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「和菓子wagasi」−東京のお菓子・菓子パンを歩く

2015年06月01日

期待の新規店!宮の坂「まほろ堂蒼月」〜日々のお菓子が充実

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シンプル&コージー
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紫陽花
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青豆大福♪



ほやほや〜。
5月3日に開店したばかり、湯気が立ちそうなくらいフレッシュなお店が・・・

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・・「まほろ堂蒼月」です。
都内で個人による本格的な和菓子屋さんがオープンするのは久々のこと。
下北沢経済新聞のニュースに和菓子好きの期待が高まるのは必至、ワタシもさっそく足を運びました。

店の最寄り駅は東急世田谷線「宮の坂」ですが、小田急線の豪徳寺からも徒歩6〜7分程度。
世田谷線=かつての"玉電"(て言ってもわからんか)線路沿いの、住宅地に隣接する静かで落ち着いたロケーションです。
シンプルな店構えは洗練されていて、和菓子店というより気の利いたレストランといった趣ですが、
過度にスタイリッシュでなく、温かみのある雰囲気は若いひとたちにはむしろ入りやすそう。
閉店間際(いや直後だった…)に到着したワタシも照明に浮かび上がる店名に、さらに高まる期待感!


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引き戸のなか、店内は喫茶スペースがあり、こちらででお菓子をいただくことが出来ます。
木を基調にした佇まいはショーケースに並ぶ自然な色合いのお菓子にふさわしいものです。
さらに柔らかな照明が、お菓子やお店をいっそうびきたててました。


事前に電話で予約は入れていたけれど
「まほろ堂蒼月」のお菓子たち、目にするのはこれが始めて。
どれも素材そのままの色が好ましく、日々のおやつにふさわしいものに思えます。

この日、季節ものは水羊羹、そして葛桜など定番の朝生菓子2種類と、
つくね芋を使った薯蕷生地に麦こがしを混ぜ込んだ薯蕷饅頭"麦手饅頭"と
まだらに染めた道明寺が斬新な「紫陽花」などお店独自の菓子が2種類。

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本葛使用の葛桜

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あじさい色の道明寺餅 紫陽花

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つくね芋を使った生地に麦こがし(!)を混ぜ込んだ麦手"饅頭。もっちりと風味豊かな薯蕷饅頭であっさりとした甘さの粒あんがよく合っています。ワタシ好み。


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水羊羹 適度な柔らかさ。この日は20%増量


そして、通年の菓子。
ここで目を引くのは「青豆大福」。餅に混ぜ込む豆は赤えんどうではなく、青えんどうです。
"青えんどうの大福"といって最初に思い浮かべるのは、そうあの目白の名店、だよね。
予想にたがわず店主の山岸さんは数年間、志むらで修行されたのだそう。
いくつかの菓子にはその培った技術、感性がにじみ出ているように思います。

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青豆=青えんどうの大福

「青豆大福」。
ふっくらと仕上げるのが難しい青えんどうですが、口あたりもよく、豆の量もちょうどイイかんじ。
豆大福の肝は"豆"というのがおいらの持論ですが、やはり豆がイイと断然おいしいよね
餅はかなり柔らかめですが、搗き餅とのこと。中はあっさりめのこしあん、これも目白同様。

やや日保ちする通年品としてどらやきと最中がありましたが、どちらも小ぶりで、そしておいしい。

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ふっくら、こぶりに 焼く際の油をバターに換えた

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当然のようにお赤飯も調製してます(って、志むら基準に語るのは失礼なんですけど、2階喫茶のランチと言えば赤飯だし)。
そのほか芋ようかんも調製してます。

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宮崎産 紅あづまを使用、材料にバターが入り、ねっとりとした食感、ホクホクでないのがワタシ的に残念

結局、全部包んで頂きましたが、トータルで1600円ちょっと。
予想していたよりはるかにお手頃な価格に驚かされました。

創作のアイデアが豊富とお見受けした「まほろ堂蒼月」店主、山岸さん。
基本を踏まえつつ、そして、上生菓子ではない日々のおやつであるのにも、これからの和菓子店に必要とされる新しさを感じさせます。
お店全体を見つめる感度も若々しいし。

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本葛生地の葛桜、断面


期待をしてます、さらにステキなお菓子とお店へ、
トータルに発展していくことを。
また来月、季節が変わるに伺いたい。

・まほろ堂蒼月 〒156-0051 東京都 世田谷区宮坂1-38-19 月休 9〜19時
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posted by あんころりん at 02:42| 東京 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 世田谷区&目黒区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
へえ〜こんな素敵な新店舗とは、期待しちゃいます〜。
道明寺で紫陽花って初めて見た気がする。個人的には麦手饅頭と青豆大福を必ず食べたい。いつ行こう? なんとか梅雨前に…といろいろ計算中(笑)
Posted by kozue at 2015年06月02日 17:55
わずかながらこうした意欲的な和菓子店が新規で開業されるのはいいことかと思います。

道明寺というと桜餅ですが、アジサイをモチーフにするとは面白いですね。


和歌山の総本家駿河屋は株式会社総本家駿河屋駿河町本舗として3月に再スタート。
http://www.tv-wakayama.co.jp/news/detail.php?id=33834

和歌山市立博物館も木型の保存に奔走されたようです。
http://www.sankei.com/region/news/150415/rgn1504150034-n1.html

和歌山の町の人の熱意が通じて営業再開されたようです。

詳細は不明ですが、京都伏見の店舗は先駆けて2月に営業を再開されたそうです。
http://www.wakayamashimpo.co.jp/2015/03/20150317_48229.html
時間が経過してニュースではなくなりましたが老舗の復活を見守りたいと思います。
Posted by 笹団子 at 2015年06月02日 20:52
kozueさん
ぜひkozueさんにも召し上がってほしいわ。いまにして思えば志むらを最初にいただいたのってkozueさんのおみやげだったんですよね。ワタシも世間知らずで(笑)。ついでに今思い出したけど、ブログ開始して10年だったんだ・・。さておき
麦手饅頭は惹きつけられるよね−。薯蕷ってのがよかったです。青豆大福、たくさんのヒトに支持されるといいな。
Posted by あんころりん at 2015年06月05日 23:20
笹団子さん
個人の和菓子店が開店しても、あまり注目されませんが、長く営まれるように願っています。しかし、パンに比べると和菓子好きって方は世の中に少ないですね。老舗は進物用に頼らず、もっと頑張って欲しいものです。駿河屋が復活してよかったですね。
Posted by あんころりん at 2015年06月06日 00:00
うわ、好みっぽい、おもいっきり。青エンドウフェチとしては、ぜひとも行きたいですね。芋羊羹の繊維にもくらりときます、はい。こしあんの上品な色艶にも、くらくら。
Posted by 大食倶楽部 at 2015年08月18日 20:03
大食倶楽部さん
志むらで修行されたそうで、あちらの福餅の球体バージョン。餡はわりとしっかりとした甘さに感じました。店内でお茶とともにいただけるのもいいですね。
Posted by あんころりん at 2015年08月20日 10:57
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