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「和菓子wagasi」−東京のお菓子・菓子パンを歩く

2018年05月04日

阿佐ヶ谷/茶とあん(Chatoan)~レモンあんのわらび餅、三色柏餅と玄米茶

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自家製粒あん、胡麻あん、白味噌あんのぷりっとしたプチ柏餅

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「駿河豊穣」無農薬茶葉に香ばしい無農薬玄米

昨年の7月に阿佐ヶ谷の住宅街にオープンした、
日本茶とあんことごはんのお店「Chatoan(茶とあん)・・・・



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・・・・」。




お茶は静岡産を中心しながら、種子島など各地方の新茶も含めて煎茶が8〜9種類ほどと、
そのほかにほうじ茶や玄米茶など。いずれも軽くつまめるお茶請けと共に気の利いた茶器とともに淹れていただけます
(ご本人の出身はが静岡というわけではなく、単に好みのようです)。




甘党に嬉しいのは一年を通じて自家製あんの甘味や手づくりのお菓子も提供されていること。
端午の節句にちなんだ柏餅ももちろん手づくり自家製。
これがとってもステキで
小豆粒あん、黒胡麻あん、味噌餡、それぞれひとくちサイズにした3つ一組の柏餅。
つくりてである店主の方は「私がいろいろ食べてみたいので」とにっこり。

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そう!わかってらっしゃる。
都内では柏餅を、小豆こし餡(白餅)、小豆粒あん(草餅)、白味噌餡(白(または淡赤)餅)と三種類を調製する和菓子店が主流。
この“餅”とは上新粉を練って蒸して胴搗きした生地であり、その日に食べきるべき朝生菓子。
これをいかようにチョイスするか。
毎度、店頭に並ぶ3種の柏餅を前に悩むワタシのような食い意地の張ったモノにはとっても嬉しいアイデアなんですよね。
まるで柏の葉のおふとんに小動物の赤ちゃんが身を寄せて眠るような可愛らしい“三色プチ柏餅”。

店内でお茶と共にいただくお菓子ですが(席ではわらび餅をいただくことにして〉、持ち帰り用に包んでいただきました。

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甘さを控えたまろやかな自家製粒あん、黒胡麻を練った胡麻あん、白あんに京味噌を合わせた白味噌あん ぷりっとした餅によく合う


「Chatoann(茶とあん)」では
小豆あんはもちろん、なんと味噌餡のベースとなる“白(白手亡)こしあん”も手づくりとのこと。
生地は上新粉を練って蒸して、何らかの方法で搗いた本格だんご生地です
(胴搗き機ではありませんが、少量であれば、素手かあるいはすりこぎなどを使って搗きあげることは可能)。


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こぶりであるため、むしろコシがしっかりと感じられ、豆の風味を引き出した“あん”とのバランスもとてもよくて。
とても好ましい、おいしい、そして愛くるしい(・・って餅ですが)。
多産のイメージも子孫繁栄を願うお節句にふさわしいように思います。


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駿河豊穣。煎茶でなくあえて玄米茶をチョイス、これが大正解! 


店の主役であるお茶もとても好かった。
ワタシが選んだのは煎茶でなく、あえてプロが提供するならと静岡の玄米茶「駿河豊穣」。
茶葉も玄米も、同じ農家が農薬を使わず栽培したのだそう。

一煎目を淹れた後の茶葉の色にまず驚きました。
玄米茶の“葉”ってあまり上等な印象がなかったのですが、こちらは美しい緑色にキュッとしまったフォルム。
玄米に負けない茶葉の芳しさと味わいに、目からうろこがボロボロ。
三煎はおいしいとのことでしたが、四煎目も美味しくいただくことができました。

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本蕨粉でなく“わらびもち粉”を使ったフルフルのわらび餅、中には自家製レモンあん
お茶に添えられるお茶請けは菓子やあられ、ドライフルーツから選べる。この日はグリーンレーズンとドライマンゴーをチョイス。


一緒にいただいたわらび餅は中に季節ごとの餡がはいりますが、この日のレモンあんも秀逸でした。
生のレモン果実を使っていると言うだけあって、新鮮な香りが際立ち、また白手亡特有のクセのある匂いも感じられない。
わらびもち粉でつくる、ぷるぷるとした食感にぴったり。

店に流れる時間も心地よく、またぜひ伺いたい場所になりました。

次回はお腹に余裕を保って、ぜひとも田舎汁粉をいただきたい。
お茶はそのときの気分で・・楽しみにとっておきます。

Chatoann(茶とあん)FB

●おまけの話●
我が家(ワタシ)は毎朝、静岡掛川の深蒸し茶を二煎いただき、昼食に在宅していればそこでまた一煎いただきます。とても美味しい煎茶で、カンパーニュなどハードタイプのパンにもビスコッティなどの焼菓子とも相性が好い。なので、外であえて煎茶をチョイスすることが少なく、ほうじ茶を選んでいました。そして日本茶専門店で玄米茶。ありそうでなかった品書きですが、あんこ菓子にはとても相性がよく、お腹への負担も少ないのでとても気に入りました。

ちなみにウチで使う茶葉量は一日に約7.4g。店主の方のお話ではこれは平均をかなり上回る量らしいのですが、二人分としてはごくあたりまえ。訊けば、世の大半の方が自宅で日本茶を淹れることが稀で、ゆえに適正な茶葉量がわからず、ほんのちょっぴり(おそらく小さじ半分程度)しか使わないらしい。家族もワタシも日々、煎茶を湯水のごとく(笑)いただく家庭で育ったので、当然のように毎日摂取しているのだけれど。

みなさんは自宅で日本茶を茶葉から淹れていただきますか?

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posted by あんころりん at 17:01| 東京 ☀| Comment(8) | 和菓子、洋菓子、パンの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
最近は家で日本茶は頂くなりました・・・(^_^;)
たまに頂くと「美味しいな〜」と思うので、これからは(しょっちゅうではないかもしれないけど・・・)家でも入れようと思います。体にも良いしね!

柏餅の味噌餡って普通にあるものなんですか?
こし餡、つぶ餡だけだと思ってました。(無知ですみません(汗)。)
個人的には、胡麻餡が気になります!
Posted by いもすけ at 2018年05月05日 06:56
中央線沿線、新しい和菓子屋さん多いですね。東京近辺は若手が頑張ってらっしゃる。白あんも自家製、そこまで難しいことではないはずですが、やらない店の方が多いのが悲しくも現状。時々あんこ入りの大量生産のお菓子をもらうので一応試食するのですが、あれであんこだと思われていては、小豆の味を知らない人の方が増えて行くのですね。

関東の充実度に比べ、大阪は。。。なので、もっぱら自宅でぜんざいの日々です。
Posted by 大食倶楽部 at 2018年05月06日 08:28
いもすけさん
ご無沙汰です、お返事が遅くなってすみませーん。
年々減っていく、日本茶とお米のごはん。ご飯はともかく、お茶は手軽でビタミンCも豊富で、一回淹れると三煎ぐらい楽しめるから使い勝手もいいですね。とくに宮崎は上質茶葉の産地だし。(しもきた茶苑の大山さんは宮崎を推しまくってましたよね)。
柏餅・・都内及び首都圏ではこし餡、粒あん、味噌餡の三種類つくることが大半だと思います。胡麻餡は滅多にありません。ワタシもこれが初のような気がします。
Posted by あんころりん at 2018年05月07日 11:12
大食倶楽部さん
中央線沿線では日本茶専門店が増えていますね。
それは日本茶を自宅で淹れない人が増えていることの反比例なのだと推測しますが。
そこで和菓子を提供することもあるのでしょう。
和菓子店は京王線沿線で幾つか登場してますね。

小豆あんはとてもシンプルなだけにごまかしが効かないから、雲泥の差になっちゃう。泥のほうを食べると嫌いになっちゃうよね。残念です。

ワタシの記憶違いかもしれないけど、大阪周辺も和菓子のイベントが増えてませんか。
Posted by あんころりん at 2018年05月07日 11:23
はいーわたしは茶葉から淹れますよー。

素敵なお店、全然知りませんでした!
阿佐ヶ谷は最近友人が引っ越したので、今度誘ってみようと思います。
それにしてもころりとした柏餅、1枚の葉に3つ包まれているのがなんとも可愛らしくて笑えます。
Posted by kozue at 2018年05月07日 14:36
kozueさん
ですよね〜〜。
茶葉から淹れないとお茶の味も香りも楽しめない。

こちらは実に気持ちのよいお店ですから、ご近所であればぜひ。
柏餅の様子からも、店主(この方がまたイイ味で)の感性が伝わりますよね。
Posted by あんころりん at 2018年05月07日 17:02
えええええ、イベント、ですか?聞かないですね。。。でもFBとか使ってないからな。。。今度教えてください。
Posted by 大食倶楽部 at 2018年05月12日 06:38
いまならあべのハルカスでABENO菓子博やってるでしょう。伊勢菓子博のプチバージョンとかあるらしいけれど。
広告ではあまり・・てかんじだけど、こーゆーのって足を運ぶと思わぬ拾い物があったりね。
Posted by あんころりん at 2018年05月13日 12:38
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