ROCOPAN メロンパン
ROCOPANのカンヌベルジュ。クランベリーとくるみを混ぜ込んだ
休日の10q越え湘南散歩、今回は茅ヶ崎へ・・・
人気blogランキングへ
・・いちおう目的は温泉(竜泉寺の湯)とROCO PANとローカル和菓子店巡り。
フィグオランジュ 大ぶりフィグまるごととオレンジピール(最下段に断面)
1時半頃でほぼ完売
「ROCO PAN」はたけさんから伺っていた、週一回土曜日のみ営業のパン店です。
クリスマス時期にシュトーレンの写真を見て一度行ってみよーと思っていたのですが、ようやくその機会に恵まれました。
女性オーナーひとりで手づくりするパンはいずれもホシノ酵母を用いたもの。
これが(ワタシの偏見に満ちた)予想をはるかに上回る本格的な仕上がりで目ウロコぼろり。
偏見ってのはワタシ自身、5年間ほど自宅でホシノ酵母と国産小麦粉でパンを焼いておりましたが、
どうしてもモチモチとした仕上がりでシロートクサいっていいますか。プロが焼く一から種を起こした自家製酵母パンとの差は歴然としていたのですけど。
リュスティック ハルユタカの全粒粉など2種の粉をブレンドした生地は2日間かけて仕込む
ROCOPANのたとえば食事パン、粉にメゾンカイザートラディショナルと国産のハルユタカを使った“リュスティック”は水分量たっぷりで、しかもキレのよい口あたり。発酵が充分と見えて粉の風味も豊かな本格的味わいは、やはりプロフェッショナル。訊けば、生地は足かけ二日かけて仕込んでいるのだそう。 そうかあ、ホシノ酵母に国産小麦粉でベーカリー顔負けの熟成したパンを焼くのも腕次第なのねえ。
記憶ではドゥコンディショナーも導入されてオーブンも一般家庭用に比べると大きく、火力パワーありそう。もちろんそれらを扱うにふさわしい技術があってこそ使いこなせるのだ思いますが、
ご自身は週4回製パン教室を開きレッスン指導していらっしゃいます。
ギリシャ料理の定番、ムサカをフィリングに
ゴーダ&ゴルゴンゾーラ ほぼ食べ損ねた
クッペフロマージュ ハルヨコイ100%
今回、購入したのはゴーダ&ゴルゴンゾーラ、クッペフロマージュ〔ハルヨコイ100%)、ベーコンエピ、フィグオランジュ、カンヌベルジュ(クランベリー)、メロンパン、前述のリュスティック、そしてムサカ。ムサカをフィリングにしたパンを初めて食べたけれどこれは気に入りました。粉は国産のハルヨコイ100%。ここ数年、国産小麦粉について格段の進歩を感じるのはワタシだけでないと思うのですが。
それにしてもフィリングも粉も、材料は惜しまず味で勝負、という姿勢はホームメイド&個人経営だからこそなのでしょうね。ちなみに午後早めにほぼ完売、予約しておいてよかった〜。
メロンパン、すこぶるウマくあっという間に完食
フィグどっかり フィグオランジュ
ちなみにこれらパン生地のなかで油脂を用いたのはメロンパンのみ。クランベリーをたっぷり混ぜ込んだハードタイプのカンヌベルジュは口溶けよくまろやかですけど、油脂は用いていません。ナイフを入れるとさっくり切れて、適度な潤いがあるのって黒糖を加えた効果でしょうか。
朝から鵠沼のビーチクリーンに参加、そのまま茅ヶ崎まで歩いてきた腹ぺこぺこーの我らは店頭のテーブルでがつがつと爆発的な食べっぷり。リュスティック以外のパンのほとんどを胃袋に納めたのでした。
エネルギー補給して元気回復、また温泉までの4/5`ほど歩いたのでした。
その後、立ち寄った茅ヶ崎のある和菓子店でのお話はこのあとすぐに。
・ブログ ROCO'S DAYS U
・ROCOPAN FB
【神奈川の最新記事】
- 新丸子 岡埜栄泉の 餡サンド“八百八橋”
- 三吉野の くるみおはぎ くろまめ大福 おだんご
- 柳栄堂の あべ川餅
- 元住吉 松柏堂の 大福と おはぎ
- 和菓子一菓の いちご大福 桜餅
- 本家ときわぎ カリっとなめらかな美味ようかん“常盤木”
- べにや ひな祭りの ひとくちすあま がものすごくかわいい
- 新年の甘味オーガニック小豆のぜんざい〜ピリカアマムと江ノ島「上州屋」のし餅
- 横浜 江戸家の 栗蒸ようかんと 切山椒、しるこ用つぶあん
- 祝オープン 和菓子一菓の 栗蒸し羊羹 赤飯
- 横浜元町 金米堂本店の 冷菓いちじくようかん
- 横浜 鈴木家の 乙女餅とみたらし団子 おはぎ
- 横浜元町 金米堂本店の 涼菓甘夏ようかん
- 小田原 伊勢屋の 豆大福と すあま、焼だんご
- 鎌倉 松花堂の 小鹿
- 鎌倉 長嶋家の 松風いろいろ チェリー、柚子きんかん、ラムレーズンetc
- 鎌倉 長嶋家の いちご粟大福 と桜麩まんじゅう
- 金沢さかくら 豆大福と青しその菓子、(夏なのに)深山の雪
- いまもっとも美味しいどらやき〜逗子「こよみ」国産小麦粉を使って
- 鎌倉/惠比壽屋 長谷観音門前のおさらぎだんご
週1回ですか、すごいですね。
また、クリーンをして茅ヶ崎まで歩くとは
これまたすごい。
おいしいパンがよけいにおいしくいただけますね。
奥が深いなあ。
この前渋谷の宮益坂の信号の角にある
パン屋さんのあんパンがすこぶる
おいしかったのは、びっくりでした。
あんぱんなんて作りそうもない店でしたのに
ゴントランシャエリェというパン屋さんでした。
守谷のコッペパンも食べたい。
あっ、今回の記事を読めばとてもとてもお元気そうですね。
意外というか思わぬところにあったりしますね、パン屋さん!
普段メロンパンって、ほとんど食べないのですが、ここのメロンパンは見た目が気になりますなぁ。
しかし、週一の営業となるとチャンスはなかなかなさそう・・・。
ご無沙汰してます。コメントありがとうございます。
おひとりで時間をやりくりしての営業ですから、週一でも大変かも。とはいえ片手間仕事でないのがすばらしいと思います。守谷のコッペ、ワタシも食べたい!
はい、元気ですよ−、ただ自転車は遠近感の問題からちとキビシイのでひたすら歩いています。こちらのパン屋さんの住所がグーグルマップが誤作動?っていうか違う場所になっていて。随分探し回ってしまった〜。
そう、メロンパンはほかにちょっとないかんじの生地で、それがとてもワタシ好みだったのですよ。ぜひ、土曜日目指しておいでになって(笑)
ハルヨコイはわりと好きな小麦粉です。
うんうん、結局は技術なんですよね。素材のひとつひとつ、それを組み合わせたときのまとまり、全部を見通す力量あってこそなんでしょうね。
わたしも白神こだま酵母のパンで目からウロコを落とされたいです(笑)
ハルヨコイはバゲットにもイイみたいでワタシも好きです。メロンパン、生地の力が感じられました。
自宅から1番近いパン屋(ぶらんじぇり)のバゲットが白神こだま酵母…。最近オープンしたベーグル屋も白神こだま酵母…。引越して何が違うってこれが一番かもしれないっす。