横浜駅西口から15分ほど歩けば、平沼橋や高島町など日々の生活に根ざしたお店が並ぶ商店街に行き着きます。
そこには和菓子屋さんも数軒・・・
人気blogランキングへ
・・・ある。
高島町の桜橋商店街には創業90年を越す「鈴木家」が健在。
創業90年を越す和菓子店で、餅菓子の大きさで(知る人ぞ知る)、なお店ですが
とりわけ迫力あるのがみたらし団子。
お店のHP(←意外にも(?)公式有り、NEWSは2007年から更新されてないけど)のMENUにも
“みたらし団子(大きい!)”とわざわざコメントをつけているくらい。
誇りを持った大きさ。
たしかに
誰もが認める大きさだ。
おはぎもおおきいのだが、おだんごが大きくてそうは見えない
それだけでなくとてもおいしい。
好みによるかもしれないけれどワタシは好きなのだ、鈴木家さんの餅菓子全般。
久々にこの週末に訪れたのですが
自転車で走ってみると、自宅から30キロもなくて、2時間かからないくらい。
これは走りやすい距離ではないか。
鈴木家さんからさらに元町までは3キロちょっと。
元町は自転車圏内として、よく行く街なんで、高島町がそれほど遠くないってわかってはいたけれど、ダイレクトにアクセスしても小田原や三浦半島の三崎港より断然近いことが実感できてよかった。
横須賀なんかと同じくらいだ、と備忘録的に書いておこう。
話を戻すと
お盆前だったので午後一時前にも関わらず、ほとんどの品が売り切れ。
店頭の番重にはみたらし団子の姿も見当たらなかったんだけど・・
(すぐできます)と。
あーよかった。
お盆前だけあって当然のようにおはぎもなかったけれど、こちらも(いまできます)とのこと。
あーよかった。
というわけで
思いがけなく、つくりたてのおだんごとおはぎを手にすることができました(豆餅は完売だったけど)。
でもって。
つくりたてのおだんごときたら・・・
節度のある柔らさ(って何だよ)でモッチモチ。
やみくもにダラダラと柔らかいってわけでなく、
しっかりとした歯ごたえも感じられて、まさに理想的なだんごテクスチャー。
泳げるくらいにどっぷりと気前よくつけてくれる、関東風の甘っ辛い醤油だれもワタシ好みで、まんべんなく焼かれた焦げ目が香ばしい。
これが通常の倍はある大きさで、超お手頃なのだから、そりゃ売り切れるよね。
それからおはぎ。
思い出しましたよ、
そもそもおはぎって、つくりたてを食べるものだったってこと。
子供の頃は近所のマメなおばさんが、お彼岸の頃に重箱に詰めて持ってきてくれた、あれ。
蒸した餅米を、まとめやすいようにちょっとだけ搗いて、
手でさっと丸めて、つくって冷ました瑞々しい潰し餡をまぶした
すっごくフレッシュなご飯もの。
だからあんなに好きだったんだよね。
この日にたべたおはぎはああゆうのだった。
おいしいおにぎりみたいに、ごはん粒が立ってて、潰し餡のみずみずしさが目でも舌でもわかる。
乙女餅は3個だけでも残っていてよかった。
乙女餅とはロールタイプの豆大福でこれは欠かせない。
王道とも言える搗いたお餅はしっかりとした歯ごたえで、ふっくらとした赤豌豆を混ぜ込んだもの。
ワタシはやはり豆大福なしでは生きていけない、たぶん。
切り餅もとうぜん美味しい。
横浜駅で乗り換えすることが多いのだから、もっと頻繁に立ち寄りたいんだけど、
夕方には売り切れちゃうので、なかなか手にする機会がない。
鈴木家さんみたいな餅菓子屋は
江ノ島にも鵠沼海岸にも、藤沢にもないので残念です。
鈴木家
人気blogランキングへ
【神奈川の最新記事】
- 新丸子 岡埜栄泉の 餡サンド“八百八橋”
- 三吉野の くるみおはぎ くろまめ大福 おだんご
- 柳栄堂の あべ川餅
- 元住吉 松柏堂の 大福と おはぎ
- 和菓子一菓の いちご大福 桜餅
- 本家ときわぎ カリっとなめらかな美味ようかん“常盤木”
- べにや ひな祭りの ひとくちすあま がものすごくかわいい
- 新年の甘味オーガニック小豆のぜんざい〜ピリカアマムと江ノ島「上州屋」のし餅
- 横浜 江戸家の 栗蒸ようかんと 切山椒、しるこ用つぶあん
- 祝オープン 和菓子一菓の 栗蒸し羊羹 赤飯
- 横浜元町 金米堂本店の 冷菓いちじくようかん
- 横浜元町 金米堂本店の 涼菓甘夏ようかん
- 小田原 伊勢屋の 豆大福と すあま、焼だんご
- 鎌倉 松花堂の 小鹿
- 鎌倉 長嶋家の 松風いろいろ チェリー、柚子きんかん、ラムレーズンetc
- 鎌倉 長嶋家の いちご粟大福 と桜麩まんじゅう
- 金沢さかくら 豆大福と青しその菓子、(夏なのに)深山の雪
- いまもっとも美味しいどらやき〜逗子「こよみ」国産小麦粉を使って
- 鎌倉/惠比壽屋 長谷観音門前のおさらぎだんご
- 鎌倉「あず里」のぜんざい 発芽玄米餅入り〜小豆の風味がすごい