
自家製玄米甘酒にキウイと黒ブドウ

宇治抹茶&レモングラスのアイスティ、葛を使った自家製練乳ミルク
人気のザブジ定食は土鍋の玄米ご飯にマサラおかずがたっぷり
代々木上原の「cafe room basis A」(以下ベーシスA)は
アジアンごはんを中心にしたカフェ・・・
人気blogランキングへ

・・・です。
こぢんまりと落ち着きのある店内に、夏期はテーブル2卓と小さなカウンタ-のみ。
女性店主がおひとりですべてをまかない、
スパイスやハーブ、野菜を使った食事は、ベトナムやインド、そして日本などアジアの『家庭料理』を基調に、健康的なだけでなく満足感のあるおいしさ。
玄米などご飯はすべて土鍋で炊いているうえ、どのおかずも口に入れてみるとすごーく手をかけていることがわかります。


激辛ではなく、スパイスの味わい深さを最大限に引き出していて、(スパイスっておいしいんだー)と実感できます。昨年、退院したばかりの母を連れて行って「あぁおいしい・・」ということばを久々に聞いて”ほっ”としたののもこちら。
そんな一度食べたら忘れられない手作りの味は、我が家全員が好んでいます。
ランチだけでなくお茶や自家製デザートも上質なんですけど
今年はベーシスAならではの“からだに優しいかき氷”が楽しめます。
お得意のスパイスを使った”マサラチャイ”や“檸檬グラスのアイスティ&軽やか練乳ミルク”など、33種類あるオリジナルの蜜から毎日、日替わりで8〜10種類ほど提供されるフレーバーはすべて自家製。“白砂糖を使わない”のが特徴です。
なんと氷は、京都の鍾乳洞の汲みあげ水を時間をかけてこちらで凍らせた自家製氷。吟味を重ねて決めた水だそうです。
どのかき氷にもオリジナルブレンドの和茶、または白雪氷(素のかき氷)がついています。
魅力的なフレーバーに自家製氷のかき氷が徒歩3分で食べられる!
そんな幸せを、最初にいただいたのはこちら。

きれいなお椀に盛られたのは自家製の玄米甘酒を使った“甘酒&フルーツ”。
“甘酒のパルフェ”など、麹からつくる自家製甘酒のデザートはここの定番ですが、やはりかき氷もおいしい!
トロッとゆるいシャーベット状の甘酒ピュレは、自家製ベースの玄米甘酒を凍らせて、旬の生果実を併せてミキシングしたもの。ベーシスAらしい手間のかかった蜜です。
この日はキウイと黒ブドウをブレンドしたほの甘ずっぱく軽やかな仕上がり。琥珀色の(白砂糖でない)蜜を添えてくれました。
ゆっくりと挽かれた氷はふんわり柔らかく、甘酒蜜とよく馴染んで食べやすい。冷えすぎることはありません。
トッピングのロースト玄米が香ばしくて好いアクセントになっています。
もともと(酒粕でなく)麹を使った甘酒は発酵食品、砂糖を使わないのでベタつかずさらっとした甘さが特徴です。江戸の頃から暑さに弱った身体に良いとされる夏の滋養ドリンクですが、ベーシスAはさらにおいしい魅力的なかき氷にしあげていました。
2度目は“宇治抹茶とレモングラスのアイスティのあいがけ”をオーダー。練乳ミルクもかけてもらいました。
普通のレモンティーを冷たくすると余計な渋みが出てしまうことから、レモングラスを使ったそうですが、いかにも夏らしい爽やかな香り。たしかに輪切りのレモンティーより芳しく、渋みもなくて美味しいなあ。
宇治抹茶と合わせても違和感ありません。
それから“練乳ミルク”は自家製でじっくりと煮詰めたもの。とろみには葛を使い、チューブ入り練乳にない軽やかな味で、繊細なお茶の風味をこわしません。
友人とのランチ後に選んだのは抑えた甘さの“マサラ・ミルク・チャイ”。
ラム酒が添えられるので甘いもの苦手な方にオススメします。
お店からも説明がありましたが、かき氷らしい甘さでなく香りをメインにしたかき氷、ある程度甘いものを欲していてスパイス系なら“マサラ黒蜜”や“マサラ黒蜜&宇治抹茶”のほうが良いのかな。
アルコール不可の甘党にはやや残念感ありました。
ベーシスAでは9月末頃までかき氷営業するそうですが、
お休みと営業時間が流動的なのでこまめにツイッターチェックが必要かと。
スパイス好きには(激辛でない)お昼のサブジ定食も試す価値あり。
あと、自家製の葛きり(!)もある、のでそちらは次回のお楽しみ♪

●cafe room basis A (カフェルームベーシスエー) ※カタネベーカリーから15メートルくらい幡ヶ谷寄り・曜日によって「はつたもの」のパンや焼菓子を販売。
ツイッター ・FB
※木のお椀のかき氷はやや小ぶりですがレギュラーサイズ。氷倍量の大きなサイズも注文OKみたいです。
・かき氷・甘酒&フルーツ850円 お昼のザブジ定食(玄米など選べるご飯と8種類くらいのおかず)1200円
★おまけの話★
店主は小柄で静かな女性で、いつも母のことを気にかけてくださいます。店の設えや小物のセンスも好ましく、これまでにお願いしてティポットやお箸、グラスなど分けてもらったことも。8月中は昼以降の営業のようですが前もって電話すれば時間対応してくれるみたいです。
☆あんころ広報係☆
★講座「東京のお菓子を歩く」 問い合わせは事業本部まで。詳細は
こんな感じ
★読売文化センター自由が丘:土曜講座「和菓子を楽しむ」
詳細はこちら
人気blogランキングへ

ラベル:basis A
【かき氷、たい焼き&今川焼の最新記事】
- 人生初のたい焼き修行〜その2
- 人生初のたい焼き修行〜その1 &和菓子コミック「あんころろん」第二話 配信スター..
- 菓心桔梗屋の みかぼ焼
- 浅草浪花家の ゆであずきと たいやき
- メデタイヤの たいやきと素焼き(餡なし)
- かき氷黒蜜きなこ、生いちごに小豆をとろ〜り@こよみ
- フレッシュ果実そのままのパイナップルかき氷@ひなたカフェ 葉山
- 甘味喫茶 岡西〜かき氷甘夏 かき氷生イチゴ おはぎと豚汁
- 至極のたいやきとあんぱん=中川農場のエリモ小豆×一丁焼このはのたいやき×マダムル..
- 根津のたいやき 耳付き
- 三浦/はるみせ〜かき氷 宮川かぼちゃの二色がけ
- 三浦市/はるみせ(高梨商店)〜三崎まぐろのかき氷、宮川とうもろこし&かぼちゃのか..
- 吉祥寺/たいやき そら 〜国産小麦の一丁焼たいやき、特製あんこ
- あけましておめでたい「鎌倉浪花家」開店〜自家製あんの一丁焼
- 美味しすぎる"抹茶あんみつ"と塩レモン氷&羊羹アフォガード〜新宿高島屋で開催中!..
- 小布施栗菓の栗福〜カリカリこんがり栗ぷっくり&森本美由紀回顧展お知らせ
- 葉山/霧原〜自転車で行くかき氷屋さんの波照間産黒みつミルク、いちごのミルフィーユ..
- 湘南で食べるたいやき「一丁焼このは」〜富士山と江ノ島を眺めて
- 代官山/パピンスPapins〜パピンスミスカル、生とうもろこしかき氷
- 椎名町「たい焼きかりゆし」日光天然氷のかき氷・・すもも、黒みつあずききなこ、抹茶..
また遊びに来ます!!
甘酒ってちょっと苦手なのですが、画像を見ると、とても美味しいそう♪試してみたい!
スパイスやハーブを使ったお料理もいいですねぇ〜♪
お家のそばにこのようなお店があるなんていいな〜!
氷と抹茶はわかるけど、そこにレモングラス。氷と甘酒は合うと思うけど、それにあわせるフルーツが黒ブドウとキウイ。どうも想像しにくいものばかりです。でもスパイスを軸にした味わい、お食事も興味あります〜
どうも。
お返事遅れてすみません。
よくある酒粕でつくる甘酒の味を想像すると全く別物ですから甘酒嫌いにもオススメ。発酵飲料ならではの奥行きのあるおいしさで、強いて言うなら酸味のない和風ヨーグルトとで言いますか。砂糖を使わない自然な甘みで胃腸も整う健康的な甘味なんですよ。
食事もおいしくて、ご飯は玄米や古代米、玄米おかゆなど好みで選べるのも魅力です。
ワタシの書き方が悪かったかも。
まずは宇治抹茶オンリー、レモングラスのアイスティオンリーのかき氷が基本にあって、これはその両方が一度に楽しめる”あいがけ”なんですが、その説明を書いてませんでした。
優しい苦みの抹茶と苦みのない香り中心のアイスティの組合せはワタシには違和感なかったけど、kozueさん的には受け容れがたいかなあ。
甘酒は、いもすけさんへのお返事に書いたように酸味のないヨーグルトっていうか。それをベースにフルーツブレンドした優しい味でした。
ごはんも甘味も奇をてらったかんじはないのでカタネいらっしゃるときにでもトライしてみては。
あんころりんさんの説明を読んで、断然食べてみたくなりました!
9月、とあるセミナーに参加(抽選なのですが)で上京予定なんですが・・・、行きたいな・・・。
9月にいらっしゃるんですか、ぜひぜひお会いしたいです。しもきた茶苑も月曜以外は営業しているしご一緒できたら本望です!決まったら連絡くださいませ〜〜〜。
楽しみが増えたわー