和菓子wagasi−東京のお菓子・菓子パンを歩く」
生姜と実山椒の葛まんじゅう
本日から『御菓子とパンの日記』を始めます。
がっちり書き込む記事と記事の合間に。
日々、口にするお菓子から、気軽に書いてみようと思います。
さっそく第一回目は銀座の・・・・
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・・・日本料理店『六雁」の葛まんじゅう。
料理店として御食事の営業は夜からですが、お菓子は予約をして日中、御支度中の店内で受け取ります。
店のHPと中島久恵先生のブログでこのお菓子を知りました。
葛の生菓子が大好きなワタシは、季節が終わらないうちに、と予約をして伺いました。
並木通り沿いのビルの6階にあるお店に足を入れると。
・・・なんだか懐かしい匂い。
じつは実家の生業が日本料理店だったので、仕込みの時間に漂っていた匂いを久々思い出しました。
六雁の葛まんじゅうは夏の生菓子。
白手亡豆のあんには
小豆あんには緑の実山椒が。
口にいれるとほわっ。山椒の香りが鼻孔を抜けます。
だいたいにおいて本葛粉100%の生菓子は、1時間も冷蔵すると固くなってしまいますが、 こちらの葛まんじゅうは要冷蔵。
吉野葛、と記されていますから、吉野本葛粉ではないのかしら。
吉野本葛と吉野葛の違い
保湿性のある糖分も入っていますから、その効果もあるのでしょう。
あまりの暑さに冷蔵OKと言われて、ちょっぴりがっかりしつつも、内心ホッとしてしまった。
ピリッと効かせた生姜の風味、山椒の香り。
トロンと冷えた口あたりにほどよい刺激。
うだるような夏にふさわしい、手頃なおやつです。
マカロンと求肥はまたあらためて紹介しましょう。
六雁
葛まんじゅう:4個入630円(グラニュー糖、手亡豆、小豆、葛粉、生姜、実山椒、トレハロース)
★おまけの話
halfapersonさんのケーキ日記みたいに上手に簡潔に、日々の御菓子について書きたいな、と以前から思っていました。
早い話 真似です。できるかどうかわかんないけど。
halfapersonさま、勝手にパクります。お許しを。
・・・・・
木村屋總本店銀座本店の話は続きを書くつもりです。
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食後に頂くにもよさそうな涼菓です、パティシエンヌ=女性の菓子職人の方によるものだそうです。
しかし 毎日暑いですね〜。
白餡の葛まんじゅうに魅せられておりますが、どちらも日本料理店らしい発想ですよね。
テレビのことは後から知りましたが。最初に電話したときは、おそらくそのせいでマカロン以外はお休み中って言われて。マカロンより葛まんじゅうが食べたいからってキャンセルしようとしたら、あらためて連絡をくれてこの日ならお作りできます、と。受付の方が気を利かせてくれたのですよ。結局マカロンも頂きましたが。