和菓子wagasi−東京のお菓子・菓子パンを歩く」
「ポワラーヌpoilane」のクッキ−。
近所のパン屋さんからパリ土産に・・・
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・・いただきました。
以前 とらやパリ祭の記事で紹介したポワラーヌ。
1932年、パリに創業した老舗パン店で、主たる品は伝統的製法の"パン・ド・カンパーニュ"。
自家製自然酵母を使った一抱えもある大きな丸い田舎風パンです。
今回もおまけに2スライスいただいちゃいました、ホントに嬉しい♪ありがとうございます。
パリでパン・ド・カンパーニュと云えば、ポワラーヌの名がまず挙げられるでしょう。
パン・ド・カンパーニュ。
この伝統的製法の黒っぽいパンを、フランス人はずぅっっっと夢中で、好んで食べてきたか、というとそうでもないようです。
パリなどでは高度経済成長期には手間のかかる地味な味わいの自然酵母によるカンパーニュは あまり作られなくなったのだそう。
・・・・あまりツッコむと付け刃の知識がバレるので、これ以上書きませんが、興味ある方はHPの歴史を詳しく読んでみてください。
さてクッキー。
少し前に伊勢丹新宿店に少量入荷したようですが、 人気が高く、2度ほど午後に行くと売り切れだった。
そんな話をしたところ、ご親切に(パリに行った時に忘れなければ買ってきましょうか)。
思わずご厚意に甘えてしまいました。
星型と花型どちら?と訊ねてくれたけれど
何しろまだ食べたことがないのでおススメを、と。
受け取ったのはうんざりするほど暑い日中。
とても興味があった(食べたかった)ので、連絡を頂いて、すぐに取りに伺ったのです。
ちょっとクッキーって気分でもないかな、と思いつつ、
食べてみると「うわ、好き」。
小麦粉、バター、砂糖、卵で作られた小型のバタークッキーは シンプルで素朴な口あたり。
バターを使っているけれど、食べ心地が重くないうえに油脂臭さがまったくありません。
じつはワタシ、国内ほとんどのバタークッキー、サブレの類が苦手で、 おいしいと思えるのはごくごくわずか。
数少ない好きなものの中で、個人的に思い出したのは壺屋総本店のデセール。
あちらはビスケットといったかんじで、もっとしっかりした歯ごたえですけれど。
ポワラーヌのクッキーは、伊勢丹で販売した折には確か2000円ほどだったような?
当然ながらパリではごくお手頃な価格だそうです。
HPを見るとカニさん型もあるみたい。
おすそ分けのパンのついてはまた。
ポワラーヌ Poilâne Bakeries(英語版あり)
今回はLe Marais district マレ地区のお店で求めてくださった。
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御菓子の日記、これからも楽しみにしてます!
このクッキー、食べたことあるという方が思ったより多いんです。皆さん、美味しい物に関してはワールドワイドに手を広げてるのには驚きました。欧米事情に関してはひどく情報にウトいみたい。なんとなく反省。
>御菓子の日記
ありがとうございます。
今のところは楽しんで書いてます、この調子で続けられたいいな。