とらやの“仙寿”をいただきました・・・
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“仙寿”は西王母の伝説にちなんだ菓子で、とらやは毎年3月3日の桃の節句に併せて調整しています。
「西王母」を(菓銘とする菓子を)つくる店もいくつかあり、なかでも鶴屋八幡の西王母が広く知られています。鶴屋八幡製はおそらく小島政次郎のエッセイが発端でないかと・・。
ワタシが好きな逗子「こよみ」の“西王母”と
西王母の伝説についての詳しくは、↓の記事に書いたので、興味のある方は見てね。
こよみの西王母と西王母伝説
とらやでは仙寿という奥ゆかしい菓銘の羊羹製(いわゆる“こなし”)のお菓子になります。
解説によると「中国の伝説では西王母(せいおうぼ)という仙女の済む園の桃は三千年に一度実り、それを食べると不老長寿を得るといわれています。仙果(せんか)といえば桃を意味します・・・」で桃の節句にふさわしいストレートな意匠。
明治40年に初めて登場したこの意匠、羊羹製の生地の中は白のこしあんです。
販売は毎年2月半ば頃から3月3日まで。
2月の末に分け合って、ご厚意からとらやの生菓子をたくさんいただきました。
できるだけ紹介したいと思っています。
ブログ内
・こよみの西王母
・とらやの白小豆
・とらやの薔薇
・とらや
・仙寿(2月16日〜3月3日:486円込)羊羹製白餡入(砂糖、白小豆、小麦粉、寒梅粉、紅花色素。クチナシ色素)
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西王母って、いにしえのお雛祭りを勝手に想像して楽しくなっちゃう(笑)
桃って晩夏の果物なのに、お菓子としては3月に登場するっってどうなの、というツッコミを忘れるほど、華やかで艶っぽくていいよね、桃。