錦糸町/北斎茶房で生熟かき氷「いちご」大納言添: 近所の和菓子屋さんの豆大福、パン屋さんのあんぱん

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2013年08月17日

錦糸町/北斎茶房で生熟かき氷「いちご」大納言添

和菓子wagasi－東京のお菓子・菓子パンを歩く

生苺に丹波大納言

昨年の生杏

ひと月遅れのお盆の中日、浅草でお墓参り。
その後、錦糸町まで足をのばし・・・

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・・・ひさびさに「北斎茶房」へ。

この夏の“生熟かき氷”をいただきに参りました。
こちらの本葛きりが好きなんですが、しかし暑いときはやはりかき氷の誘惑には勝てまへん。

「北斎茶房」は平成15年に開業した甘味処。
気の利いた設えと味の良さで客足が途絶えることがありません。
北斎茶房といえば丹波大納言、という印象があるように、使われている小豆はすべて大粒の大納言。
店内で本葛きりや食事を頼んだときはおみやげに開店当時からの主力メニューの大納言あんみつやとろりわらび餅を買うこともしばしばです。

吉野本葛きり（2009年撮影）

持ち帰り用とろりわらび餅（2011年撮影）

こちらでは夏に王道の宇治金時はもちろん、ほうじ茶ミルク、黒蜜きなこなどの和甘味系かき氷のほかに、生果実を使った“生熟かき氷”が食べられます。
加えて品書きにはトッピングとしてミルク、白玉（4個）、バニラアイス、抹茶アイスの4種類。

昨年、一昨年と“生杏”ストレートをチョイスしましたが、
今年は生苺にプラス、血中小豆含有量が不足気味のため（？）メニューにはなかった大納言小豆をトッピングオーダーしてみました。

なんちゅー組合せ、と思われるかもしれませんが、西荻窪「甘いっ子」のいちご金時は人気メニューですし、なによりワタシは苺大福はもちろんのこと、中島ベーカリーであんこジャムコッペを頼むほどに苺と小豆の組合せが好きなのだ。

というわけでこんなかんじで登場したかき氷生苺プラス大納言小豆。

氷は柔らかく挽かれており、苺は底にも充分に注がれています。
ゆるめの苺のコンフィチュールといったピュレは原型をとどめたザクザク果実がたっぷり。
これは思うに豆粒を生かした大納言粒あんと同様のスタイル、
素材そのものの持ち味、風味をいかすべく丁寧に炊かれたのだろうと想像できます。

持ち帰り用　大納言あんみつ（写真は2008年撮影）

大納言小豆は茹で小豆状ではなく（つぶしあんでもなく）、しっかり炊かれた”粒あん”。
抑えた甘さに苺の酸味が効いたフルーティなピュレですから、パッピンスのような混ぜ混ぜ方式では相殺してしまいます。
苺、苺、苺、小豆、苺、苺・・てなかんじで、最初は苺中心に、交互に口に運んでいくと
まったく飽きることがなく、苺も小豆もたのしむことできました。

生パイナップル、生ゴールデンキウイなども魅力的ですが。
大納言との相性が・・いやここは試す価値あるかも。

★おまけの話★
今年はあまりの暑さに母を墓参に連れて行くのを躊躇。
身体大事ですからお彼岸まで我慢してもらいましょう。
さておき、記事はどうしてもかき氷に傾いてしまいますが、それでも和菓子を散りばめてしまうのは性でしょうか。
●北斎茶房：東京都墨田区亀沢4-8-5　火曜休
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