↑上:源氏籬って読めますか?湿粉製(時雨、村雨)
中:展示記念菓子だが“何に見えます?”というクイズに
下:七嘉祥の宮中同様「嘉祥菓子」
六月一六日は和菓子の日。
ひょっとすると“嘉祥菓子”を召しあがった方もいるのでは?
夏に向かって無病息災を祈る縁起物が
この日の“嘉祥菓子”というわけなのですが
この時期は虎屋文庫「和菓子百珍展」もあるので
虎屋本店の『嘉祥菓子』を頂くことに・・・
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毎年「和菓子の日」に向かって数週間
虎屋文庫で行われる和菓子にまつわる恒例の小さな博覧会、
2007年前期は「和菓子百珍展」(6月17日終了)でした。
↑左は今年の七種の『嘉祥菓子』右は昨年の『福こばこ』
始めに「虎屋赤坂本店」で求めた“嘉祥の菓子”について。
2007年に選んだ和菓子の日(=嘉祥の日)のお菓子は
ストレートに『嘉祥菓子』。
東京では耳慣れないことばですが
虎屋本店の『嘉祥菓子』は7種類を“かわらけ”=土器に
檜葉を敷き形良く盛りつけたもの。
説明では
“江戸末期に御所に納めていたものをベースに調製した七嘉祥”とのこと。 つまり殿さまではなく宮中への菓子がモデル。
↑嘉祥菓子は暑気払いのお菓子 右は福こばこから紅白はね鯛
この七嘉祥の盛りは
淺路飴(求肥製)伊賀餅(餅製・白あん)桔梗餅(外郎製・御膳あん)
源氏籬(湿粉製)、豊岡の里(押物製・飴あん)、味噌松風(焼菓子)、
武蔵野(湿粉製)と昨年同様。
七嘉祥(7種の菓子)というのは16の1と6を足した数ですが、これもまたスタンダードらしい。 しかし…源氏籬=げんじませ、って読める方いますか?(注1)
↑お洒落な源氏籬と野太く?シンプルな武蔵野
ここで“嘉祥菓子”の由来と逸話などについて少し。
「嘉祥の儀」のルーツは諸説あるようですが
「嘉祥」は848年の6月16日に改元された平安時代の年号。
その日に天皇から家来に16の食べ物を送ったのが起源とも言われます。
他にも由来関係の文章は多いですが、どれも面白い。
(注:下段◎嘉祥菓子のこと◎参照)
室町から江戸時代にかけては盛んに旧暦6月16日に
この年中行事「嘉祥の儀」が行われ
この日の厄除けと福を招くお菓子を食べる習慣は
特に江戸の頃には宮中はもちろんのこと
殿さまから庶民レベルまですごぉく盛り上がったようです。
徳川の殿様が2万個!を部屋に並べて部下に配った(下賜)とか
町人は16文(いくら位?)で餅菓子など買ってご利益をさずかったり
↑伊賀餅
どれくらい庶民に浸透していたかというと
庶民に人気の作家、井原西鶴も『好色二代男』(うわ、未読)の中で
“ホントーに”豪勢な16種の嘉祥菓子を食らうシーンを描いています。
(虎屋文庫HP参照)
何せ、川端道喜の笹餅(って粽?)虎屋のようかん、二口屋のまんじゅう、
醒ヶ井餅などなどなど。
道喜と虎屋と二口屋はその頃の禁裏御用菓子司でしたから
超一流ブランド菓子をずらりと並べた
ブルータス的セレブパーティってかんじでしょうか、男子だし。
↑“豊岡の里”は古来から淡紅の落雁などの呼称だが、
大分,豊岡には樹齢450年の魚見桜があるけど無関係?
自分では今年は7ヶ盛の『嘉祥菓子』を選んだのですが
この中の“淺路飴”(浅茅飴)に興味があった(食べたかった)からと言うのも理由の一つ。
↑左は2007年虎屋文庫「和菓子百珍」展の小冊子とカードと
93年の和菓子百珍展に端を発した本「和菓子おもしろ百珍」右が淺路飴
(本音は好みのタイプのお菓子ではないので余計にね)
淺路飴は7嘉祥中ただ一つ、
最近、面白く読み終えた『和菓子おもしろ百珍:中山圭子著』に紹介されていたのがその理由。
前述の醒ヶ井餅もそちらで知りました 中山圭子さんは和菓子の著作も多数の虎屋文庫の研究者です。
調べると江戸の頃は港で浅茅飴売りが出たり、
かと思うと、徳川吉宗(暴れん坊)が水戸藩にあげたり
虎屋は麻地飴として徳川綱吉(犬の殿様=実は甘味好き)にも献上していたり。
地味な菓子に思えるけど江戸時代は上下無関係に
すごーく幅広い人気を誇っていたけれど、果たして自分は好きになれるだろうか?
↑虎屋本店“嘉祥饅頭”右は福こばこから御目出糖(2006年撮影)
ちなみに“浅茅”とは浅茅が原の短縮形で
裏淋しい“ちがや”の草っぱらのこと。
白い餅にはらはらと白ごまを散らした様子を浅茅と見たようだが、
すごい感性。
今ならせいぜい無精ひげ(白髪ね)ってとこでしょうか。
上記の綱吉仕様などでは胡麻が麻の実に似ていることから
「麻地飴」と呼んだようですが
さすがに、殿さまに淋しい原っぱはどうよ、って思ったのでしょうか。
現在、七種盛りの嘉祥菓子は京都ではいくつか見られるそうですが?
東京では虎屋以外でこの体裁を目にしたことはありません。
(そもそもこの時期に東京を歩いてないけど))
関東のお店をご存知の方、教えて下さい。
ここで簡単に7種のお菓子の様子についての印象を。
↑淺路飴、浅茅飴、麻地飴?
「浅路飴」は先に少し書いたけど
‘飴’といっても白ごまをたっぷりまぶした求肥餅。
「浅茅飴」が一般名称のようだが何故か虎屋では“淺路”の表記。 当時は“餅”を“飴”とも言い
“飴度がすこし高めの餅”なので現代の“朝鮮飴”をほうふつとさせる。
想像ですが当時は舶来風のお洒落な菓子だったのかも?
実際、韓国のお菓子にも似たものがあったとはかない記憶が?
(韓国菓子は白ごまを多用する)
盛られたのはフィンガービスケット大で
甘めの求肥に煎った白ごまがたっぷりついた素朴な餅菓子。
おしなべて求肥は水飴を使いますが材料が良質のようで
苦手な求肥独特のにおいがないので最後まで滞りなく食べ終わる。
↑伊賀餅 甘く柔らかな餅に白小豆あん
伊賀餅は推察どおり、可愛い黄色いお米(イガイガ)付の白丸餅
中国料理の蒸した色つき餅米の焼売を思い出しました。
伊賀地方が米処だからか、由来は不明だが、 “いがもち”ってどこかで聞いたことあるなーと思っていたが
稲花餅=いがもちは、蔵王温泉の土産物が比較的ポピュラーのようだ。
これを見ると丸餅に黄色く染めた米粒を飾りほぼ同じ姿。
稲の花のイメージなんですね、伊賀餅って(小動物系かと思ってた)。
虎屋の伊賀餅は上用粉と糯米を使い砂糖を加えた甘ーいお餅、
中は白小豆のこしあんだが餅が甘いせいか、一層甘く感じた。
↑写真はコラムTHE ZAO(H14年3/21号)から拝借
「桔梗餅」は五弁の花に象ったういろう製で
歯応えある餅でこしあんを包んだもの。
桔梗といえば青、ですが、
鄙びた色はおそらく中ザラ糖と白下糖の自然な褐色だろう
白下糖は和三盆の黒糖だが、この餅を食べてものすごく興味がわいた。
↑桔梗餅は歯応え良い外郎(ういろう)製の餅<
“新粉”の餅というのは虎屋には多くない気がするが
子どもの頃から“切り山椒”などを好む体質にとっては、親しみやすい味で
景気づけ?にこれを最初に食べてしまった。
伊賀餅に比べて餅の甘さが控えめなのも、美味しく誘い水になった。
貧困な想像力(味覚)ですが、家伝ゆべしを思い出す。
桔梗はかつては秋の山野草だったが、今では7月の花。
夏中、花屋に並んでいる。が、江戸時代はどういうポジションだったの?
↑源氏籬げんじませの「籬」は“まがき”とも読み木や竹、
紫などを粗く編んだ垣のことで趣あることから文様化
「源氏籬げんじませ」は湿紛製、いわゆる村雨とか時雨。
源氏籬とは文様の一つだが、
小豆の時雨地にクチナシ(黄)色の羊羹で、きりっと対角線が描かれ美しい。
時雨(湿粉)は糯米粉、米粉に小豆あんを混ぜそぼろ状にしたもの。
棹物や御目出糖(上の方に画像あり)など慶弔用に使うことも多いが、
この嘉祥菓子の2種の湿粉は
鹿児島“高麗餅”(これもち)の素朴な味をほうふつとさせた。
↑薩摩菓子「国分とらや」の“これがし”赤坂とはまったく無関係の店です
しっとり〜ほろっ、でなく軽く乾いた噛みしめる食感。
おそらく古来の味には、より近いはずだ。
一般的な時雨より高麗餅を好むので喜んで全部平らげました。
これもまたいにしえの舶来趣味になるのかなあ?
「豊岡の里」はで淡桃色の押物製にねっとりした飴あん入り。
みごとな直方体に違わず、しっかり堅めの落雁で密度ある潔い歯触り。
すーっと舌で溶かす、というより歯を使いたくなる。
飴あんはもちろんとても甘いが複雑な味に感じたのは気のせい?
ワンショット甘みが欲しい時に効果的。二回に分けて食べた。
「味噌松風」は逆にかりっかりでなく、卵黄を使ったソフトタイプ。
すごーく固いの期待してたので、やや残念。
黒ごまを散らしたしっとりとした焼き菓子でかなり抑えた味噌風味。
推察ですが、他のお菓子に味噌の香りが移るから考慮したのでしょう。
老若男女、誰しもが食べやすい味わい。
↑武蔵野も湿粉(時雨)と羊羹 武蔵野にもシベリア鉄道か
「武蔵野」も源氏籬同様の湿粉製(時雨、村雨系)。
小豆餡の時雨生地にシベリアの如く、太めの黒い羊羹を挟んでいる
野太い意匠がやはり武蔵野的ってことなんだろう。
こちらはより高麗餅(これもち)度高い。のでやはりおいしく平らげた。
七つの菓子はどれも軽快な味わいと素朴な食感でスムースに二日で平らげました。
これまで食べた虎屋恒例の「和菓子の日」の三種の菓子では
ボリュームある印象の『嘉祥菓子』でしたが
暑気払いにはもっともふさわしいと感じたのです。
↑赤坂本店で期間中限定のお菓子「辰」羊羹製(こなし)
最後に「和菓子百珍」展を記念して作られた生菓子“辰”も頂きました。
久々の上生菓子はすごくすごく甘くてずっしりと身体にしみ渡りました。
なお、展示のことは今回は書き切れませんでした。すみません。
kozueさんの記事に詳しくわかりやすいのでそちらを参考にどうぞ。
●2006年の嘉祥菓子の記事は↓
「キュートなおめでタイ菓子!和菓子の日・・・」
◎嘉祥菓子のこと◎(2006年版に加筆)
・・・付け刃ですが
その由来は諸説あるけれど
嘉祥菓子は、鎌倉時代に始まり
武家では宋銭の嘉祥通宝の「嘉通」が勝つ、に通じる縁起が喜ばれ
下賜された嘉祥米を菓子に替えたり(かしかしダジャレ?)
流通貨幣の嘉祥通宝16枚で菓子を買ったりしたそうです。
室町から江戸時代にかけては
「嘉祥の儀」が宮中や武家の間において盛大に行われます。
今回頂いた『嘉祥菓子』は
虎屋が実際江戸末期、宮中に納めた物をベースに再現したそうで
菓子の種類は同様(同名)の7種です。
風習は民間にも広まり、町の人々も十六に因んだ個数、
また16文に相当する菓子や餅を供えて食べる風習があったそうです。
旧暦の六月一六日は今年なら7月29日と最も暑さの厳しい盛り
昔は無事に猛暑を乗り切るのは生やさしいことではなかったようで
お菓子を食べて厄除、暑気祓いをしたのでしょう。
でも明治に入ってすたれちゃったそうです。
◎おまけの話◎
サイトの内輪の話で恐縮ですが、
当サイトなどの広報部長を長らく務めていた
わんころりんが今週、極楽の方へ参りました。
いうなれば栄転ということになるのでしょうか。
本人も自らへなへなブログ「ある犬のごはん日記」を運営しており
親しみを持って下さった方も僅かながらいらっしゃったと思います。
まあ、こうなるとなかなか、岸のこちら側の広報までは行き届かないので
あちらの方でのんびりしたい、との意向です。
可愛がって下さった皆さまにはくれぐれもよろしく、と申しておりました。
うさぎやのどら焼き、浪花家のたい焼き、入山煎餅、
カタネベーカリーとメゾンカイザー、ルヴァンなどを好む
なかなか天晴れな嗜好の広報部長でございました。
なにせ、超一流ソムリエだって敵わない一万倍の嗅覚ですからね。
厳しい香味チェックを常に忘れない強者とも言えました、はは。
今週、休刊することも考えましたが、
自分の異動如きでそれはまずい、と注意されたので
更新致しました。
最後、この嘉祥菓子をつるっと完食するのを見届けてから、
出発しました。
何度かのまぬけな登場を温かく見逃してくださった皆さま、
コメントを下さった皆さま
本当にありがとうございました。
どうぞ皆さまに於いては、和菓子など召しあがり除災招福、
暑気祓い下さいますようにお祈り申し上げます。
2007年6月小吉日
わんころりん 代理人あんころりん
(右の画像は日本橋うさぎやのどら焼きを待つ姿)
●お店データ
★虎屋赤坂本店br /> 東京都港区赤坂4-9-22
8:30〜20:00 [平日]
8:30〜18:00 [土曜・日曜・祝日] 年中無休
※
虎屋文庫では年に1〜2回公開展示が行われます。
★薩摩菓子「国分とらや」
●菓子のデータ
『嘉祥菓子』2330円
6月15日から17日までの予約限定販売、内容は下記の通り
・淺路飴
原材料)砂糖 白玉粉 糯米 水飴 ごま
・伊賀餅
原材料)砂糖 上用粉 白小豆 糯粉 糯米 クチナシ色素
・桔梗餅
原材料)新粉 砂糖 中双糖 白下糖 小豆
・源氏籬
原材料)砂糖 白小豆 糯米 新粉 小麦粉 寒梅粉 還元麦芽糖水飴 クチナシ色素
・豊岡の里
原材料)砂糖 和三盆糖 澱粉 寒梅粉 豆類(小豆 白小豆 福白金時 手亡)水飴
・味噌松風
原材料)砂糖 小麦粉 卵黄 上用粉 白みそ(大豆)黒胡麻 膨張剤
武蔵野
原材料)砂糖 小麦粉 糯粉 小麦粉 新粉 寒梅粉 還元麦芽糖水飴
上生菓子「辰」(販売終了)400円
材料)白小豆 小豆 小麦粉 寒梅粉 クチナシ色素
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行ってしまったのですね。道中お気を付けくださいと私もお祈りしたいと思います。
あんころりんさんもおつらいでしょうが
頑張ってください。
お菓子の話は、やはり素晴らしい話でした。
本当に関東でも大題的にやればいいのにと
思います。たくさんの雅なお菓子楽しませていただきました。
なんと日本語の難しく、考えさせられることか
日本人は素晴らしい。
綱吉様も甘党だったんですね。
お犬様も甘党ですね。
明日着くと思います。m(__)m
TBありがとうございました。
嘉祥菓子ってなかなか興味深い風習ですよね。来年は厄除してみようかしら、ただ食べたいだけですが。武蔵野は前々から気になっていたお菓子で、とりあえず吉祥寺虎屋のものでも買ってみようかと・・
げんじませはもちろん読めません。
今回も楽しく拝読しましたが、桔梗餅、家伝ゆべしに似た味わい、というのに目が...。家伝ゆべし、一度しか食べたこと無いのですが、あまりにも弾力があって飲み込めなかった記憶ばかりあるんです。あちこちで売ってるの見かけるので、今度買ってみようかなあ。
無事に極楽に辿り着いたでしょう。ご冥福をお祈り申し上げます。
虎屋はザ・和菓子屋!といったイメージですが、今回あんころりんさんが紹介してくれたお菓子は親しみやすいお菓子ですね。「武蔵野」に似たお菓子は全国にチラホラありますが、ここは虎屋!味が違うんでしょうかね・・。
お言葉ありがとうございます。
無事に父のもとにたどり着いたようです。
こういう行事は豊かな気分になるので、ぜひ復活させて広まると良いですよね、お菓子食べる楽しみ増えるし。そうなの、暴れん坊も犬好き殿も甘い物好きみたい、犬と甘い物が、好きって親しみがぐっと湧きます。
kozueさん
お言葉を御丁寧にありがとうございます。
無事に犬かきで向こう岸にたどり着いたみたいです。
すみません、またまた勝手に頼りました。嘉祥菓子って本来の夏の厳しさを噛みしめて食べるとなかなかぐっときます、素朴な味わいは魅力あります。また食べたい。吉祥寺虎屋ってサンロードのおいしい和菓子屋さんですよね、あそこまた行きたいな。武蔵野あるって良いお店って気がします。
のりたま(げ)さん
御丁寧なお言葉をありがとうございます。
家伝ゆべし、と一緒に食べたら多分違うと思うですが、何となく似てる気がしちゃうんです。
飲み込めないってそれはちょっと破格に固いものだと思いますよ〜。
トッコさん
優しいお言葉ありがとうございます。
無事にたどり着き楽しくやってるみたいです。
そうですね、仰るとおり、私もこれは素朴な味わいが気軽で好きでした。
夏の暑さにもめげずにかじれそうなのです。
武蔵野みたいなお菓子って御目出糖とこれかししか知らないけど、割とあるんですね、今度から注意を払ってみよう〜っと。
醒ヶ井餅ですが、中山道醒ヶ井宿の名物菓子で越前松平家が幕府などに献上したことで世に名が広がったそうです。長い間姿を消していましたが、現在は米原市醒ヶ井で復活しています。かきもちに近いものです。
犬のものをねだるときの表情っていいですね。
今回の話は和菓子が日本人の生活に深く根付いていたことを示すものですね。 暑気払いというと今なら水羊羹を想像しそうです。
お優しいお言葉が感に堪えません、ありがとうございます。シャンプーさんの事は当時から身につまされる気持でおり、余計なお世話を申し上げてしまい、その節はすみませんでした。
供養は大事なことですね、私たちの心の拠り所にもなり、目に見えない物を大切に感じます。
>醒ヶ井餅は
え〜〜〜そうなんですか!中山さんの本に知ってる方連絡下さいってありましたよ、けんさん投書なさったら。笑
でも本当に驚きです、貴重な情報ありがとうございます。早速調べてみます。
笹団子さん
御丁寧にそしてお優しい言葉をありがとうございます。
>犬のものをねだるときの表情っていいですね
そうなのです。私はこいつのこの表情を“犬好き殺しの目”と呼んでおり、お客様は思わず手にした物を差し出していました(笑)。思い出すのは悲しいというより、むしろ嬉しいことです。
昔は天然の甘酒(神田明神とかの)もお腹によいと冷たい物がむしろ主流だったそうで、栄養を摂るのが大事だったみたいですね。今はやはり焼き菓子よりくず桜や水羊羹ですよね、食欲そそるのは。
マリーです。
色鮮やかな和菓子です。
まずは目で楽しみ、食すといったかんじでしょうか♪
二度おいしいです。
はじめまして、こんにちは。
和菓子はいろいろですが、特にこの辰と豊岡の里ははっきりした色合いですね。和菓子がお好きなのでしょうか。
先日はご訪問ありがとうございました。
お店の紹介の件ですが、
記事の内容とは異なりますが、
こちらのコメント欄にお送りしたらいいですか?
はじめまして、こんにちは。
わざわざこちらまで来て頂き本当にありがとうございます。
きっと済州島は暑くなったことでしょうね。
こちらにコメントとして書いて下さってもちろん結構ですし
たんらさんの記事
http://plaza.rakuten.co.jp/heekyoung55go/diary/200705200000/
の方のコメントでも嬉しいです。
お手数をお掛けして申し訳ありません。
よろしくお願いします。でも楽しみが一つ出来そうで嬉しいです。