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「和菓子wagasi」−東京のお菓子・菓子パンを歩く

2007年05月04日

楽しい全国和菓子めぐり〜萩,函館,栃木,土佐〜
光圀本店、菓子舗喜夢良,雅堂、西川屋老舗など

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↑上:“みかも山”は栃木「雅堂」のとら焼
中:“はこだて大三坂”は独特の蒸し菓子
下:萩「光圀本店」のほろ苦い美味“夏蜜柑丸漬”


最初で最後の豪華競演!と銘打った「全国和菓子博覧会」。
どら焼きお饅頭焼き菓子フルーツ羊羹など・・・

知らない土地のお菓子を食べ、その場所に心惹かれる楽しさ
そのナビゲーターとなってくれた
幾つかの個性豊かなおいしいお菓子とは・・


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(↓小さな画像はすべてクリックで拡大できます♪)

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↑原動力に基づきとっちらかってる楽しい引札風しおり達♪

それまでは関心の薄かった土地について
あるきっかけから好奇心を持って調べ、
思いを巡らすのはとても楽しいことだ
人によっては音楽や文学、人物あるいは美術から始まる。

自分にとっては菓子など食べることに“うつつを抜かす”のも興味への大きな原動力だ。
4月に行われた小規模ながら濃厚な催しでは
(百貨店でしたが)あらためて気が付く事も多く
興味ある好きなことから世界が広がる楽しさを満喫できた。

今回は原動力があまりに豊富過ぎてとっちらかっているから
ここで少しまとめみたので良かったら一緒に楽しんで下さい

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↑菓子司光圀作ヱ衛門が夏蜜柑の皮の菓子「萩の薫」を明治13年に作ったのがはじまりの菓子店。

山口県萩市光圀本店」の創業は江戸末期から文久三年(諸説あり)。
大正5年より丹念に手作りしている『夏蜜柑丸漬』は
石川「中浦屋」の丸柚餅子と共にぜひ味わいたかった。

萩特産の夏蜜柑を丸ごと使ったお菓子は
実物が写真よりはるかに魅力的で
食べるとその百倍のさらなる美味しさだった。
柑橘系のコンフィ(砂糖煮など)が好きな人にはつい薦めたくなる。

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↑萩の夏蜜柑の歴史は二百年以上前に青海島に果実が漂着したことから始まると聞く

夏みかんが大好物で“夏みかんのピール”を
庭の樹にたくさん実が成る年には必ず作る。
マーマレイドやオレンジピールはほろ苦さがくっきりしたのを好むので
市販のものでは少し物足りないのだ

無精な割りにおいしい物にむける情熱だけは旺盛で
あく抜きの手間がかかっても自家製夏みかんの皮を煮る。
ところが2年続けて我が家は不作で
今年は美味しそうな柑橘系のお菓子を見ると殊更に惹かれる。

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↑朝食には自家製夏みかんピール(小豆はおやつ♪)

夏蜜柑丸漬』は一見すると表面のグラニュー糖が
いかにも甘過ぎる印象を与えてしまうが
実際にはマーマレイドよりもずっとあっさりとして
丸ごとに閉じこめたその香りと口の中で広がるほろ苦い風味
甘さの中にも爽やかさが際立っている。

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↑中身の果汁は無料でジュース業者にあげてしまうそうで…
欲しいよ、それ


一つを仕上げるのに丸5日かかるそうだが
実をくり抜いた傷一つない夏みかんの皮の中には
果実の香りを加えた上等な白小豆の羊羹が流し込まれている
羊羹、といってもあっさりとした果実フレーバーの寒天菓子だ。

萩では季節になると至るところで、夏蜜柑がたわわに実を付けるという。
元は維新後の武士の救済事業の一つとして植え始めた木々らしいが、
明るい橙色に溢れた城下町はさぞ晴れ晴れとしているに違いない。

ほろ苦いのは苦手な家族に分ける必要がないので
独り占めで、薄いスライスを2〜3枚食べるのが毎日の楽しみだが
もう残りも僅かだ。このほろ苦さはきっとまた欲しくなる。
夏に入る切りわかつ菓子香を放つ中村汀女

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夏蜜柑丸漬・998円:第一土曜日入荷 
原材料:夏みかん,砂糖,寒天,白あん,漂白剤)

北海道喜夢良」の『はこだて大三坂』は 
いかにも函館のお菓子屋さんらしい情緒ある独自の蒸し物。
小豆餡と白あんと卵を混ぜほろりとした口溶けの良い仕上がり
村雨(雲龍などに用いる)の様でもあり黄身時雨(黄味餡)のようでもあり
独特のまろやかさは洋菓子を彷彿とさせる。
と、思ったら店主は元は洋菓子を作っており20年以上前に和菓子作りに目覚めて修行をしたそうだ。

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↑函館元町にはハリスト教会、カソリック教会、メソジスト教会、東本願寺など様々な建築様式が織りなす異国情緒に溢れているそうだ、お菓子にもそれが現れている

北海道には土地柄、和洋折衷のお菓子が多いが
はこだて大三坂』は基本的に和菓子ベース(小豆の黄味餡風)でとても後味に優れている。
切り口ごとに異なって見える石畳の風情が楽しくて
うすいスライスをくり返していると、あっという間に5p位は食べてしまう。

蒸した棹物のイメージとしては、そぼろの村雨や浮島などのロール状や層に重ねる印象が強いのだけれど
着眼点が洋菓子的と言おうか
函館の名所“大三坂”の石畳風の仕上げは
小豆と白あんミックス生地に小豆生地の描線なのだろう、
ココアのマーブル風に思えてどんな味だろう、と食べる前に想像を巡らせる。

しかし実際はどうやって模様にこしらえるのでしょうか?
伺ってみたいものだ。

↓石畳〜
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大三坂ハーフ・600円:第一月曜日入荷 
原材料:砂糖,小豆,白隠元豆,卵米粉.膨張剤)

栃木県宇都宮雅洞」の『みかも山』は
蒸し焼きの虎柄の生地に粒あんを挟んだ“とら焼き”だ。
名前は似ているが“三笠山=みかさ山”と異なり日持ちが翌日までのフレッシュタイプ

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↑すべて手作りでその日に作ったものだけを出荷するそうだ

とら焼の銘菓と言えばまずは東京「草月」の『黒松』が思い浮かぶ。
よく似ているようだが、『みかも山』には細かく刻んだ栗が入る。
そして栗入りのどら焼きでは一番好きだと思った。
“とら焼”としても、『黒松』と好みの甲乙が付けがたい。
みかも山』も皮ごとの小豆が香りよいあっさりした粒あん入り
きれいで新鮮な餡の色からも柔らかな栗にも丁寧な下ごしらえのお菓子作りが伝わる。
黒糖を使っている蒸し焼きの皮もまろやかでくせがない
ふんわりと空気をたっぷり孕んで誰しも食べやすくおいしいと思うだろう。
質の高さが値段に反比例でそれも驚きだ。

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↑ほんとの“自然な栗色”とはこれ。吟味した素材は目でも舌でも感じられる

ちなみに“みかも山”とは万葉集の東歌にある地元栃木の“三鴨山”から菓銘をとっている
「下つ毛野みかもの山の小楢のすまぐはしころはたが笥か持たむ」(大意:「下つ毛野」は、今の栃木県の“、コナラの樹のように美しい娘は、だれのお嫁さんになるのだろう)

春日の山の歌がある“三笠山”に呼応するのだろうが、
『みかも山』は口が開いた笑顔のとら焼だ。

こんなにおいしいとこしらえるお店が見てみたくなる。
1週間で2回買って食べたのはこのみかも山高知のケンピ(↓)だけだ。
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みかも山・150円:毎週土曜入荷(6〜9月休み)
原材料:小麦粉,栗,小豆,卵,黒糖,蜂蜜,膨張剤)

その土佐の高知は西川屋老舗」の創業は元禄初年(1688年)、
古典的名菓『ケンピ』は最高の掘り出し物だった。
とにかく固い、固さが命の香ばしいお菓子にすでにやみつき。
小麦粉を練って、薄く伸ばし細切りにした棒状の焼き菓子だが
320年の長い伝統がむしろ不思議なほど?“堅固”だ
噛み砕くと“ピシッ”と響く様な素敵な感覚が、歯応え好きにはもうたまらない。
一袋に同じデザインの小袋が四つ分けて入っているのもとても実質的で良い。

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↑西川屋老舗は高知県一の老舗、土佐24万石の殿様、山内家の御用菓子司だった

店の伝承では元々は食事道楽の四代目土佐藩主、山内 豊昌に納めていた白髪そうめんやお麩をヒント
創作し賞賛を受けた干菓子としている。

そんな付け焼き刃の知識でも
きっとこの藩主の歯は相当良かったはずだ、などとと想像を巡らせ自分と好みが似ているとシンパシーさえ感じたり
坂本龍馬より昔から存在していたなら、彼は口にする機会はあったのか、
いや長宗我部側だし貧しかったようだしなぁ、などと
あれこれ野次馬的想像するのがと〜っても楽しくなる
個性的でかつ長きの伝統あるお菓子だ。

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↑折るのにも難儀するほどビシッと固い。なめたらいかんぜよ

ケンピのルーツは諸説あるが
噛み締めるほどに香ばしく
元はそうめんと言われると何となく納得できる小麦粉の滋味がある。
そのスーパーハードな歯応えから、「堅干=けんぴ」と名付けたと聞くが“犬皮餅けんぴもち”“巻餅けんぺい”が語源という説も読んだことがあるが“犬皮説”は印象深い。
いずれにせよ、当時と変わらぬ製法で土佐銘菓としてその名が広く知られている。
高知ではケンピを作る店が数多くあるらしい。

この尋常でないほど素敵な歯応えを好む様な気質
多くの優れた幕末の人材を輩出した事に少なからず関係してる、とステロタイプに推量している。
龍馬も行くし、板垣死すとも自由とケンピは死せず、ってな具合です。

殿様の方は食道楽が災いして失政したが、
大政奉還後のいまなお固いお菓子の方は綿々と生きている。

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元祖ケンピ・四包入500円 
原材料:小麦粉,砂糖,水飴,卵)

しかし320年以上続くとは並々ならぬこと、全国には未知のすごいお菓子が沢山ある。
銘菓百選で歴史と旅へのご招待?
日本史は大の苦手だったのだが。


●各お店の商品の販売については各自の問い合わせとご確認を薦めます。
また本文中のリンクにはオフィシャル以外も含みます。
(注)本文中の入荷日と価格は新宿タカシマヤ(高島屋)地下一階「銘菓百選」において。また季節によって入荷有無の変動あり。

※注 新宿タカシマヤ催事等の過去記事は下記で
2007年より抜き!07'全国和菓子博覧会
速報!全国和菓子博覧会〜最初で最後の豪華競演
2006年川端道喜
中村軒
宝玉堂の稲荷面
京都総特集1
京都総特集2

◎おまけの話◎
 リニューアルした新宿タカシマヤ地下一階「銘菓百選」での
4月19日から26日までの催事「全国和菓子博覧会」。
名称が少々立派過ぎるけれど実は看板や広告などもなく
ごくひっそりと主に顧客向けに銘打ったもの。
だからネット検索などでは見当たらない名称かもしれません。
でも何だか“うきうき”するようなタイトルです。
 ところで「道喜粽」の北山笹の深刻さはとうとう現実となり
五月一日の入荷はありませんでした。IMG_7997 (2).JPG
お節句前に買おうと思ってそれはそれは楽しみにしていたのに・・・
ほかにも例えば長崎びわゼリーの国産びわに関しても大変深刻のようです。
(もはや中国産に頼らざるを得ないとか…)
和菓子は直接的にこの国の大地の影響を良くも悪くも受けていると改めて心痛みます。

…ふと気が付いたらこのブログも丸二年。
駄文読んで下さる皆さまには毎日深く深く感謝しております。
ありがとうございます。
こんな不精者がよく切らさずに二年も続けたものだと我ながら驚いています。
本当にほんっとに皆さんの有形無形の励ましのおかげです。
これからもどうぞご贔屓によろしくお頼み申し上げまする。
◎ご意見やご感想ご希望もぜひお聞かせ下さいね。IMG_3206 (3).JPG
コメントは本当に嬉しく受け止めさせて頂いています。

              あんころりん
         →広報部長からもご挨拶を
  
●お店データ
各お店はそれぞれ販売していますが
今回はすべて東京の下記のお店で購入しました。
新宿タカシマヤ(高島屋)
地下一階:和菓子売り場「銘菓百選」
営業時間:午前10時〜午後8時


【渋谷区/新宿区/豊島区の最新記事】
posted by あんころりん at 07:59| 東京 ☀| Comment(29) | TrackBack(0) | 渋谷区/新宿区/豊島区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あんころりんさんこんにちはー☆
待ってました新しい和菓子情報!!(笑)
「雅洞」の「とら焼き」!!おいしそーですねーっ! 私はあんてぃーくを食べ損ねた為、あんこ欲しさから久々に「うさぎや」のどら焼きをゲッツし(餡がトロッとしていなかった日に当たったけれど)また、どら焼き熱が上がって、昨日も亀十に買いに行ったら昼前だったのに売り切れていました・・。
どら焼きーーーっっ!!と執念を燃やしていた矢先にこの記事(笑)なんてステキなタイミングッ!!食べたい、美味しそう。 あんころりんさんの記事を読むと絶対にその日か次の日に和菓子買って食べちゃうんですよね(笑)
Posted by トッコ at 2007年05月04日 16:41
初めまして!
夏蜜柑の丸漬け…懐かしいな。夏蜜柑菓子は時々給食でデザートとして出ていました。実は萩市出身なのです。
でもやっぱり夏蜜柑と聞いて思い出すのは、おばあちゃんの作ってくれる夏蜜柑ゼリー(正確には寒天)です。
夏蜜柑の中身をくり抜いて、皮の中に果汁で作った寒天液を流して、トレニアという紫色の綺麗な花が寒天の中に一緒に閉じ込めてあるのが定番でした。
愛情のこもった素朴なお菓子っていいですよね。
あんころりんさんが紹介されてる和菓子も、毎回愛情と手間を惜しまずに作っているんだなぁってことが文面からとても良く伝わってきます。
これからも素敵な和菓子の紹介、楽しみにしています。
では、長々と失礼しました!
Posted by あやめ at 2007年05月04日 22:10
トッコさん
こんばんはコメントありがとうございます♪雅洞のとら焼はきっとトッコさん好きだと思います。
スペシャルグッドタイミングで明日土曜日入荷しますよ!私はすでに3個頂きました。あっさりした粒あんと(本来栗どら焼は好きでないのに)柔らかな栗がまろやかで大好きになりました。そういえば私も先日久々で亀十の黒あん食べたけど以前よりあっさりして好みの印象でした。変わったのかなぁ?
その都度凝ってしまう和菓子ってありますね。
私は最近“焼き菓子”(松風や瓦煎餅など)で今も6種類が目の前に(笑)小豆はもちろん毎日ですが。
Posted by あんころりん at 2007年05月04日 22:21
北山笹が少ないとのことですが、都市近郊での原料集めは難しくなっているようですね。 とらさんの草団子のヨモギも男は辛いよシリーズの初期ではおばちゃんが江戸川の土手で集めていたシーンがありましたが今では茨城あたりのものを使っているなんて話を聞いたことがあります。

ちまきの形状なんですが、私は新潟県の三角ちまきが普通かと思っていましたが京都は縦長なんですよね。 鹿児島の灰汁巻きもちまきのひとつなら俵型。 中華ちまきは三角錐。 ちまきの形状は色々ありますね。
Posted by 笹団子 at 2007年05月05日 02:10
あやめさん♪
こんにちは、はじめましてコメントありがとうございます。
萩のご出身なのですか!この夏蜜柑丸漬を頂いてから萩の美しさに思いを寄せてしまいました。
給食のデザート!!なんて素敵な思い出でしょうか。城下町らしい清々しさがお話しだけでも感じられますね〜。
それ以上におばあちゃまの手作りのおやつには何だかぞくぞくするほど素敵な時間がイメージ出来ます。各地方には美しくておいしいそして何より心に響く食べ物があるのだなと、あやめさんのお話しでまた改めて感激できました。素敵なお話しをありがとうございます。記事を読んで感想を下さると一層世界が広がっていきます。おいしい物をこしらえるのはやはり心を込める事が一番ですね。返事が遅くなって大変失礼しました。気が向いたらまたご覧下さい。しかしトレニアとはモダンなお祖母様ですね。
Posted by あんころりん at 2007年05月05日 17:52
笹団子さん
こんにちは。北山笹が道喜粽にはなくてはならないものですから、本当に深刻です。十五代の著書を読むとすでに笹も乱獲気味で少しずつ危うさを感じさせましたが…。麦代餅の中村軒は今も桂川の岸辺でよもぎを摘むそうです。東京はより厳しい環境なのでしょうねー。
子供の時から東京で食べていた粽も道喜粽のスタイルなのでスタンダードな気がしてましたけど。
三角というと麩まんじゅう風なのかなあ。食べ物は土地によって変わるのが良いですよね。いろいろ見て食べてみたくなります。胃袋を強健にしたい(笑)
Posted by あんころりん at 2007年05月05日 18:04
ふたたびトッコです。今日新宿に行ったんです!!  がっっ・・・、タカシマヤと反対方向での用で、時間もなく、それでも買いに行こうと思ったのですが、売り切れていたら・・人めちゃめちゃ多いし・・・。  帰ってきてしまいました。自分のバカバカッッ!! 何もしないで後悔するより、行ってなくても後悔していた方がよかったです(笑) まだまだ和菓子好きとは言えないトッコでした。
Posted by トッコ at 2007年05月05日 19:49
本当に丸二年お疲れ様です。あんころりんさんの
内容の濃いブログは本当に楽しみです。
プリントアウトしたり、データーブックに書き込んだり充分参考にしていただきました。
今、もう一つのSNSにも、(女子十二楽坊ファンクラブSNS)にも、スイーツコミュが有りまして
あんころりん師匠のブログを紹介しております。
今回の夏みかん良いですね。
本当にお菓子をご存知で、あの銘菓百選から
これだけ素晴らしい物を見つけるなんて
本当に最高です。
これからも参考にさせて頂きます。
ファンが多いあんころりんさんのブログに出会えて幸せでした。
これからもよろしくお願いします。
道喜粽も出会えてよかったでした。

ps 鎌倉ハンバーガーショップクアアイナに
行ってきました。ご存知ですよね。(本場)
Posted by yottyan at 2007年05月05日 23:50
 あんころりんさん、ブログ2周年おめでとうございます!ますます内容が濃く素晴らしくなっていきますよね。

 「夏蜜柑丸漬」、美味しそうですね〜。
 でも、固いもの好きのはしくれとしては、一番気になるのが「けんぴ」!こんなお菓子があったんですね。「芋けんぴ」というのはお芋で作ったけんぴ、という意味だったんですね。勉強になります。
 甘いものじゃないけど、私、おせんべいも昔ながらの草加固焼きが大好物です。
Posted by のりたま(げ) at 2007年05月06日 13:26
ちまきって、けっこうなお値段がするけれど、
やっぱり笹代が馬鹿にならないのかしら。
そこのところどうなの? 広報部長さん♪ 
Posted by チロリン at 2007年05月06日 18:42
トッコさん
あらー、それは残念でしたね。でも毎週はいると思いますから、楽しみが長引けばおいしさがひとしおに違いありません。今日こそはと言う時は電話で予約が良いかも。ちなみに日本橋高島屋にもみかも山が入ってるみたいですよ。
確かに人生やるだけやった方が後悔は少ないはずですが、私も後悔に満ちた日々です〜(笑)

yottyanさん
こんばんは、ありがとうございます。
ここまで続ける事が出来たのもyottyanさんがいつも励まして下さったからです。またまた褒めて下さって本当に毎回温かい言葉が嬉しくも滲みちゃいます。いつもご紹介下さってありがとうございます。お気遣いに泣けます。
夏蜜柑良いですよ、美しくておいしい、しかも香りが清々しくて。それほどお菓子を知っているわけでもないのですが、何だか嗅覚がヒクヒクと(笑)。気に入って下さったら嬉しいです。
私こそyottyanさんの楽しいブログが大好きで良い出会いに喜んでいます。道喜粽、早めにいらして良かったです、この先はかなり大変だと思います。鎌倉のクアアイナは波乗り帰りに時々寄っていました。青山にもありますが、ハワイでは別なお店に行ってました。
Posted by あんころりん at 2007年05月06日 22:48
美味しそうですね〜〜!
すでに取り上げられたかもしれませんけど、
徳島の「小男鹿」(さおじか)
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/food/kanmi/20041104sl11.htm
今度、ぜひ、食べていただきたいです!
ここで買えるみたいです。
http://www.tokushima-shop.jp/?mode=f4
Posted by サエキけんぞう at 2007年05月06日 23:48
のりた(げ)さん
こんばんはー。ありがとうございます。
昨年はちょうど江戸川橋浪花家が一周年だったんですよ♪
夏蜜柑丸漬はとても気に入りました。ほろ苦い苦実のお菓子の美味しさを満喫できます。オレンジピール苦手な方にも好評でした。固い物好きならぜっったい!元祖ケンピは試す価値あります。たまりませんよー。固さ的には生の玄米粒くらいでしょうか、噛み心地が気持ちよくてやめられません。小麦粉なので煎餅とはひと味違って楽しめます。私は入山煎餅が大好きですが、草加煎餅もおいしいですね。あと炒り豆、塩豆はぜったい欠かせません。
Posted by あんころりん at 2007年05月06日 23:58
チロリンさん
やはり一般的なお節句の粽は手間がかかるからじゃないでしょうか?あれ巻くだけで大変だと思うけど。確かに笹も3〜4枚使うから関係してるかもね。
川端道喜に関しては作り方が違うし、北山笹に本葛と言うこともありちょっと特別なのでしょう。先代の著書で詳細が読めるけど、5本で3000円でも高くないな、という気がします。しかし私は誰の回し者なんだ、献身的広報部(笑)。
Posted by あんころりん at 2007年05月07日 00:07
サエキけんぞうさん
お久しぶりです!ご活躍はあちらこちらで伺ってます。「小男鹿」とは渋いお菓子をご存知ですね、ってそうかぁ徳島はお詳しいのですよね。
まだ取り上げてはいないのですが、風趣あるお菓子ですから、紹介したいとおもっていたところです。情報までありがとうございます。
Posted by あんころりん at 2007年05月07日 00:12
>あんころりんさん
三角ちまきなんですけど、新潟で「ちまき」というとこれです。

正三角形にちかい形状のもの
http://www.dangoya.com/shohin/index.html

やじりみたいな形状のもの
http://www.yasudamochi.com/chimaki/info.html

があります。

山形県では笹巻といわれています。
http://www.kiyokawaya.com/product_info.php?products_id=101

他に秋田や福島にも三角ちまきというものがあるようです。
こちらは材料費が安いのか?量のわりに安いです。
Posted by 笹団子 at 2007年05月07日 00:13
あんころりんさん、2周年おめでとうございます。
こんなに濃ゆくて歯ごたえボリボリのブログを丸年も!
頭が下がります。そして頭下げつつ喰らいついています。
今後とも引き続き噛みしめさせていただきつつ
かげながらボリボリしながら応援しております!

そして情報満載の2周年記念記事の中でもケンピ!
我が家でカンパン並に常備物件となりました。
なつかしい粉臭(←良い意味で)といい、
かじりすぎ防止にうれしい小分け包装といい、
オレンジ地に激しいタッチの黒文字「ケンピ」デザインといい、
もう手放せません。抱え込んでます。
「もしかしたら前世は高知で龍馬とすれ違ったか」
と、なにやらの泉的なことを妄想してしまうくらい好き。
時間も距離も超越させてくれる銘菓百選ですね。
このたびも良き物件のご紹介ありがとうございます〜。

ああ、また長っちり。失礼しました。
これからもあんこ魂全開のご活躍、ボリっと応援しています!
Posted by ぺなぞう at 2007年05月07日 09:06
祝・二周年!(出遅れてごめん〜) もっともっと、楽しい記事をよろしくね〜。
新宿に行くたびに日替わり販売メニューをながめてチェックしております。しかし、なかなかタイミングが合わないのだ。
はこだて大三坂にくらくらっときております。いつかそのうち。そう、あれもこれもそれもみんな、いつかそのうち。
「ケンピ」の文字にはなんだかパワーがありますね。虫歯はないけど硬いものに弱いので買えずにおります(笑)
あ、別件ですけどあとでTB送らせていただきます。
Posted by kozue at 2007年05月07日 16:25
笹団子さん
情報をたくさんありがとうございます。
偶然ですが、3日前、新潟の食通友人がわざわざ、一番美味しい!という笹団子をくれましたが、本当にびっくりするほど美味しかったのです。粽もおいしそうですね。

Posted by あんころりん at 2007年05月07日 23:11
ぺなぞうさん
ありがとうございます。これからもどうぞ支えて頂くことに勝手に決めてますので、よろしくお願いします。ブログを初めて良かったと思うのは思いがけず世界が近い方に出会えた事です。いつも力強いコメントありがとうございます。
ぼりぼりするのが好きな人もいるってわかったのも収穫でした(笑)あんなお菓子が320年って日本も奥が深いなと思いました。
何はなくとも、菓子は楽しいです、これからも良きアドバイスなどもよろしくお願いします。
Posted by あんころりん at 2007年05月07日 23:29
kozueあん
ありがとうございます。ここまで引っ張ってくれて感謝です。こちらこそよろしくお願いします。
はこだて大三坂は書いていてkozueさんがしっかり思い浮かびました(笑)。お好きだと思うな〜。
あれもこれもが山積みで嬉しい悲鳴ってかんじですよね。タカシマヤが近くて本当にラッキーだとつくづく思ってます、食べ過ぎちゃうけど。
え、硬派に弱かったのー?入山煎餅好きだという認識から今まで存じ上げませんでした。

TBもありがとうございます。偶然だけど大三坂
を書いていて、日の出前を思い出ししののめ作りについて調べたんですよー。書けば良かったなー。
こんな私をこれからも大目に見てね。
Posted by あんころり at 2007年05月08日 00:10
遅ばせながら、2周年おめでとうございます。
あんころりん様、これからも内容のググッと濃いぃーブログを頼みます(笑)本当に頭が下がりますです。
Posted by トッコ at 2007年05月08日 10:06
トッコさん♪
わざわざありがとうございます。いつも励ましてくださり、楽しいコメントを読ませて頂くとガイン〜と頑張れます。こちらこそこれからもよろしくお願いしますね。
Posted by あんころりん at 2007年05月09日 14:34
あんころりんさま
遅ればせながら、ブログ2周年おめでとうございます!私がこのブログを読み始めたのは去年秋頃でしょうか?いつもいつも本当に素晴らしい内容に感心しっぱなしです。上京した際にはたくさんのお店までご紹介してくださって、本当に感謝です。東京の和菓子屋さん巡りはまだまだ序の口なので、これからもあんころりんさんのブログを参考にひとつひとつ制覇していきたいと思います!これからも無理のない程度に頑張ってください。応援してますよ〜。
Posted by いもすけ at 2007年05月11日 06:56
いもすけさん
うわ!ありがとうございます。
本当に皆さんのコメントの一つ一つに感激しています。ブログを通して皆さんときちんと何かがふれあえるのは心底勇気づけられます。応援してくださてありがとうございます。また上京の説はご連絡下さいね〜。お役に立てるのは嬉しくて仕方ないんです。これからもよろしくお願いします♪
まだまだ旨い店ありまっせ笑。
Posted by あんころりん at 2007年05月11日 08:11
2周年おめでとうございます!
まだ、ここを拝見するようになって浅いのですが、さかのぼって読ませていただいているので、もう長年のお知り合いのような錯覚すら覚えます。
MOCHIKOクッキングブック(スパイラル綴じの方)がおそろいでうれしかったです。

あんころりんさんの寛容度の高い筆致、あふれる教養、小豆への愛情などをひしひしと感じながら、これからもお供いたします。
そうそう、明日、ようやくタカシマヤ見参ですよ。子供の美容院に行くのです。夫も一緒なので、私はその隙にリニューアル後の地下などを偵察する予定です。
Posted by 小熊猫 at 2007年05月11日 15:33
小熊猫さん
ありがとうございます。
私も随分前からお話ししてるような気分です。あのMOCHIKO本!をお持ちとは、私が言うのも何ですが相当マニアックな体質では?笑。でも本当に伺えば伺うほど視点が似ているのには驚きです。
そんな方に出会えた事にに感謝です。
寛容度の高い筆致とは小熊猫さんのコメントです。教養とはおよそ無縁ですが褒められると嬉しいので調子に乗っておきます。
私も明日時間が許せば寄りたいのですが。うまくいけば同じ空気を吸っているかもしれませんね。
土曜日ははみかも山と大手饅頭が入りますよ♪
こちらこそこれからもよろしくお願いします。
Posted by あんころりん at 2007年05月11日 22:39
あんころりんさん、おくればせながら2周年おめでとうございます。いつもいつもとても濃い内容(文も写真も!)で楽しませて頂いています。楽しむと共に、このテンションと濃度を保ちながらコンスタントに続けるあんころりんさんは本当にすごいなあと頭が下がります。

#私のかき氷サイトなんて夏だけなのに、それでもたまに、書くのが面倒になってますもの(^^;;;;

あんころりんさんのblog、自分が知ってる和菓子屋さんが登場することも多いんですが、それまでそんなに思い入れがなかったお店が、あんころりんさんのblogを読むと俄然魅力的に見えちゃったりして、ホントにすごいなあと思います。

3年目も、よろしくお願いしますっ^^
Posted by ayano at 2007年05月18日 15:43
ayanoさん
わざわざご丁寧にありがとうございます。
写真と文章の達人に褒めて頂くと調子に乗って頑張ってしまいますよー。
私にとってトーキョーウジキントキはお手本とも言えるのですが、早く多くの人々を魅了できる記事を軽々書けるといいのになあ、と思っています。でも、なじみのお菓子屋さんの魅力を再発見!なんてことがあればまさに本望です。
すべての事柄の最新情報にはずっとうとくて、ただただ自分の好きな物を好きだと言ってるだけなのですが、それに乗ってくれるayanoさんの様な方が何人かは世の中にいるのが嬉しいです。
これからもぜひ!宜しくお願いします。
Posted by あんころりん at 2007年05月19日 13:10
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