京都「亀末廣」の“京の香”をいただきました
秋から春ごろのお菓子なんですけど、なぜだかいつも早春に「ああ、京の香」と頭に浮かぶのです。
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薄く伸した求肥を桃色と草色に染め分けて
草色は刻んだ柚子の蜜漬け、
桃色は刻んだ干柿を混ぜ込んで、杉の箱に詰めたお菓子です。
底の浅い木の箱を開けると、新しい木の香が漂うのも季節ににふさわしい。
そして一分の隙なくぴっちり敷き詰めてある様も美しく目に新鮮。
求肥に透ける干柿と柚子が描く模様は(マチスのジャズみたい)と思います。
薄いけれど歯切れのよい求肥と香りの好い水尾の柚子。
独り占めしたい美味しさだけど、分け合っていただくほうがなんとなく季節にふさわしく、
もっと食べたい、ぐらいでちょうどいい。
また頼みたくなるからね。
でもね
最近知ったのですが、秋頃は干柿でなく小豆、なのだとか。
彩りとしては干柿がふさわしい気がするけれど、亀末廣の新物小豆ってたぶん丹波大納言小豆でしょう。
食いしん坊的にはそれも食べてみたい。
今年は秋にお願いしようかな。
このブログの亀末廣その一
亀末廣の栗羊羹
亀末廣の竹裡
・京の香(一箱8切(柚子入4干柿入4):1400円
●亀末廣(百味會より)
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☆おまけの話☆
今年もまた。
やってきました、「湘南パン祭り」の季節が。
湘南パン祭り2019は2月24日日曜日 辻堂海浜公園で開催します。
パン好きの方もそうでない方も遊びに来てくださいね〜。
今年はあんころりんはパンコンシェルジュとして場内をうろついておりますので
気軽に声かけていただけるととても喜びます。
これからしばらくは怒涛の取材&原稿書きの日々に陥いります。
できるだけブログも更新できるようにがんばりますのでよろしくお願いします。
●湘南パン祭り2019HP
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桃色で干し柿なんだ…と思って読んでおりましたが、秋の小豆ならなお納得です。
開けると同時に杉のかおりにヤラれます。
でもお菓子には影響がないのが不思議。
小豆なら納得← そうか、そうよね。
最初に干柿と刷り込まれたせいか、違和感感じたけれど、そうだよね。