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「和菓子wagasi」−東京のお菓子・菓子パンを歩く

2019年05月12日

さよならありがとう和三盆恵菓 最後の上生菓子

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翠雨
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2017年に開業された「和三盆恵菓」さんが
2019年5月5日・・・・

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・・をもって閉店されました。

4月のはじめ頃だったか届いた封筒を開くと
閉店を知らせる手紙がありました。

少なからず衝撃を受けましたが
すぐには信じられないような気持ちでもありました。


閉店前にもう一度、と思って4月26日に再々訪問。

講座後の午後遅い到着だったのですが
生菓子はきれいに売り切れてました。

あらかじめ、電話で取り置きをお願いしておいてよかった。




さて、その生菓子とは。



奇しくもはじめてお店を訪れるきっかけとなったワークショップで、教えていただいたあのお菓子


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“翠雨”

だったのだ。


最初と最後が同じだなんて。


きっと、また巡りに巡ってループのような
終わりではないような。

なんて都合よく思っています。



おいしい最中も(たくさん買いたかったけれど)粒あんと白ごま餡をひとつずつ。

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白ごま練餡は白ごまを練ったものでなく大納言小豆粒に白ごまを練り合わせ、讃岐和三盆糖を併せた、良質のおいしい和の粒あん

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大納言粒あんもとてもよかった



ふりだしひょうたん(和三盆糖)は
“土佐の塩” 

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と 

“阿波の青梅”。

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こちらは今月と来月の講座でみなさんと分け合います。



そして、この日ちょうど新作和三盆糖の試作中で
つくりたてホヤホヤのあたたかい和三盆糖菓子をいただきました。
ジャバラ(柑橘)味のできたて、それはそれはおいしかった。
最高の和三盆糖でした。


いま冷静に考えると
阿波和三盆糖と讃岐和三盆糖も買えばよかった、と。
頼富さんの顔を見てたら、またいつか出会えるような気がしてしまったのかな。



店主頼富博貴さんの今後は

郷里香川において
前々職の和三盆糖菓子づくり戻られる、とのこと。



揃えた菓子道具は処分されない、と仰っていたので
またいつかあの美しい生菓子にまみえる日が来るかもしれません。




そして、都内で頼富博貴さんのお菓子に出会う最後のチャンスが
5月25日にありますが、一昨日、満席になったようです。

こちらは以前ワタシが参加した「一欅庵 和の暮らし展」

心底ワタシも行きたかった、
(以前参加した鳴海さん主催の西荻窪「一欅庵」のシリーズで)
とても上質なワークショップですが

この日は前々からJPCAの講座が入っていて行けない。
すごくすごくすごく残念。

もしもどうしても行ってみたい、と思われたなら
キャンセル待ちを試みるしかありませんね。


優れた菓子調製者である頼富博貴さんには
ぜひとも生菓子づくりも続けていただきたいものです。


閉店はとても残念ですが
またいつか、出会えることを心から楽しみにしています。



ありがとう和三盆恵菓。
ほんとうにおいしい和三盆糖を教えていただきました。

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あーあ。

ブログ内
和三盆恵菓の上生菓子と和三盆糖 一欅庵和の暮らし展
和三盆恵菓の鮎焼きと和三盆糖ワークショップ

●和三盆恵菓HP


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posted by あんころりん at 06:33| 東京 ☀| Comment(1) | 甘党ジャーナル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あーあ。
そんなふうに終わっちゃうよね(笑)
今後の期待値が高かっただけに。

翠雨、あらためて見ても本当にすてきなお菓子だなあと思います。わたしなんて写真でしか見ていないのに。
Posted by kozue at 2019年05月21日 16:55
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