ワイドに登場!栗増量
今年も頼んでしまいました。
やまり菓子舗の"栗蒸しようかん" 栗増量・・・
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・・・。
やまりの栗蒸しようかんは、一昨年ちらっとご紹介しただけでしたが、
やまり菓子舗は山形県の西置賜郡白鷹町という、市街地と離れた場所で営む和菓子店です。
6代目店主が創製したこの栗蒸し羊羹、数年前に爆発的に売れて以来、現在はいろいろな通販サイトで取り扱われています。ゴルフ焼けかしらと思うようなルックスの6代目、いまではフェラーリに乗りつつ、和菓子づくりに勤しんでらっしゃるのだとか。あ、もちろんフェラーリに乗りながら羊羹を練っているわけではありませんよね。
そんなエピソードも楽しみつつ。
ワタシが毎回、頼むのは栗蒸し羊羹をさらにゴージャスに仕立てた、栗蒸しようかんの栗増量タイプ。
栗の量も羊羹そのものも通常品の1.5倍で、幅広の大きな一棹です。
自家製の小豆餡に茨城産の栗と吉野本葛を使った蒸しあげた棹菓子はさらりとした甘さ。
栗の風味がしっかりと感じられ,何よりも蒸羊羹そのものがおいしい。
作り手の濃厚なキャラとは対局をなす(?)、あっさりとした栗蒸しようかんなのです。
栗は茨城の契約農家からLサイズを特注しているそうで、
話によると栗増量タイプは特に上等なものを使用しているそうで、
実は今回、6代目からお電話で、(栗増量用の最高の栗が予定より遅れて入荷するので一日、お待ちいただきたい、納得のいく美味しいものにしたいから)と、直々にご連絡をいただきました。使用日より1日早めに頼んでいたので、難なく承諾しましたが、想像していたキャラより、のどかな和菓子屋さんらしさが感じられて、ちょっとほのぼのしました。
今年の栗たち
写真を見ると2013年より、栗がやや小ぶりのような気もしますが、
でも味もバランスも今年の方がワタシは好き。
講座でも召しあがっていただきましたが、受講者さんも全員「おいしい!」と満足されてました。

2013年の栗たち
不思議なのは"要冷蔵"で日保ち2週間ということ。
材料的には真っ当な蒸羊羹でありながら、冷蔵してもOKってのが謎です。
脱酸素剤入りの密封パックだとしても、蒸羊羹を冷蔵したら多少は固くなると思うのですが。
そういったことはまったく感じられません。
葛の生菓子だって長時間冷蔵は禁物ですから・・仕事などで使う場合に
2週間の日保ちってのはとっても便利でありがたいのですが。
・・不思議なんだよね〜。
今回は以前から気になっていた芋ようかんと蒸羊羹も頼んだので、それも次回書こうかな。
さて、そんなやまり菓子舗さんが
11月に池袋東武百貨店にやってくるというお葉書をいただきました。
いいもの発見やまがた物産展
通販を好まない向きには絶好のチャンスですね。
ワタシもできれば直に買いたい方ですから
楽しそうな催事なので時間を見つけて伺いたいっす。
★備忘録
・栗蒸ようかん栗増量:新栗、小豆、砂糖、葛、小麦粉、食塩 :賞味期限14日間 1棹3780円+送料972円
◇やまり菓子舗
山形県西置賜郡白鷹町荒砥甲1213
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ここはまだ頼めますよー。たぶん12月まで大丈夫&増量タイプはどなたでも注文可能。もちろん山形にも栗はあるけど、ここは大量に使うから茨城の生産農家と契約して質と量を確保してるんでしょうね。冷蔵出来るから、ひとりでちまちま食べられるのはありがたいです。
栗蒸し羊羹って、栗の美味しさを再認識する代表格ですよね(笑)。
年によって栗の表情が違うのも面白いです。