北五商店街の入り口(出口?)の亀泉堂(世・北沢5-36-9)。
初めて店の前を歩いていたときその佇まいに思わず引き寄せられました。
豆大福は残念ながらないんだけど、
「芋ようかん」の看板があまりに魅力的なオーラを放っていたので、
さんざん他で朝生菓子を買ったあとにいろいろ購入してしまいました。
この商店街自体が全体に気配を消しているような、笹塚から徒歩5分くらいなのに小さな橋を超えるだけで,ちょっと時計がずれてるかんじです。
北五は世田谷区北沢5丁目なんですが、渋谷区笹塚との区境に位置しているので
下北沢のサイトにもささはたドっとこむ、にも入らないエアポケットエリア,東京の中心でまるで名もない地方の小さな通りのようです。
その入り口にある亀泉堂は昭和前半というかつげ義春(作品)的佇まいです。(おおげさ?)
ここの名物、芋ようかん(120円)はすっごく素朴でおいもらしい味です。
芋ようかんと言えば舟和が有名で、子供の頃からお墓参りに浅草へ行く度に母にねだってましたけど、舟和よりもっと
フレッシュでおいもの風味がもっとダイレクト、そして今の時期は塩味が効いていてとてもおいしくいただけます。
これをスライスしてオーヴンで焼いたら別なおいしさも楽しめそう、この次トライしよう。
あと自家製のどら焼き(120or140円?)も手作り素朴な味わいです。
うさぎや(好きです)などの有名店のものとは違うおいしさで小振りな可愛らしさもあってぺろりと食べちゃいました
ふわふわ、ではなくもっと生地が詰まって素材感のある噛み応えがよいです。
カステラもいろいろあるようで、また四つ折最中(カレールウとか板チョコ状で6cm角くらい。140円)がすごーくおいしそうでした。
おそらく焼き菓子がお得意だと思いますよ、箱入りもあり。
今月はかわいい折り紙のえびをおまけにくれました。少し買ってもつぶれないような心遣いも奥様?がしてくれました。
どうかこの通りの雰囲気がこわされませんように。
↑他に甘団子、辛団子(80円)柏餅(みそあん140円))も。練りきり類もかわいいです。
http://cherubim.jugem.cc/?eid=269
木枠のガラスケースに入ったカステラはタマゴがいっぱい入っていてとても素朴な暖かいお味です。芋ようかんも美味しいですよね。裏道マップにのってしまい交通量が増えてしまったお店前の通りは「井の頭通りが拡張するのに際して自動車が入りにくいようになるみたい」とお店のご主人が嬉しそうに話していました。お味と同じく素朴なご夫婦が心地良いお店ですね。
そして、Cherubim(ケルビム)という名前の由来は、聖書や聖歌に出て来る天使の名前から取らせて頂きました。
今頃楽しい時間を過ごしていたはずなのに〜〜と、
自分で自分が憎たらしい!(笑)
先日かしましツアーで連れてって頂いた念願の亀泉堂!
やっとこ記事を書いたのでTBさせて頂きました。
本当に素敵なお店!!大好きです☆*・
残念だし体調悪いのは本当にお気の毒。
亀泉堂はいつ見ても素敵なお店で
大好きです。どら焼きが一番好きです。