ポン菓子おこし
新橋にある「せとうち旬彩館」は香川と愛媛の県産品がてんこ盛り。
「讃州和三盆糖生キャラメルロール」は・・・
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和三盆糖の産地、讃岐=香川の菓子です。
調製したのは東かがわ市のてつや商店。
こういったカステラ巻きっぽい菓子に目がないワタシ。
即、買い物カゴに投入です。
「てつや商店」の主力商品と思しき「讃州ロール」というお菓子の姉妹品のようです。
個人的には讃州ロールほうが、ルックス的にシンプルだしクリーム少なめで好ましかったのですが。
諸事情から(←大げさな)生キャラメル…を選びました。
人気の高い「フワッフワの生地に(イカめしのごとく)どっぷり生クリームを詰め込んだロールケーキ」よりは、ある程度、しっかりした食感の焼生地が好きなワタシにとって、こういった素朴なロールタイプの菓子は、とても魅力があります。
口に入れると予想以上にやさしい味わいで、後味すっきり。
ストレートにおいしくいただきました。
「黒糖トウモロコシ」は愛媛県伊予の金沢製菓がつくったおかし…おこしです。
これを見つけて、最初の目的を思い出しました。
そうだ、ポン菓子が欲しかったんだ。
11月の仕事は新橋が拠点だったので、
kozueさんが紹介していた「ひなのやのポン菓子」を取り扱っている「せとうち旬彩館」をぜひ訪れようともくろんでいたのだ。
もちろん、"ひなポン"も買った。
ヒジョーに気に入りました。はちみつミカン味。
愛媛県西条市の菓子ですが、個人的に西条という町に親しみを感じていたこともあり、気になっていたのです。
ポン菓子にまつわる西条のお話はkozueさんのこちらの記事をご参照ください。(ひなのやHP)
話が飛びますけど
予想通り、せとうち旬彩館には舞い上がるほどいろいろなポン菓子が並んでました。
ひなのやのキャラメルナッツ味やきび砂糖味のほかにもたくさん。
なかでルックスからして圧倒されたのが「黒糖トウモロコシ」(9枚入380円)…だったというわけ。
「金沢製菓」は
戦後、水飴製造から始まった菓子製造者で、現在は酒米やうるち米の"おこし"を家族だけで調製しているようです。
そう、一般的なポン菓子はうるち米や餅米などで作ります。
が、「黒糖トウモロコシ」はその名の通り、とうもろこしでつくったポン菓子、のおこしで、
魅力はそのインパクトあるフォルム。
下画像はひなポンとのツーショット
ポップコーンっぽいのか、と思ったけれど
油脂類はまったく使わずに、黒糖を水飴と加工黒糖で固めているので、口当たりはかなりさっぱり。
甘さも淡く、いかにも手づくりの郷土菓子らしい、素朴な素朴なおやつです。
金沢製菓のほかのおこしも、ぜひ食べてみたい。
「ねーぶるりんぐ」(200g630円)は、入荷が限られるほどの人気商品。
棚に並んでいたのはかなりラッキーだったみたい。
瀬戸内産ネーブルの輪切りをそのまま砂糖漬けにした、ネーブルそのものの形と風味。
ほかの柑橘類の砂糖漬けにはない、フレッシュな味わい。
口にするたびに爽やかな香りが広がります。
製造者はとってもわかりやすく「愛媛果汁食品」。
ほかにも、魅力的な品がたくさんあった。
たくさん買った。
また次の機会に書きます、たぶん。
香川。愛媛せとうち旬彩館
・黒糖トウモロコシ:トウモロコシ 水飴 加工黒糖 カラメル色素
・ねーぶるりんぐ:ネーブル(瀬戸内産) 砂糖 クエン酸 ビタミンC
・讃州和三盆糖生キャラメルロール:卵 和三盆糖 小麦粉 バター 生クリーム 牛乳 グラニュー糖 水飴 乳化剤 バニラビーンズ 使徒 ショートニング
☆あんころ広報係☆
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1枚目のお写真の構図と配色が抜群です!!!
トウモロコシのポン菓子! ってすごい迫力ありますね〜。
ロールケーキにぐっと来ましたが、ネーブルリングも気になります。
ありがとう!なんてたってモデルがフォトジェニックですからねー。
たのしいですよー、せとうち旬彩館。
とうもろこしでポン菓子が作れるってことにまずは驚いちゃった。いろいろな味があればいいな、と思います。
香川・愛媛せとうち旬彩館は他に香川側には栗甘納豆や愛媛側には将来ネタになるであろう唐饅もいいですね。
特に香川県側の和三盆を使ったお菓子や愛媛県側の柑橘類のドライフルーツはいいですね。