文旦と大納言小豆のどらやき
断面のインパクトに驚け!ゴロゴロごろっと赤えんどうのきんつば
千駄木駅から3分ほど。
表通りからちょいと入った路地に・・・・
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・・・店を構えたが2012年7月。
はじめて伺ったのがその年の9月でそれ以来の訪問。
あとは横浜そごうで時折購入したきり。
20T2年の入り口、この頃はかき氷を提供していた
店主のつくださちこさんは日本酒と和菓子のペアリングを楽しませることで知られています。
が、もちろんお菓子や甘味単独の提供もしています。
開業時から力を入れているのが
さまざまな季節の果物を併せた自家製あんのどらやき。
使われるのはすべて国内産の旬の果実。
毎年のように日本各地に点在するそれぞれの農地まで足を運び、自ら収穫してくるのだそう。
定番のレモンと季節かわり4種類の常時5種類を調製しています。
9月はきんかん(ハスカップかも?)、さくらんぼ、文旦、紅玉りんごが揃っていました。
さくらんぼにはいまではあまり見ることのないナポレオン(山形寒河江産)を選んでいます。
以前も食べていて、印象に残る味でした。
で。
こういったフルーツ餡でありがちなのは白あんにフルーツペーストを混ぜた□△餡(あるいは製餡所による既成のもの)。
ですが、
こちらは自家製の蜜煮やママレイド、コンフィチュールを自家製の大納言小豆粒あんと併せているのが好ましい。
常々どら皮なしの中身だけ食べたい、と思っていました。
粒のままのフレッシュな焼とうもろこしをたっぷり混ぜたのが
“焼きとうもろこしのきんつば”。
画像上部のきんつばが焼きとうもろこし(裏面)、下が赤えんどう
こちらもベースは白手亡のこしあんですが、焼いたとうもろこしの自然な甘みと香ばしさ、大きなツブツブの存在感が魅力。
推測ですがツブツブとうもろこしを際立たせるのは、大納言小豆の粒あんでは難しいのかもしれません。
濃厚な風味のとうもろこしは青森の十和田まで足を運んで仕入れたものなのだそう。
赤えんどうのきんつばは塩を利かせた赤えんどうがたっぷりゴロゴロと。
豆餅のきんつばバージョンとでもいいましょうか。
これは日本酒に合いそう・・・下戸ですけど。
赤えんどうも産地富良野まで赴いて収穫したのだそう
ギリギリ、いえボーダーライン越えるほど甘さを抑えているので、とっとと食べないと。
豆は足が早いからね。
そうだ!
最後にひょいっと追加したレモン山椒サブレ、コツンとした歯ざわりと山椒の香り。
すごーく好きです。
最後に
どらやき皮の小麦粉ですが、これまで国内産50%だったものを10月から国内産100%に切り替えるのだそう。
11月頃になれば落ち着くようですので、レモン山椒サブレも欲しいので来月あたり再び伺いたい。
和菓子薫風HP
FB
・どらやき(さくらんぼ または文旦):大納言小豆、小麦粉、卵、砂糖、白胡麻油、蜂蜜、さくらんぼ または文旦、寒天、重曹
・レモン山椒サブレ:小麦粉、卵、砂糖、白胡麻油、レモンピール、山椒、ベーキングパウダー
2012年のかき氷 絶版?
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