小田急線の経堂駅北口から徒歩2分くらい。
すずらん商店街の入口に近くにある
昭和13年創業の
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和菓子店「亀屋」さん。
経堂駅周辺はワタシにとって利用頻度の高いエリアなのに。
先日、10年ぶり(かそれ以上)に立ち寄ってみましたら
(あらら、豆大福おいしいじゃん)。
と、まことに失礼ながらあらためて、その質のよいお菓子づくりにあらためて感激。
しっかりとした杵つきの餅にふっくらとした赤豌豆。
甘さもほどほどに、小豆の風味を押し出したつぶし餡。
適度に腰高のルックスからしてイケてるかんじだし
T0年前だってしっかり味わったつもりでしたが・・
紹福もなか しか食べてなかったのかなあ。
陳列ケースの上のおだんごもものすごくおいしそうでしたが
(すでに許容範囲を上回る餅菓子を購入済だったので)
水無月風のルックスがとっても気になった
“くず餅”のプレーンな白いほうを選びました。
“くず餅”と言っても、江戸の伝統菓子=小麦粉デンプンを発酵させたいわゆる“久寿餅”ではなく
プルプルタイプの葛粉系の涼菓のよう(久寿餅も大好物ですが)。
念を押すようですが、久寿餅ではなく葛餅。
これが、もうツボを(押すというより)なでるような口あたり。
まるで本葛を固めたような風味で、歯ざわりも口あたりも葛製の粽のよう。
ごくごく控えた甘さで、たっぷりと挟まれた蜜漬けの小豆もさっぱりとしているのに柔らかくて。
あまりにおいしくて、気がついたら食べ終わっていた。
フルルルンと適度な弾力もありつつ、スルリとなめらかな くず餅
翌日も経堂駅を利用したのですが
おだんごに未練が残っていたせいか、ついフラフラと(笑)店内へ。
残念ながらおだんご売り切れてましたが、
ついフラフラとくず餅を再び包んでいただき、
粒あんの麩まんじゅうも包んでいただき
そのままフラフラと駅前のコルティのフリースペースで
気がついたら、食べ終わっていた。
でも飽きない。
また食べたいなーと。
どうやらワタシは、本葛っぽいお菓子にアディクトしやすい体質らしい。
羊羹粽より断然水仙粽だし。
さおだんごという宿題があるので、またフラフラと立ち寄るだろう。
亀屋(せたがやいちHP)
*余計なはなし*
くず餅について
ご主人と思しき方は(冷蔵すると固くなるので食べる直前に15分ぐらい冷やして)と。
翌日、女将さんは冷凍ぎりぎりくらいまで冷やして食べると美味しいわよ、と。 (あれ、固くならないんですか?ご主人は固くなるって・・)と尋ねると(大丈夫よ、くず桜じゃないんだから、なにか勘違いしているのね)と。
本葛幻想を抱いて1日目を過ごしたワタシは幸せもの。
水まんじゅうの風味とは違うかんじだったんだけどなあ・・(笑)
ワタシの舌なんてそんなもんです。
調子悪くてあたりまえ〜〜(cビブラストーン)
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ぜひ次回は「和三坊主タイム」を設けませんか??
それとkozueさんタイムも欲しいな。