つぶときなこ
だんご
昨日、19日はお彼岸の入り。
お月見の頃から巷におはぎは並んでいたけれど。
やはり入りには美味しいおはぎが食べたいなぁ、と・・・
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大好きな"くげぬまライス"のきなこおはぎを買いに行ったのがお昼過ぎ。
完全出遅れ状態で、おはぎもおいなりさんも完売状態。
ならば!
と(ロードバイクではなく)カゴ付買い物チャリで行ける、おいしい餅菓子のお店へ。
辻堂の三吉野はものすごくあやふやな記憶によれば、昭和初期の創業。
昔ながらに朝一番で、糯米を蒸かして胴搗きした自家製の切り餅や豆大福を店頭に並べています。
もちろん焼だんごは上新粉を練って蒸かして搗いて、そして火で炙った。
しっかりとした食感に、香ばしい甘辛醤油のたれ。バンカラだんごの理想型ですね。
おはぎみっつにおだんごいっぽん♪
つくりたてのお赤飯、おいなりさんにかんぴょうののり巻きなどなど・・
絵に描いたような近所にあったら嬉しい和菓子のお店。理想的かも。
だがしかし。買い物チャリで往復50分くらいかかっちゃうので、頻繁に通うわけでありません。
湘南に来て2年半。
思うに、三吉野菓子店のおはぎははじめてです。が、これが大あたり〜。
実際のところ、予想をはるかに上回るクオリティで
艶やかでみずみずしいつぶしあん、やや煎りの深いきなこはふんわりたっぷり。
ごはんの丸め方も空気を含んで固くならず、水っぽくもなく、ほどよい口あたり。
あのですね、繁盛している餅菓子屋さんのおはぎって、わりとキュっと握られて、つぶしあんも水分がしっかり飛んじゃって、瑞々しさがいまひとつだったりするのですが、三吉野さまはイイ!柏餅も美味しかったがおはぎはもっとイイ!
あ、もちろん地域の餅菓子店としては人気の高い方だと思われます。駅の反対側にも支店あるし。
俯瞰でもおいしい
つぶあんはごはん
つぶしあん2つときなこ1つを包んでもらったのですが、上からふんわりラップで覆われたきなこに、ちょっと感激。
だって、きなこの飛散防止策として、紙、あるいはポリエチレンで仕切る程度が朝生のお店では一般的ですから、こういったデリケートなひと手間って印象に残ります。
きなこはこしあん
切り餅
朝搗きたての切り餅が並ぶのも嬉しい!
季節の餅菓子を求めたときは豆大福でなく切り餅をひとつ入れてもらいます。
軟らかいけれど、すこし締まってほどよい口あたりになっている四角いお餅を
そうして、チマチマと4分の1ずついろいろな味で食べるのが小さなよろこびなのさ。
この日は、そのままの白餅、生醤油、黒みつきな粉、メープル醤油で小市民的しあわせ。ほんとに小さいな・・おれ。
くげぬまライスも近々、紹介しなくては。
あ、そうだ!
9月13日発売された HanakoforMen19号「甘党です。」で巻末のあんこ特集を監修、執筆しています。
一部は書き下ろしですので、よかったらお手にとってご覧くださいませね。
★湘南パン祭り★
5日後に迫りました。
土曜日まで雨の予報ですが、日曜日は曇り。どうかこのまま頼む!
天候による開催の可否は前日に湘南パン祭りFBで発表します。
おいでになるご予定の方は、必ず前日の午後にチェックしてくださいませね!
三吉野菓子店
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このお写真をしっかり脳に焼き付けて、わたしは明日おはぎを作ります。そうそう、ごはんの理想的な握り方をね、気をつけないとね。
もう、作られたよね。この見本で美味しくできたことでしょう~。おはぎって八割がたごはんで決まるような気がします。今年も私は食べる一方だ。
Hanako読みました。渋きりで大分変わるのはまさしくその通りですね。私はどんと小豆の味のする粒あんが好きですが、こしあんはさらりと解けるのが好き。しかし、著者の名前を見ずに、セレクションだけを見ても誰が書いたか分かったかもと思いましたよ(笑)。
お返事おそくなってごめんなさい。
あんなマニアックで地味なセレクト、誰がするって(笑)
ワタシも粒あんは豆クサいくらいが好きですね^。