
えんどう豆どっさりの粒あん好きにとって、松島屋 (5月12日参照ね)が城南地区のパーフェクトな豆大福なら、
北の最高峰は「群林堂」(文・音羽2-1-2 日休)です。
電話予約が不可なので、日中は店頭にいつも行列ができています。
週末なら豆大福は午後早目に終わってしまうようです。
ですから前にいただいて「すっごい、おいしい!」と感激したけど
なかなか買いには行けませんでした。
初夏の陽気の4月23日土曜日、
決心して自転車で走りました。
きびしいスケジュールの中、でも1時には到着、ほっ。
やはり20人(後ろのご婦人が数えていた)並んでました。
でも20分位で順番が来ましたよ。
朝生菓子(5月26日参照ね)の内、栗蒸し羊羹(147円)とかのこ(147円)はすでに売り切れ、
茶まんじゅう(137円)柏餅(こし147円)豆餅(137円)そして豆大福(137円)があり
豆大福と茶まんじゅう 柏餅を購入。
ちなみにみその柏餅は5月からの売り出しでした。

とってもナイスな包装紙にくるまれた
ずっしりと重い豆大福 たちと護国寺へ行き
境内の縁台に腰掛け、一つだけ別にしてもらった豆大福を手に取ります。
持っただけでその質感と量からうまさが伝わる感じ。
おなかもぺこぺこ。
千切るとぐいっとした餅の量感とえんどう豆の多さに改めて驚き!
あんこが「小豆だよ!」ってかんじで顔のぞかせてるし。
う〜ん、ほお張ったときの喜びのリアクションはグルメレポーターの手本か。
わーいえんどう豆がころころいるよ、お味もふっくりよい塩梅。
餅は全然べとつかず、そしてあんこのうまさ、うまさ、うまさ!
ちょうど花木の美しい季節で境内には茶会の和服姿のちらほら。
都内とは思えない落ち着いた空気といただくえんどう豆たっぷりの大福。
「小確幸」とはこのことね。
おなかも落ち着いて、豆大福たちと共に本堂を拝観。
こちらには江戸時代からの木彫の仏像が何気に並ばれています。
静かでひんやりとした空気も肌に心地よく
おなかも脳も大々満足。あんこも喜んでるよ。
お家に持ち帰ってまたまた、いただいちゃいました。
私は、出来立てより少し落ち着いた方がおいしい、と思うことが多いんだけど
ここ群林堂と松島屋のは
買ってすぐ食べても、やや置いてからでも、翌日硬くなりかけても
どれでもすごくおいしい。
しかも、粒あん、えんどう豆、餅、何れをとっても素晴らしい。
両雄ともに包装紙もナイスだし。
違いは、予約で取って置いてもらえるかどうか。
私には昼までに護国寺に来るのは至難のわざなんです〜。

↑茶まんじゅうも質量ともにいいです。
あーでも食べたいな!ほんと。
毎日、書いているたびに和菓子食べたくなる、
それでまた買いに出かけちゃうんですよねー。
カルマかしら?