11月下旬恒例、「まめ」の苺大福が始まりました。
いつもなら20日に始まるけれど、今年は・・・・
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・・・少し遅くて22日から。
毎年使っている福岡八女産のあまおう苺の入荷がなかったのだ。
ようやく最初に手にしたのが超高級な超大型サイズのあまおう。
特別に47個だけ作ったのがこちら。
使っているのは「福岡八女産あまおう苺 デラックス」。
苺専用の段ボール箱ひと箱に8粒という超大型サイズ。
その箱書きに「内閣総理大臣賞受賞」とありました。
特別限定のデラックス苺大福は2個1000円。
いつもなら2Lサイズで1個340円の予定でしたが、この週だけ特別リミテッドバージョン。
なにしろ、この苺大福は箱に収まらないほど、破格の大きさ(仕方なく箱のフタを中に入れ込んで販売)。
おなじタイプのデラックス苺、この日、某紀ノ国屋インターナショナルマーケットでは8個入り2800円でした。
単純計算で苺一粒350円。苺だけだって、そうそう手が出るものではありません。
明らかに原価割れだけど(“手漉しあん”に“手練り羽二重餅”だし)、わざわざ来てくださるお客さまをがっかりさせたくないから、と。
苺だけのために豊洲市場まで足を運ぶ。
頭が下がります。
22日は販売開始30分ほどで完売してました。
大きさもさることながら、味!
これがすばらしかった、
まさに群を抜くおいしさ。
それはそれはジューシーで芳しく。まるでとろけるような“風味”。
口あたりは柔らかすぎることなく、しかし抵抗のない一体感。
苺と羽二重もち、あんの口あたりが統一されてます。
このデラックスあまおう苺に併せるのはもちろんまめの真髄とも言える“手漉し”のあん。
このこし餡と苺の香り、甘酸っぱさのバランスが絶妙。
これほどの人気店になっても(なにせ開店前から行列)、
いまだに大粒の豊祝小豆を使った手漉しのあんを作り続けるまめの大八木さんご夫妻。。
しかも10年間値上げもしないで頑張り続けてきたのだから頭が下がります。
11月中はデラックス苺しか入荷がなかった(この後は一箱10粒入りサイズが続いたようです)ので、運の良い方は召し上がったことでしょう。
ワタシは2回、いただきました、超ラッキー(ここで運を使いすぎたような気もするが)。
しかし、ご夫妻ともに苺に振り回されて疲れ切ってました。
12月に入って、少しは入荷が落ち着いていることを祈ります。
あ、品物の価格はあいかわらず頑張って据え置きですが、
この11月から、箱などの値上げに伴い、包装代金(紙箱20円、袋10円だったかな)を別途という形になりました。
品物本体ごと値上げすれば、簡単だと思いますが、「1個2個を購入するお客さまに包装代金を反映するのは申し訳ない」と。
どこまでヒトが良いんだか。
おウチ用に購入する方は、お買い物袋などを持参しましょう。
南青山 まめ
特別限定“デラックスあまおう苺大福”:時価(1個420〜500円程度):手漉しあん(豊祝小豆、上白糖)、福岡八女産あまおう苺(内閣総理大臣賞受賞)
★おまけの話★
12月22日開催「第4回わがし甘党の会」、参加受付はまもなく終了します。
じつは・・・今回は忘年会も兼ねて、「年忘れどらやき比べ」を催します。
上野、日本橋、人形町、池袋、逗子、白楽、そして超とっておきのあの店(←当ブログにも未掲載の穴場)。
そんな8店のどらやきを一度に味わおうじゃないか、という当会ならではのお楽しみ♪
ご参加希望の方はこちらで詳細を御覧ください。
・・・すでに予算超過、今年もあんころりん持ち出しです(笑)
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なんか、かわいそう(笑)・・・あ、笑っちゃいけないか。
こちらは毎年、苺大福が始まる時期の忙しさが半端でないので・・。
ところが昨日、お電話いただいところ このデラックス苺大福が大好評なので、気にしないで好きなようにつくることにしたわー、と。雨降って地かたまる? ちょっと違うか(笑)