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「和菓子wagasi」−東京のお菓子・菓子パンを歩く

2015年03月22日

お彼岸なので苺おはぎ、筍ぼたもち、粒あんおはぎ〜青柳正家・しげた・池袋三原堂

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しげたの"筍ぼたもち"と青柳正家の"苺おはぎ"
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"おはぎ 粒あん"池袋三原堂
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粟(あわ)ぜんざい

昨日はお彼岸の中日。墓参された方も多いのでは。
ワタシはたまたま甘味処を利用して、店頭でみかけたおはぎに(お彼岸だ〜)・・・


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・・・思い出しました。

というわけで最初に手にしたのは定番の粒あんおはぎ。
「池袋三原堂」でぜんざい食べた後(だったから)二つだけ包んでもらいました。"粒"と言ってもいわゆる"半ゴロシ"、昔ながらのつぶした小豆あんのおはぎです。裏切ることのない親しみのある口あたり。お彼岸だわなあ、という気分にさせてくれるそんなおはぎ。
ワタシはほんのひとくちだけ頂きました。

というのは、このあとたまさか立ち寄った日本橋三越で"ぼたもちコレクション"に出くわしちゃったから。
菓遊庵でコーナー展開していたのは6和菓子店による8種類の創作おはぎ。24日までの限定ぼたもちです。

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青柳正家

"苺おはぎ"は餅米のなかに丸ごとの苺を入れた小ぶりのおはぎ。包んでいるとろりと柔らかいこしあんがさっぱりと軽やかでデザートおはぎと言った口あたり。「青柳正家」らしさが感じられる朝生菓子です。
ごはんの後でもおいしくいただきました。


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しげた

もうひとつは"筍ぼたもち"。横浜長者町「しげた」の品です。
「しげた」のHPによると明治5年、水飴業として創業したお店のようです。神奈川県民になって1年経ちますが、存じ上げませんでした。複数店舗を営んでいるけれど、一度本店に行ってみようかな。

特製"筍ぼたもち"の上に載せたのは蜜煮の青えんどう、甘いウグイス豆に甘めのおこわに甘く炊いた筍の組合せ。仕出し弁当を思い出させるのはお花見をイメージしたからでしょうか。中は小豆こしあん。

"ぼたもちコレクション"と銘打ってもぼたもちの名は「しげた」だけ。
東京の菓子屋はどれも「◎◎おはぎ」の銘。
春はぼたもち、秋はおはぎ、という節もありますが、印象では都内の和菓子店は一般的に"おはぎ"表記がほとんど。なんとなく家庭でつくるとぼた餅、お店で買ったのはおはぎ、って気もしますが。
地方によっても違うのでしょうか。どうすか、皆さん。

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池袋三原堂 粟ぜんざい ちいさなところてんが付くのが嬉しい

昨日の午前中は樋口豆腐店の創業88周年祭で揚げたて「アツアツ厚揚」げとなめらか〜な豆乳「杏仁豆腐」を、お昼は三原堂で「粟ぜんざい」、午後は銀座で行われた「郷土菓子研究会」イベントで各国の郷土菓子試食、と朝からお菓子続きで、そしてシメはぼた餅、おはぎ、お饅頭。
だがしかしまったく飽きることなく、おいしくいただけるあんこ体質。

今朝もはよから、ママレイドに羽二重団子。
正月も盆も彼岸も甘いモノにおぼれる日々、ドルチェビータであります。
あんころころころころりん♪


池袋三原堂:おはぎ〈小豆(北海道産)国産餅米 砂糖 塩)190円
・向島「青柳正家」:苺おはぎ(小豆 砂糖 餅米 苺 塩)270円
・横濱長者町「しげた」:筍ぼたもち(小豆 砂糖 もち米 水飴 筍 青えんどう豆 大豆 小麦 塩 トレハロース)260円
日本橋三越 菓遊庵 ※ぼたもちコレクションPDFは3/18〜24まで本館地下1階「菓遊庵」にて。
・池袋「樋口豆腐店」FB


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posted by あんころりん at 09:52| 東京 ☀| Comment(7) | TrackBack(0) | 行事、節句の菓子(正月、雛…) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こちらも“おはぎ”で売っているような気がします。あんまり“ぼたもち”の表記はないような・・・。
苺もすっかり和菓子の物として定着しましたね。苺大福が出た頃は「え〜っ(合うの〜?)!」と思ったし、どうせ一時の流行りだろうと思ってましたが。
“筍ぼたもち”って、普通の“おこわ”かと思っちゃいました。こしあんと筍ですか・・・?合いましたか?

う〜、そちらで言う“ぜんざい(粟ぜんざい)”とても魅力的なルックス〜♪
餡子はやっぱり美味しいですよねぇ♪
Posted by いもすけ at 2015年03月23日 06:31
早速三原堂に行かれましたか!粟ぜんざいまだやっていたんですね。お味はどうでした?粟ぜんざいとおはぎは一年中やって欲しい上、それも朝ごはんに食べたいというのは、私だけなのでしょうか。。。朝血糖値を上げずに、いつあげる!?なんて。
Posted by 大食倶楽部 at 2015年03月23日 16:01
いもすけさん
そちらもおはぎなんですねー。そういえば大迫餅店もおはぎつくるのでしょうか。なんだか、あそこだったらぼたもち、って呼びたいような気がします♪
筍と小豆あんの組合せってじつは悪くないのです。姫路には筍もなか、筍ようかんもあるけど美味しいんです。
ただこちらは、少々おこわが私には甘い・・。おそらく甘くなかったら好きだと思います。
Posted by あんころりん at 2015年03月24日 22:57
大食倶楽部さん
粟ぜんざい、なんとなく通年でやっているようでした。メニューに普通に載っているし。ぜんざいらしい、こっくりとした小豆でした。粟はしっかりめで餅方向へ傾いてました。なので、全部食べるとボリューム感たっぷり。朝飯向きかな(笑)。
私は朝食はママレードからジャムで小豆は十時過ぎに。
Posted by あんころりん at 2015年03月24日 23:26
「ぼた餅」って、小さい頃から知ってはいたけど使ってはいない呼び名なんですよね〜。でも「ぼた餅」で売っていた和菓子店もあったような気がします。
そういえば一昨年の編み菓子展では、入ってすぐに「おはぎ」を見て「春はぼたもちっていうのよね〜」とご忠告くださった方がいらっしゃいましたけど、「ああこれ秋に編みました」って言い返してしまった(笑)
Posted by kozue at 2015年03月29日 17:16
ああ、そんなことより…(連投失礼いたします)
筍ぼたもち! 筍と餡、よくわからない! 機会があったら挑戦してみたいです。
苺おはぎは、、、言わなくてもわかっていただけるかと(笑)
Posted by kozue at 2015年03月29日 17:19
kozueさん
ぼた餅名義のお店でも、つぶあん、こしあん共につくるんでしょうか。(なんとなくつぶしあんのイメージ)。
必ずしも、春ってわけでもないみたいで、諸説あるようですが、そうゆーご忠告にはkozueさんのレスポンスがあたりさわりなくてベストだったかも。
筍もなかはかなりイケました。おはぎは・・ね。
kozueさんには信じがたいでしょうけど、どうやらワタシは基本的に小豆あんと苺の組合せがものすごく好きみたい(笑)
Posted by あんころりん at 2015年03月30日 19:29
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