常盤木
銘菓“きび餅”
大正7(1918)年創業、
羊羹の老舗として名高い「本家ときわぎ」・・・
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熱海市街中心部にある宮大工による建物はランドマーク的存在。
写真はkozueさんのこのページで。
その風格ある店構えにふさわしい、
初代より引き継がれたいくつかのお菓子は、日々手仕事でつくられています。
家族の大好物「きび餅」
店頭販売では「店内で切り分けた後、きな粉で仕上げを施す」ため、購入は時間に余裕を持って。慌てて買い物する甘党は損をする&そのように丁寧に仕上げるのでバラ売りなし
なかでとりわけ好きなのが、高知産柚子を使った冬限定“柚子羊羹”と静岡特産の夏蜜柑などの柑橘類を使った羊羹と、
冬限定 柚子羊羹
そして“常盤木”。
進物には箱入り
屋号を背負ったこのお菓子はは、表面はカリっと、中はふんねりと柔らかい干し羊羹。
ベースとなる煉羊羹をひとつひとつていねいに、
手仕事で専用の包丁でカットした後、
表面が糖化するまでじっくりと自然乾燥させてつくる“本家ときわき”ならでは半生菓子。
糖化、つまり煉羊羹の含有していた糖分が一定時間を経て乾くとシャリシャリと固まり、これを職人言葉で“しゃる”といいますが、
開封した煉羊羹をほったらかしにして切り口がジャリジャリになっちゃった経験がお持ちの方もいるであろう。
この“シャッた”状態を、ジャリジャリでなく
松葉を模した美しい拍子木型に、カリコリとそしてなめらかに仕上げたのが“常盤木”です。
あえていうなら、すごくあっさりとしたパートドフリュイ(違うか)というか寒氷というか。
表面が糖化している分、中は柔らかくなめらかでさっぱりとした甘さ。
アソート、しかもスティックタイプなんで、
小豆、柚子、梅、抹茶、小豆・・・とかわるがわる味を楽しむうちに
ついつい、ついつい、ついつい。
またたく間に一袋のほとんどが消えていく我が家。
そうして
残すところあと1本半くらいになると(ああっヤバい)と、手を止めるのでした。
手軽なおやつに袋入6本
写真の“常盤木”は四代目を継承する初代の曾孫、寿美江さんからいただいたもの。
遠慮なく浅ましく、そしてとっても美味しくその日のうちにサクサクっとほぼ一袋をいただきました。
ありがとうございます。
遠慮なく・・ごちそうになりました。
★おまけの話★
開催中止になった「湘南パン祭り」(2月23日)の翌日、予定していた作業もなくなっちゃったので、久々に熱海まで。
おかげで以前からFBでつながっていた美しき四代目にようやく直にご挨拶できてよかった。
しかしご商売モノだっていうのに。・・好物なもんで遠慮もなく素直をいただく浅ましい甘党のワタクシ。
(奇しくも天皇誕生日の翌日であるこの日はおいらたんじょうびなんで、都合よく記念のプレゼントってことにしてしまいました。)
それにしても美味しかったな〜〜、熱海の海岸で食べる干し羊羹。
本家ときわぎHP
本家ときわぎFB
常盤木:6本入袋600円:小豆、白いんげん、砂糖、寒天、柚子、抹茶、梅肉、甘夏、橙、夏蜜柑、ニューサマーオレンジ、赤色3号、赤色106号(梅羊羹のみ使用) 木箱入り
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