↑上:白峯大根 中:南瓜ムース(南瓜チップス&大納言小豆付き) 下:鯛もなか
麻布十番は親しみのある美味しいお店が今も多く健在の
昔ながらのの商店街です
顔を上げればそこには六本木ヒルズがそびえ立つ
そんなロケーションもうっかり忘れてしまう
下町風の魅力もたっぷりな町で
ぴかぴかのヌーベルスイーツのお店がひょっこりと・・
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外苑東通りから鳥居坂を下り左に歩けばそこは
都会のエアポケット的高層ビル剣が峰のふもと、麻布十番商店街。
個人的には一番近くて楽しい“昔ながらの下町”
抜群の好ロケーションから新しく洒落のめしたレストランなども
どんどこ出来るけど
“あんこ系保守派反主流”を辞任、いやまだ自認する
とってもコンサバティブなおやじ体質なので
結局好みのお店は代わり映えしない・・・
と思ってたら!
出来たのだ〜
“ヌーベル系アバンギャルド和の甘味処”が。
と言ってもオープンしてもう2年だけど。
↑拡大で“黒糖のパルフェ”黄色のトッピングは“生姜”
手前のベージュの丸っこいのはもちもちの黒糖白玉!
名前は平凡だがとても個性的で超お気に入り♪
『楽食楽菓 梅芯庵』は
白い外観があまりにも眩しくて、お汁粉屋さんモードで訪れると
腰が引けるかもしれませんが、お店のもてなしも丁寧で
価格もかなりお手頃ですからお茶やお菓子だけでもOK。
確かにあんみつ屋さん、和甘味処というよりは
“会席料理のデザートとしての創作甘味”をテーマにした
“ちょっと雅”を日常に、っていうのがキーワードの清潔なスイーツブティック風。
和食ランチやディナーも充実している上に
創作和甘味の試みでは他を抜きんでた印象です。
↑野菜のステーキランチは大根のグリルと南瓜のすり流し汁他、
デザートはトップ画像のムースなど
お気に入りはやはり代表的デザートの「白峯大根」と
そして道明寺粉を中に使いもっちりした「南瓜ムース」。
どちらも和素材の味わいと後味の良さを上手に生かした
ヌーベルスイーツってかんじです。美的満足度も高いし。
基本のあんこはあっさり後味が良いので思いがけない素材との折り合いも良く
野菜などを使ったデザート類もどれも美味しいのです。
↑拡大して、あっさりとクリーミーな大根の中は白あんと大粒苺
巷では野菜を使ったスイーツは注目され、なかなか人気ですが
(話題のケーキ店にも一応出掛けたしね)
個人的には(和菓子で長年培われた旬の素材使いの完成度って
格別すごいんだなー)、というのがこれまでの正直な印象でした。
まあ好みのモンダイですけど。
しかしこの「白峯大根」は大根の繊細な食感となめらかさがあってこそ
独特の美味しさが完成してる、という印象です
かつてないようなデザートは器や意匠も心配りされ目でも楽しめます。
なめらかなみぞれ仕立ての“だいこん”を
さらりとした“モンブラン”的に仕立てており
そのダイコンクリームに包まれるのは
甘さとクセを抑えた白こしあんと甘酸っぱい大粒苺。
苺が食感と風味のアクセントになり
白あんがバランス良く舌触りもなめらか。
まわりに散らした梅酒のクラッシュゼリーとコロロンのパパイヤの酸味も
爽快感が増してとても効果的です。すごーく爽やかで好み♪。
トップ画像の“南瓜ムース”は何とこのボリュームと仕上がりで
後で、述べますがランチセットの8種類ほどから選べるスイーツのひとつ!
すごーく得しちゃった気分でそれだけで嬉しいのに
これが見た目よりずっとひねりのある優れたデザート。
何しろ中が道明寺♪なのでむっちりとした食感がたまらないし
甘さもほどよくバター臭さは皆無で和の和み感と
洋風の充実感が両立して本当に美味しい物でした。
↑ぜひ拡大、ランチには充実のデザートを好きな物がチョイス出来ます
テーブルで頂いたのは
その他に“旬のフルーツ苺あんみつ”と
一応恐い物見たさ?で“チョコレート羊羹のデザート”
渋めの“宇治かぶせ茶”(ポットたっぷり)と共にいただきました。
↑ぜひ拡大“旬のフルーツあんみつ”はもちもちの白玉と小豆粒あんと白こしあんにたっぷりの寒天でとても充実の内容
添付の白みつと生クリームは好みで
連れのランチは“野菜のステーキセット:好みのスイーツ付き”。
このランチも大変充実して、しかもこの“選べるスイーツ”っていうのが
破格の充実振り!付け足しみたいなプチデザートなどとは大違い。
ボリューム、クオリティ共にずらりと並べば壮観!で、もう大はしゃぎ〜。
恥も外聞もなくすべて撮影させてもらうほど(ひでぇ〜)大喜び。
どれも見るからにチャーミングで美味そうです。
↑上に羊羹をトッピングした“小倉プリン”は中にこしあん入り、
今回は残念ながらパス、う、うまそうだー
次から次へとスイーツを食べ尽くす不気味かつ無礼な客にも
スタッフの方も丁寧に対応して頂き、かなり上機嫌。
上機嫌ついでに(これだけ食べても)
先ほど見かけた選べるけど選ばなかったスイーツに未練たっぷりで
「テイクアウトもお願いします」ははは。
よく見れば和菓子もちゃんとあるしね。
↑杏仁タピオカ小倉のせ、杏仁の香り高くこしあんが美味い
創作スイーツからは
まずはこしあんが気になった“杏仁タピオカ小倉のせ”と
フルーティなラズベリーソースを忍ばせた“杏仁フルーツ”
モチッとしたお豆と白玉に惹かれて“黒糖のパルフェ”
和菓子は“きんとん”“わらび餅”可愛い“鯛もなか”をチョイス。
↑杏仁フルーツの中にはたっぷりの甘酸っぱいラズベリーソースが仕込まれて美味〜
帰宅すると何故か無関係に上野広小路“岡埜栄泉”の豆大福が
お利口に留守番をしていたが
結局“鯛もなか”以外はすべて当日中に大変おいしく完食致しました。
和菓子たちも親しみのある後味のよいこしあんが大変好み。
ほうじ茶やあっさりしたコーヒーでも頂きやすい
美味しい物でした。
やはり和スイーツの基本はなんてったって“あんこ”でっせ。
↑後味の良い“きんとん”中は小豆こしあん
どのデザートも和菓子も
概ね満足の後味と楽しさでした。
また楽しみが増えちゃってどうしよう、麻布十番たら。
でも、もっちろん!たい焼きも忘れてませんからね。
↑上から、杏仁タピオカ小倉のせ、鯛もなか、わらび餅、きんとん、杏仁フルーツ、その上が黒糖のパルフェ
◎おまけの話◎
現在、麻布十番はたい焼きの「浪花家総本店」は再建築中なのでちょいと淋しいが「たぬき煎餅」「豆源」蕎麦の「更科堀井」など昔ながらのお店がずっと健在でいつもながら楽しい町です。
本文中の“話題の野菜ケーキの店”(右の画像)は嫌いではないけれど、
大感激もなくて和菓子は基本が豆類、寒天、葛、わらび粉などで季節毎の素材を取り入れる知恵を使い何百年も経ているわけですから
比べてしまうとその完成度がやはり違いますよね、
素材の必然性という点が特に。
梅芯庵では“白峯大根”など大根ならではのおいしさがあって個人的には感激がありました。
チョコレート羊羹に関してはもっとすごく苦ーいものを期待してましたが案外普通に感じて。
何だか“餅は餅屋”ってところでしょうかね。
↑とっても気になる“チョコレート羊羹のデザートにもあえて挑戦!
●お店データとあれこれ
★楽食楽菓 梅芯庵 らくしょくらくかばいしんあん
住所:東京都港区麻布十番1-9-2 ユニマット麻布十番ビル1-2F
定休:無休 営業時間:11:00am〜23:00pm
※
梅芯庵の母体である梅林堂は、1864年元治元年創業。
現在は埼玉県熊谷市に本社を置き和洋菓子製造販売で
昭和27年に会社組織に。
年商400億円、30店舗以上を擁する大型菓子店と言えます。
↑ランチはクリックで拡大
●菓子のデータ
・白峯大根682円(店内)
材料)大根のみぞれ、白あん、苺、梅酒ゼリー、パパイヤ、金箔、大納言、梅?
テイクアウト:420円
・旬のフルーツあんみつ・苺892円
材料)寒天、苺、小豆つぶしあん、白こしあん、白玉、赤えんどう
(添付:白みつ、生クリーム)テイクアウトあり
・チョコレート羊羹682円
材料)こしあん仕立てのブラックチョコレート羊羹、キウイ、苺、ホイップドクリーム、バニラアイスクリーム、金箔、ピスタチオ
テイクアウトあり
・野菜のステーキセット(ランチ)1365円
焼梅湯、大根と帆立のグリルステーキ、グリルドトマト、エビのおろし和え、南瓜のすり流しスープ、じゃこの炊き込みごはん、選べるスイーツ(南瓜ムースを選択)
・宇治かぶせ茶525円
ポットサービス(お代わりOK)
・南瓜ムース(画像はテイクアウトサイズ)
テイクアウトは399円 店内でフルボリュームなら893円
材料)南瓜ムースの中はもっちり道明寺。南瓜のチップス(美味)大納言小豆とシナモンのトッピング
以下テイクアウトスイーツ
・杏仁タピオカ小倉のせ399円
材料)杏仁クリーム、タピオカ、こしあん
・杏仁フルーツ 材料)杏仁ソース、タピオカ、苺、キウイ、ホイップドクリーム、梅酒ゼリー、ラズベリソース、ミント
・黒糖のパルフェ 473円材料)黒糖ババロア、黒糖白玉、黒豆、ホイップドクリーム、生姜砂糖漬け、生姜と黒糖風味のゼリー、ミント、ラズベリーソース(トッピング)
・きんとん(上生菓子))
材料)煉り切りのそぼろきんとん、濃し餡玉、金箔
測定体重約41g
測定糖度Brix約56.8%
・鯛もなか158円
材料) もなか、大納言粒あん
測定体重約33g
測定糖度Brix約67.1%
・わらび餅158円
材料) きなこ、こしあん、他
測定体重約45g
注※
今回使用した糖度計は「ATAGO.PocketPAL-2」。
何せ素人が使っているのであくまでも目安。
今回は2〜3回の計測です。
ちなみに、この数日前に私が計測した「雪印コンデンスミルク」はBrix約70.6%でした
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行ってみたいという気にもなりませんでしたが
商店街というのは興味があります。
浪花家総本店や御蕎麦屋さんもあるなら
行ってみましょうか。
1月松、明ければ暇になるので行ってみましょうか。混んでいるかな。氷川神社とか。
もう頭の中はビルしか想像つかないんで
田舎者はだめですね。
たい焼きならまずは麻布十番です、あの江戸川橋浪花家もここの総本店からのれん分けしたのです。今も麻布善福寺ではわき水もでて、十番温泉には卓球台なんかもある、そんな商店街です。蕎麦屋と洋食キッチンがやたら多くお煎餅や人形焼きとか庶民的なおいしい店だらけ。楽しい下町ですよ。私は未だに六本木ヒルズ行ったことないし(笑)。
名無しさん
はじめましてこんばんは。コメントありがとうございます。わかり辛くてすみません、残念ながらこのお店自体は六本木ではないので、ことによると別なお店かもしれません。存じ上げないのですが王様ブランチは六本木でしょうか。いずれにせよこちらも“きゃーきゃー”言ってますから一緒かも。
でしょ。でもこれがおいしくってびっくりでした。もっと妙なもんかと思ったんだけどね〜。
ところであんころりんさん。十番というば浪花家ですが、浪花家がカフェを開きました。私は今ダイエット中でやめているのでまだ食べていないのですが昨日も前を通りました。他の方のブログですがこんな感じです。
http://e-food.jp/roppongi_blog/archives/2005/09/naniwaya_cafe.html
こんにちは。
お香には気がつきませんでした、さくらさんの様なかたが多くてやめたか弱めたか、私は鈍いのか?連れは香水など苦手なほうですが気が付かなかったみたいですよ。
Naniwayaカフェ情報ありがとうございます事実は私も開店後即行ったのです。
興味があったら記事にしてますのでご覧下さい。
http://yuki-ssg.seesaa.net/article/5831441.html
最後までお読み下さることを祈って。
こんにちは、同じお店でしたか。私にとってヒルズ辺りと十番って違う印象なのでこちらこそすみません。
私はおっしゃるようなお店をとても大事にしています。本気で応援しています。
私はそれぞれの町の和菓子屋さんを皆さんが大切にしてほしい、そんな気持からブログを書き始めました。
ただそういうお店を元々好きな方はきっと何も私などが言わなくても大切に愛していくはずです。
そういう小さなお店以外に興味がある方にも
町の和菓子屋さんの良さを知って欲しいので様々なお店を取り上げています。
一生懸命何かをご提供下さる職人さんやご主人、お店にはすべて敬意を表しています。
そして、私なりにカーブや変化球の中に
「渾身の直球ストライク」を投げているのです。
ストライクばかりだときっと良く伝わらないし、
とにかくより多くの方に少しでも興味を持ってもらいたいのです。小さな和菓子屋さんとパン屋さん。
変化球の方もひどいなーと思うものはもちろん書きません。例えば価格もたまに頑張っても良いかなと思って良心的で味にも満足、気分良く楽しめた物に限っているつもりです。偉そうだけど。
今まさにこの記事の後に書いているのは驚くほど
名無しさんが愛して下さる様なお店の事です。だからこのコメントにはびっくりです。ココだけの話“白衣”ですからね・笑
まあそんなわけで緩急織り交ぜって訳でもないけど、やってます。ジャンルは広いっていえば広いのか、狭いのか?
梅林堂は私の実家の方にありまして、小さい頃から食べていました。そのお店が十番に出来たということでオープン当時お伺いしました。形はとってもかわいいんですが、私的にはちょつと苦手な味で。。。まあ簡単な食事も出来ますし使いやすいことは言うまでもありません。
十番といえば、浪花家。そのカフェが出来ましたがいかれましたか?カフェっぽく簡単な食事もできるようですが、私は現在ダイエット中で炭水化物と糖質を抑えて降りますので伺えません。あ〜あ、残念。今はあんころりんさんの美味しそうなブログを見て、ただ満足の毎日であります。
でもあんころりんさんのブログで満足の毎日。
ダイエット終了までただただ情報のストックです。
こちらこそすみません、seesaaの反応が鈍くて。昨日からのメンテナンスでは皆さまご迷惑をかけましたけどこれで少しはコメント反映が早くなると良いのですが。
ダイエットですかー、いいな意志が強くて。私は我慢が出来なくて成功したことないんです。
梅芯庵の杏仁系の香りがお嫌いなんでしょうか。あれは好きずきありますものね。ただクリーム感が薄いので濃厚なお菓子が苦手な私には新鮮です。Naniwayaカフェは私も一年以上出掛けてないので様子が変わってると思いますが試してみて下さい。先日更科堀井へ行ったらNaniwayaさんはお休みで…。
おひさしぶりです〜。 ときどきのぞきにきては,美味しそうな
和菓子を見て,満足〜(*^0^*)して帰っておりました。
今回の,大根を使ったもの,ビックリです! 中に白餡と苺が入って
いるのは,よくある「苺大福」のようですが,皮がちがいますね。
大根を使うとどんな味になるのかとっても興味があります。
しかし,世の中にはいろんなお菓子があるものですね〜。
いつもながら,あんころりんさんの紹介文にも読み惚れて,
そして,すてきな写真にもうっとりして・・・目の毒だと思いつつ
また来てしまう私です。
こんばんは!お久しぶりですー。うれしいなあ、葦笛さんらしく?大根に反応してくださいましたね。これはおいしかったのですよ、一体どんなかな?って思いますよね、大根があっさりしたネバリのないスイートポテト?ってかんじでしょうか、でもほっくりはしてません、ってこれじゃわからないですねー、おろしりんごを搾っったかんじでしょうか。少しクリームがつかってあるかもしれませんがあっさりしてます。お料理上手な葦笛さんに挑戦してほしいなぁ。本当にいろいろ考えますよね、これは和食の達人みたいな料理人が考案したそうです、写真が気に入って下さってっすごくうれしいです、また気が向いたらいらしてくださいねー♪