すこし前のこと。
銀座 中央通りの新しいビル最上階の
THE MAGNUS TOKYO へ・・・
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・・・行ってきました。
銀座の老舗 「松崎煎餅」の新作発表レセプションが開かれ
それに招待していただいたので、
普段は縁のない
見晴らしのよい、とてもゴージャスな大広間に足を踏み入れることができたのです。
会場内にずらりと並ぶ、フィンガーフードやミニャルディーズもゴージャスでおいしい。
できれば、ひと目をはばからず、端から端まで食い尽くしたかったが、
プレスの人々の目もあるし、
クリームブリュレにマカロン、カクテルグラスに入ったミニャルディーズ ぐらい、に押し留めて・・。
・・
ここまで書いて
おい、お前は何をしに行ったのだ、と自らを 叱咤。
場所もステキでしたが、それより、なにより。
そうです、新作。
まずは
松崎煎餅 の 新作とリニューアル商品
新しいフレイバのお煎餅など を 試食させていただきました。
この新作がおいしくて、ものすごく好ましかったので 書き始めたのだ。
その名も 黒格子。
松崎煎餅の定番瓦煎餅“大江戸松崎 格子” の 新バージョン。
渋い銘にも風格が感じられます。
左が新作 黒格子 右が(ほっそりとしたフォルムで復刻された)落花生入の 格子
なにせ文化元(1804)年 創業 の松崎煎餅は8代続く 老舗。
かの 銘品 「大江戸松崎 三味胴」 で知られる 煎餅専門店であります。
黒格子はチョコレートを加えた卵入の小麦粉生地、いわゆる瓦煎餅ですが
さらに細かく砕いたカカオニブをたっぷり加えて パリッと焼きあげた
ほろ苦さと しっかりとした口あたりが 魅力の
つまりこれは 和の焼き菓子 なのです。
一枚たべたらとまらない やめらない
絶妙なホロ苦 っぷり 、カリカリ コリコリ っぷり。
ステキな断面 砕いたカカオニブの食感とほろ苦さにハマる
まさに お煎餅 という ボーダーを
そのカリカリコリコリサクサクとした食感と共に 軽〜く乗り越えた 繊細 かつ力強い味わい。
大江戸松崎 三味胴の名にふさわしい 名菓 だと ワタシは思う。
ちなみにチョコレートとカカオニブはダンデライオン・チョコレート製を使っています。
松崎煎餅は 風格ある老舗である と同時に
(アンコマンナイト で 知られる )8代目 プロデュースによる
“大江戸松崎 三味胴 Banksy”(バンクシーのグラフィティ写真をプリントした争奪戦必至の瓦せんべい) や
松陰神社前、元住吉 の直営店など
おおっ! と 思わせる新鮮な切り口を 常日頃から感じさせます。
そして とうとう この黒格子。
和の焼き菓子専門店 の展開などを
ここでぜひ一考 していただきたい とつくづく思ったのでした。
松崎煎餅
黒格子:砂糖、小麦粉、カカオニブ、卵、チョコレート(カカオ豆、黍砂糖)、みりん、塩/ 重曹
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最初タイトルだけ読んで、松崎煎餅にカカオニブ???
と思ったのですが、なんと瓦煎餅ー。松崎煎餅に瓦煎餅のイメージないのですが、ありましたっけ?
とにかく食べてみたいですう。
でもそのゴージャスな空間も気になる。
失礼しました。
なんと!
松崎煎餅といえば、三味胴でしょうが〜〜あなた。
買わずとも一度は何かしらで召し上がっていると思います。
ちなみに甘党の会では初回に登場したけれど、あのときはいらっしゃらなかったんですね。っていうかんじで、人生で縁のないお菓子だったり?