あんころりんのiPhoneアプリ
「和菓子wagasi」−東京のお菓子・菓子パンを歩く

2013年04月13日

いちごの宝露せんべい、元祖みそ入大垣せんべい〜田中屋せんべい総本家/岐阜

和菓子wagasi−東京のお菓子・菓子パンを歩く
P1650721.JPG
P1650712.JPG
こちらはサクサクサクっと。オオガキ珈琲せんべい
P1650346.JPG
元祖みそ入り大垣せんべい。厚焼 二つ折、四ツ折 手強さが増していく

先日開催された全国銘菓展でハマりました。
あまおういちごを使ったおせんべいと、そして四ツ折せんべい。
それはもう・・・


人気blogランキングへ
人気ブログbanner_02.gif

小さな画像はクリック拡大

・・ステキなおせんべいなのだ。
「なーんだおせんべいかぁ・・」などとがっかりしてはいけません。
田中屋せんべい総本家の「元祖みそ入り大垣せんべい」は、
卵や膨張剤など用いずに麹味噌の力を生かして生地を調製した
手間とヒマをかけた一丁焼きによる焼菓子なのです。

P1650342.JPG
元祖みそ入り大垣せんべい 麹味噌で仕上げた洗練の味わい

一般的な味噌せんべいとくらべて風味が高くさらっとほのかな甘み。
とりわけ歯ごたえの心地よさと言ったら・・
全国の堅いモノ好きに強くオススメ申しあげます。
なかでもぎっちりとした噛みごたえの"四ツ折せんべい"は一度は"歯"にしてみたい逸品です。
そんな伝統ある大垣せんべいについては、お店のHPに詳しいのでぜひご一読ください。

P1650334-001.JPG

さて、2013年全国銘菓展限定のお菓子がこちら。
「宝露せんべい いちご」。

P1640964-001.JPG
クリック!

見た目は人形焼のようで、いちご餡でも入っているのかと思いきや、
しっかり密度の詰まったカタイおせんべい。
ギシギシ噛むといちごの風味がジワっほわっと広がる。

香料は使わずにピューレ状した生のあまおう苺を生地に加えているそうで
キャラ物にありそうな合成香料の菓子とはひと味違った、柔らかな香り。
なんとも微妙な食感で、ほんのわずか湿り気?のあるような・・
強いて言うならサスペンションの効いた硬さ。
噛めば噛むほど苺の風味が深くなるので、まさに硬さも味のうち。

P1640974.JPG
P1640973.JPG

また意匠がステキ。じつに手の込んだ愛らしい形は11種類。
すべて縁起のよい宝物づくしを文様から起こしています。
ひとつひとつ手作業で焼きあげるのだそうですが、1個の形に4本の焼き型が必要というのですから驚きます。
そしてこの重量がそうとう手強いようです。

たい焼きを例にとれば、いわゆる一丁焼きの型は2本一組でそれだけでも2.5kgぐらいありますから
4本というのは(多少サイズが小さめでも)かなりの重量と想像できます。

P1640964.JPG

「宝露せんべい」添付のしおりによれば
…生地はふわっとした気泡をつくるために手で混ぜてから一晩寝かせ、4本の型で15分間、八割ほど焼いて、最後に窯で一晩水分を飛ばして完成・・すべて手仕事なので一日に100個程度しか作れません…
〜ずいぶんと手間のかかったお煎餅ではありませんか。
ちなみにこちらは味噌せんべいではなく重曹を使った玉子せんべいの類になります。
でもカタイから安心して(しつこい)。

とはいえ。カタイもの好きはマイノリティの世の中ですから
「田中屋せんべい総本家」ではサクサクした軽いせんべいもつくっています。

P1650708.JPG

牛乳、卵、バターにそして珈琲を使った「オオガキ珈琲せんべい」はほろ苦さとサクサクの歯ざわりで咀嚼力に自身のない方にもオススメですし
山椒を(かなりしっかり)効かせた"たまり山椒せんべい"など大垣せんべいの味のバリエーションも数種類あります。


P1650350.JPG
味見に最適なおためしセット種類

おためしセットも買った。、どれもおいしいけれど
でも個人的には"四ツ折せんべい"向かうところ敵なし。

P1650355.JPG P1650356.JPG


1997年小学館発行の「老舗煎餅」に田中屋せんべい総本家が紹介されていました。
あらためて熟練職人さんの仕事ぶりを写真で見ながら味わいが深まり、
またゴリゴリと四ツ折せんべいを噛み締めるのでした。

★おまけの話★
お煎餅の記事って皆さんあまり読まないみたいで、
タイトルに煎餅が入るとアクセス数がいきなり減るんですよね。
でもお煎餅コーナーってそこそこ売り場あるし
物産展でも地味ながら人気ありますから食べないわけではないのでしょうけれど。
しかしブログなどWEB上記事で煎餅関係はきわめて少ない。
咀嚼力あっての味わいもありますし、味覚は鍛えれば鍛えるほど上向くって話ですから。
せんべい、カタイもの、和菓子。
芯からマイノリティ嗜好なんですけど我が人生、成長期に何があったのだろう。

P1650357.JPG

田中屋せんべい総本家
・みそ入り大垣せんべい 四ツ折:小麦粉 砂糖 麹味噌 胡麻
・宝露せんべい いちご12個入(=打ち出の小槌 千両(万両) 七宝 金囊 福俵 宝鑰 宝巻 丁字 隠れ蓑):卵 小麦粉 いちご 重曹 紅麹色素 ※掲載したのは日本橋三越本店全国銘菓展限定バージョン

P1640956.JPG

全国銘菓展@日本橋三越本店

●twitter

Facebook(あんころりん)

あんころ広報係
★講座「東京のお菓子を歩く」4月期受付開始 問い合わせは事業本部まで。詳細は
こんな感じ
★読売文化センター自由が丘:土曜講座「和菓子を楽しむ」4月期受付開始
詳細はこちら

★書籍『東京 いとしの和菓子 あんころりんのおやつめぐり
美麗カラー写真と共に“東京の和菓子屋、パン屋”満載。地図付き。

人気blogランキングへ

人気ブログbanner_02.gif

posted by あんころりん at 15:28| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 和菓子、洋菓子、パンの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ひょっとして画像の品は人形焼を堅く焼き上げたということなのでしょうか?

田中屋せんべい総本家ですが、みそ入りせんべいがタレントの杉浦太陽さんのお気に入りのようです。
http://ameblo.jp/sunsuntaiyo/entry-10159908677.html

暖簾分けされたお店かもしれませんが、大垣でご夫婦が経営されている別の手焼きのみそ入りせんべいのお店があって、こちらもなかなかでしたよ。
http://green.ap.teacup.com/gogodango/722.html

大垣は名古屋からあまり離れていないので機会があれば是非!
Posted by 笹団子 at 2013年04月13日 20:56
え〜〜いちごの宝露せんべい、ぜんぜん想像ができないよ〜う。すごく興味あります。いちご味でなくても。
知覚過敏になってなんとなくお煎餅を口にしなくなっていましたが、最近また歯ごたえのあるお菓子が恋しくなってきたのですよね。堅いおせんべい、わたしもいつか“歯”にしてみたいものです(笑)
Posted by kozue at 2013年04月16日 13:42
笹団子さん
ご紹介いただいたお店も魅力的ですねー。四代目と伺っていますから、長く営まれているお店なんですね。大垣楽しそうです、思わず大垣のゆるキャラに一票入れちゃいました。
Posted by あんころりん at 2013年04月16日 22:28
kozueさん
お忙しい中恐れ入ります。
そう、いちご味でなくても間違いなくワタシはハまった。知覚過敏は快癒されたのあれば、ぜひとも一度歯にしていただきたいわん。そうそう「"歯』にしてみたい」ってフレーズは6代目もいたく気に入ってました〜。
Posted by あんころりん at 2013年04月16日 22:32
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/355176727
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
・街歩き、お店巡りに! 歩きながら距離や時間、消費カロリーを算出、写真保存機能付。
散歩計GPS

・わんこ好き、ネコ好きに!
わんわんセッション
にゃんにゃんセッション




facebook あんころりん