

岡山県立美術館前で
衝撃の!!
岡山県立美術館で開催されていた森本美由紀回顧展。
おかげさまで・・・
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・・・盛況のうちに、3月20日をもって終了しました。
すっきりとまとまりのある展示内容で、
県立美術館らしい広々と高さのある空間に、
森本の真骨頂である墨と筆による白黒のイラストが際立っていたのが、印象的でした。
さておき。
回顧展にかこつけて甘党の本性もむき出しに(笑)。
短い滞在ですが、津山、真庭、市内と
岡山では行く先々でカステラを得意とする菓子屋さんに出会いました。
数も多いうえ、高レベル。
岡山はカステラ特別エリアってのが個人的な印象です。
そんな滞在最終日に立ち寄ったのが岡山駅前の目抜き通り沿い「常磐木」。
創業95年の老舗菓子店で、"カステーラ"は看板にも謳われている名物です。
その存在を知ったのはkzu*o*hinoさんのこちらの記事から。
相変わらず、その豊富な知識と神出鬼没な行動力に平身低頭です。
たしかに。
スゴかったですねー「常磐木」カステラ。
試食用をひときれ口にしただけで、(いままで食べたカステラのなかで一番好きだー)、
と地球の真ん中で叫びそうにテンション跳ね上がりました。
なんてたってこのザラメ。
端から端まで底にごっそりと白双糖のかたまりが。
これが、あとから足したモノでないっていうのだから、二度びっくり
(あとから追加でザラメを敷くレシピも少なくない)。
そして、肝心の本体部分、生地の味と食感がめちゃめちゃ好み。
もっちりしているけどベタつかず、しっかりと空気を含んで、香りがよくてさっぱりとした甘さ。
こんな理想のカステラに岡山で出会うとは!!
長崎の仇を江戸で・・いえいえ、
カステラの本場長崎でなく、岡山でテッペン極めた?
こちらのお菓子は、大小のもなかとカステラのみ。
店内には大小さまざまなサイズのカステラ用箱が積まれてました。
女将さんのお話では、初代は長崎でカステラ作りの修行を積み、愛媛松山で和菓子づくりを学ばれたのだそう。
当代2代目とのことですが、このようにたっぷりとザラメを沈めるような技術を得るには
日々、努力を重ね、研鑚を積まれたとのことです。すごいよね〜。

特大のもなかも魅力的でしたが、残念ながらこの日は品切れ。
でも、このカステラに出会っただけでも、岡山まで連れて来てくれた森本に感謝だよなーと
表町通りの「森本美由紀回顧展」の横断幕を眺めつつ、本末転倒な思いにふけったのでした。

●御菓子司常磐木
岡山市北区磨屋町1-2(広島銀行西隣) 日祝休 9〜20時
カステーラ:サービスサイズ(箱入)890円
Yahoo!ロコ

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黄色い部分の質感も、焼き色も、なんだか素敵です。
こんなカステラ、見たことありません。いちいち写真に釘付け。
これも森本さんのお導きです、きっと。
地方に行くと、こういう出会いが何より嬉しいですよね〜。
確かにカステラザラメ問題は奥が深いですよね。
下手すると「ない!」ということも。
そうするとうちの大きい王子が激怒するんだよなあ。
あの人、正統派カステラと甘食が大好きなんです♪
今日飛行機なので、また和菓子日照りが始まります(涙)。
お。焼き色の魅力に気がついてくれてありがとう!方向としては梅寿軒っぽい食感で、甘さがすっきり。
そして。kozueさんもザラメお好きなのねー、嬉しいっす。
知らない土地で好ましい出会いがあると、ぐっと幸福感ましますね。
ご記憶かどうか、桃太郎通りを走っているとき、車上ででワタシが異様に反応したお店がこちら。まさか、ここまでスゴいものが眠っていたとは予想してなかったけれど。大きい王子って甘いモノ苦手Tというわりに、ザラメ好きなのか(笑)。
>激怒
想像できる(笑)買う方は底をいちいち確認できないからねえ。
岡山にいらっしゃる予定だったとは!奈良もステキですけど、このザラメ見ると、のけぞるでしょうね。
和菓子日照りはつらいですね。台湾も和菓子の店がぽつぽつオープンしているという情報もあるけど、実際はどうなんでしょう。