った東日本パス。
これは是が非でも利用しなければ!と心に決めて終了間近、ようやく実現しました。++ぷるみえさんありがとう♪いやー画期的なチケットでしたよ。
企画の思うツボのまま東北に出かけて ここしばらくはお菓子を買わなくて良いほど散財してきました。
ていうか。買おうにもない袖はもう振れない。
でも…東日本パス、販売再開を熱望します。
・賣茶翁の屋号由来はこの僧でしょう、どう考えても。

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posted by あんころりん at 18:26| 東京 ☔| Comment(8) | TrackBack(0) | かき氷、たい焼き&今川焼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
仙台の繁華街には先の大戦の戦災によるためか?(京都、金沢、松江は戦災を受けていないので製菓技術が引き継がれていますが、戦災で町が破壊されると道具や文献、人材がなくなり復興に時間がかかり、100%再生は不可能)あまり老舗の菓子店は見られないように感じますが、仙台藩62万石の城下町だけに探せばあるんですね。

しかも今の情報通信の時代に電話番号を公表していない(ご家族の連絡用にはあると思います)というのもすごいです。

今後の展開が楽しみです。
Posted by 笹団子 at 2011年07月20日 20:39
これはこれは、すてきな一人旅♪
しかもいきなりこんなにすてきなお店ですかー。なんだかありがとうといいたい。
あんころりんさん、ありがとう〜!
Posted by kozue at 2011年07月22日 23:31
こういう田舎の(私の住む街も十分田舎ですが)のんびり一人旅。癒されますね〜。
いろんな事に追われずにボーーーーっとした旅がしたい・・・。

先日の水羊羹、どうも私は好みではありませんでした・・・。豆の方は好きなのですが。もしお口に合わなかったらごめんなさ〜い!
Posted by いもすけ at 2011年07月23日 06:15
笹団子さん
お返事が遅れてすみません。
こちらお店の方は若い女性三人で対応してくださいました。皆さんそれぞれ携帯をお持ちかと想像します。
和菓子作りは概ねが口伝相伝ですので個々のお店で事情は異なるでしょうね。東京・大阪・長崎などなど各地方で老舗和菓子店が伝来の菓子を作っているのはすごいなあと思います。
ところで賣茶翁は戦後のお店ですので・・。
Posted by あんころりん at 2011年07月24日 11:56
kozueさん
喜んでいただけるとワタシもウレシイ。ありがとう〜〜kozueさん。しばらくみちのく編が続きます、予定だけど。
Posted by あんころりん at 2011年07月24日 11:58
いもすけさん
田舎に見えますけど、ほんとは都会の真ん中のお店なんですよ。でも店内に流れるときはホントにのんびりしたものでした。
あ、豆かんはすごおく好きでした、水羊羹まだですけど逆に興味津々だー。いもすけさんのイマイチ指定、楽しませてくださってありがとう♪(笑)
Posted by あんころりん at 2011年07月24日 12:01
私は先日久々にみちのく煎餅を買いましたが、お菓子に直接巻いてある包装紙の臭いが、お菓子に付着して、くさかったです。
お煎餅から包装紙を全部外して、乾燥しないようにキッチンペーパーとラップに包んで2日で臭いはとれました。
どら焼も焦げのような苦味がありました。私の個人た的意見ですが、私は以前のようにお遣い物には出来ません。
Posted by こたちゅん at 2011年10月28日 22:21
こたちゅんさん
お返事が遅くなりごめんなさい。
>…紙の臭い
ワタシの購入したものは問題ないようでしたが、その印象はがっかりされたでしょう。好きなお店の味が以前ほど好みでなくなるのは残念なことですね。
ワタシは今回の訪問では煉羊羹と最中を気に入りました。
Posted by あんころりん at 2011年10月31日 11:51
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