高橋菓子店のいちご大福、草もちをいただき・・・
人気blogランキングへ

・・・ました。
高橋菓子店のいちご大福を食べたのは3年ぶり。
そのときはワタクシ不肖あんころりんのテレビ取材(某全国ネットの東京放送、しかも土曜日放映だった)に協力していただき、
その後何ヶ月もの間、苺大福づくりに追われる、ものすごーく忙しい日々を過ごされたようですが。
相変わらず、というか さらにおいしくなっていたような気がします。
しっかりとした口あたりの餅、あっさりとした甘さの瑞々しいつぶしあん、そして香りのよいあまおう苺。
バランスがめちゃめちゃよくて、そしてものすごーくお手頃。
大粒のあまおう苺入り大福 1個170円也。
そう、高橋菓子店はどのお菓子も、えええっ!というくらいお手頃なのに、仕上がりもきれいなのです。
形が整っているだけでなく、お餅がなめらかであることが見て取れるので、見ているとものすごく食欲をそそられる。
なのでほとんどの種類がその日のうちに食べるべき朝生菓子であるにも関わらず、
ショーケースを眺めているうちに
予定していた量の1,4倍、いや2倍くらい買ってしまい、そして食べきれないと思っていても食べきってしまうので、「饅頭こわーい」。
と、まあ
餅菓子屋さんの多い西荻窪エリアにあって、
高橋菓子店の餅菓子は(そしてお寿司類も)味はもちろんのことその姿が良さも際立っています。
平日でも次から次へと近隣の人々がやってきて
苺大福だけでなく、豆大福や、季節になればおはぎ、桜餅、そして草もちを5個、10個と買っていく。
これぞ、町の和菓子屋さん、の見本のようなお店です。
そう、それで草餅。
高橋菓子店さんの草餅を久々に食べてみて、その歯ごたえのよさに
「あああっ これだよ これっ」
って感激しました。
餅米でなく上新粉を練って蒸して、ヨモギを加えて搗きあげる“だんご生地につぶし餡を包んだ草餅は
お店によっての差がすごく大きい、と最近つくづく思うのです。
保水力のあるヨモギを加えると、ミョーにベタついたおいしくない生地になってしまうことも少なくない。
すあまについて、歯切れよく仕上がるように注意を払っている、とおっしゃっていた高橋菓子店さん。
三種類ある串だんごも、そして草餅も歯切れよく、けれども固くならないようなギリギリの線、に仕上げているようです。
咀嚼をせまる食感は、しっかりと噛むことで生地がより味わい深くなるようで、お米のうま味が感じられます。
瑞々しいつぶし餡と一緒に食べても、歯切れの良さは変わらない。
また明日も食べたくなる、そんな草餅に何年かぶりで遭遇して嬉しかった。
相変わらずおいなりさんものり巻きもおいしいし。
磯辺だんごも焼きだんごもおいしかった。
ほんとにイイお店です。
あ、一昨年、77年ぶりでお店を改装。
あのシンボリックな大きな横型看板が落ちかけてしまったので、耐震対策のため数ヶ月をかけて手を入れたのだそう。
新しい外観
震災後もなんとか保たれていた
年季の入った、とってもグッドルッキングな以前のお店の外観は変わってしまったのは、ちょっと残念ですが
ご家族総がかりの丁寧なお菓子づくりは一つも変わっていないので、これからも通い続けて、
毎回予定より多すぎるお菓子を買って、そして食べすぎてしまうことであろう。
ああ、おいなりさん、食べたい。草餅食べたい。
豆大福も食べたい。
朝から幸せな空腹感を覚えてしまう。
このブログの高橋菓子店
●すあま 豆大福
●いちご大福 わらび餅 栗しぐれ
高橋菓子店(外部リンク)
人気blogランキングへ

そうだ! 桜餅食べよう!(そんな季節であることを忘れてた;;)
ほんとにこういった和菓子屋さんが最も貴重な存在になってしまって・・。湘南に住むといよいよもって憧れてしまうのよ。搗いたお餅の菓子ってやはり好きだ〜〜。