小石川/一幸庵～葛まんじゅう「青葉の影」、わらびもち、羽二重もち「花いかだ」: 近所の和菓子屋さんの豆大福、パン屋さんのあんぱん

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「和菓子wagasi」－東京のお菓子・菓子パンを歩く

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2012年05月12日

小石川/一幸庵～葛まんじゅう「青葉の影」、わらびもち、羽二重もち「花いかだ」

和菓子wagasi－東京のお菓子・菓子パンを歩く」

ふるるん

"青葉の影"。すこし前の話ですが。
一幸庵、4月3週目の生菓子・・・

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・・です。
葛まんじゅう、ということですが
包あんせずに小判形の葛生地であん玉を挟んだもの。
柏餅に似たつくりです。
すーっかり忘れてたんですけど。
3年前にもおなじものを同じ時期にいただいた。

葛のとってもなめらかな面は（葛焼きのように煉らずに）うす～く蒸して、粉取りして仕上げるのでしょうか？
かなり広い面積の蒸し器がないと大変そう。少しずつ分けて蒸す？いやまさか。
おそらくは（くず桜のように）煉った種を蒸して、粉取りして完成、と思われますが？
不思議～すてき～。

いずれにせよ、口あたりが好きなのでたっぷりとした葛はウレシイ。
若葉茂る頃の木漏れ日か、あるいは葉陰に見え隠れする花に見立てたような、淡い彩りが爽やかです。
うっすら透けている黄と淡いピンクは小豆こしあんに黄とピンクにそれぞれに染めた白あん（もしくはこなし）を付けて丸めたもの

これら彩色に関して一幸庵は注意を払い、使っているのは天然色素だそうです。
その辺りのことも含めて次回、しっかり書きます。

せっかくなので
羽二重もちとわらびもちの画像も。

4月初旬の羽二重餅「花いかだ」、中は瑞々しい大納言粒あん（能登産）
一幸庵の羽二重もちについてはこちらにわりと詳しい。

ご存知、代表的な生菓子「わらびもち」。
人々が夢中になるほど、熱心でなかった一幸庵の蕨餅。
今回これまでのなかで一番ピンときました。
なぜかな。

（わらび餅粉ではなく）本蕨粉だそうです、すごい　国産かなあ？
仕上げに煎りの深い黒須黄奈粉を塗して

次回はきんとん。
今度は告知だおれではないので、まて次号。

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★お店と菓子のデータ
菓子調進所　一幸庵
〒112-0002 東京都文京区小石川5-3-15
東京メトロ丸ノ内線：茗荷谷駅より徒歩5分
葛まんじゅう"青葉の影"（中は小豆こしあん、黄とピンクに染めたこなし？白あん？を重ね）
羽二重もち（羽二重餅）"花いかだ"
わらびもち（本蕨粉　漉餡　黒須黄奈粉）

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・おまけの話☆
※当初、うっかし下書き状態でアップしてました。恥・・
☆和菓子協会のＨＰ内「菓子調進所　一幸庵」にある「月の数え歌」は現在行なっていません。実施していた頃は毎月をとても楽しみにしていたのですが。聞いた話ではエシレバター付きのあんパンばかりに予約が集中したのでやめてしまったらしい。
腹太餅、また食べたいな。最後の"冬の水羊羹"は時間が合わずに行けなかったのいまも心残り・・

●お知らせ●
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