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「和菓子wagasi」−東京のお菓子・菓子パンを歩く

2018年03月31日

至極のたいやきとあんぱん=中川農場のエリモ小豆×一丁焼このはのたいやき×マダムルージュ

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一丁焼このは 一丁焼きの鯛焼
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中川農場のエリモ小豆
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 無農薬、無肥料(厳密に言えば緑肥のみ)の小麦を栽培する中川農場=ピリカアマム(北海道十勝音更町)では小豆と・・・

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・・・大豆も育てています。

気になる小豆の品種はエリモ小豆。
“藤紫”などの銘柄で知られる良質の餡に最適な品種のひとつです。とりわけ音更町はその産地として名高い。
これまで自然栽培のエリモ小豆を手にする機会はありませんでしたが、中川農場では昨年から少量販売を始めたのでさっそく注文。

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届いた小豆の美しさに感激しながら、水で洗って銅のさはり(砂張)鍋で炊くぜんざいのおいしいこと。
秋冬は自宅でこの小豆のぜんざいを堪能しました。

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砂張で炊いて
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温かい日は寒天ぜんざい


それはそれとして。
いくつかの和菓子店にこちらの小豆の話をしたところ、すぐさま興味を示し取り寄せたのが「一丁焼このは」さん。
こちらはたいやきの名店であるにも関わらず、固定店舗を持たずに移動販売を続けるあんこ界のボヘミアンであります。こんな風に→
もしも不肖あんころりんが好きなたいやき3店を訊かれたら迷わず選ぶであろう、そんなお店。
やはりおいしい店、実力ある“つくりて”さんは行動も素早い。

ともあれ
中川農場のエリモ小豆を、(シロウトでなく)腕のよい職人が炊き上げる粒あん。
それがあのパリッとしたすばらしい一丁焼たいやきになるなんて、まさにメイクマイ・ドリームかむずトゥルー。
このはでは(価格の折り合いから)毎日の営業でこの小豆を使い続けるのはムズカシイ、とのことで。
あらかじめ伺う日時を伝えて、それに合わせて前々日からこの小豆を炊く準備をしていただきました。
いわば特別注文のたいやきです。
さあいよいよ、中川農場の小豆を使ったたいやきへGO。

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絶対に焼き置きしない主義の“このは”では、注文から焼き上がりまで少し時間がかかります。
ワクワクしながら待つこと数分、ホカホカ焼きたてのパリッとしたきれいな焼きあがり。
(二枚おろしをしている暇はないので、)その場で腹を割ってみると・・

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ふっくらと炊き上がった小豆のよい香りが立ちのぼります。
当然ながら、美味しい!

甘みはあっさりしていますが豆の風味が高い。
エグミはないのに、豆の香りが強いので豆好きにはたまりません。
あまり美味しさに撮影前だというのに移動しながら一尾を完食してしまった。

さて、たいやきと共にあんこも購入。
「このは」が通常炊く餡と同様に
普通小豆(エリモ小豆)に北海道産大納言小豆を5%混ぜ、三温糖、グラニュー糖、中双糖の3種類の砂糖を使って炊いています。

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右はピリカアマム(自然栽培)小豆の粒あん、左は通常の粒あん どちらも大納言小豆を5%ブレンド、大粒小豆は大納言です。

この餡を携えて向かったのは前回登場の「ブーランジュリーマダムルージュ」。
こちらであの“ピリカアマム”を入手。

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そうなの、もうひとつ実現したかったがこれ。
中川農場=ピリカアマムの小麦全粒粉100%のパン“ピリカアマム”と中川農場のエリモ小豆の“粒あん”サンド。

これが、半端なく美味しい。
常温でいただくとこの粒あんの特徴がいっそう際立つようです。
それにしても、すこし酸味のある、野趣ある風味のパンとこれほど合うとは予想以上。
そのままでも、あるいはカルピス発酵バターを少量付けても、また双方の味が引き立ちます。
おそらく3食一週間これでも飽きない、そう飽きのこないあんサンドです。ああまた食べたい。

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リベイクしたピリカアマムのパンに一丁焼このはの(中川農場産小豆)粒あん。至極のあんタルティーヌ

長年、苦労を重ねて丹精して育てた素晴らしい作物、心と腕のある作りての素晴らしい技術と感性。
この二つを結ぶあんサンドをワタシ一人で堪能するのがあまりにももったいない。

じつをいうと・・
マダムルージュ土屋シェフに“このは”製の粒あんをほんの少量ですけど差し上げると、ぜひ試してみると、強い興味を示していらした・・どうされたかな。


一丁焼このはさんはご要望があれば、いつでもこの小豆で炊きますよと、仰ってくださった。
無農薬自然栽培の小豆の粒あんと国産小麦粉の薄皮たいやき。
こういった素晴らしい作物を使った“たべもの”を広めるための機会があれば、ぜひお願いしてほしい。

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ほくろのない子は最初に完食してしまった・・

・・・ところが。
肝心の「一丁焼このは」ご本人はどんな小豆でも美味しく炊く自信があるので、自然栽培小豆もそうでないものも味にさほどの違いはないとおっしゃいます。→

でもさ
味覚オンチだから言うわけじゃないけど・・
美味しさの体感って味蕾(舌の先)だけじゃないから。
体の細胞に変わるのか何なのか、生き物にとって日々の出来事です。
ガソリン積んで走っているわけではない。


ブログ内
マダムルージュのピリカアマムのこと
一丁焼このはのたいやき1
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posted by あんころりん at 15:12| 東京 ☀| Comment(4) | かき氷、たい焼き&今川焼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
まあーなんて贅沢なことをして(させて)いらっしゃるのでしょう!!
たい焼きとの大きさを比べてみると、結構大粒ですよね?
見た目も美味しそうです。
Posted by kozue at 2018年03月31日 17:46
kozueさん
贅沢の極み!!
ひとりで楽しむにはもったいなくて、申し訳ない(笑)大粒のは大納言が主ですが、十勝の大地で強く育てられた小豆はそれだけで味わい深く、ココロとカラダに沁みましたよ。
Posted by あんころりん at 2018年03月31日 22:36
目の毒!!!!!大好物が二つ合わさったものなんて。。。湘南は遠いなあああ。
Posted by 大食倶楽部 at 2018年04月03日 09:03
大食倶楽部さん
自然栽培のパンとあんこのできたてをいただくのはそりゃあ贅沢です!
湘南はそれほど遠くないよ、藤沢から代々木上原まで52分だもん(笑)
Posted by あんころりん at 2018年04月04日 12:09
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