あんころりんのiPhoneアプリ
「和菓子wagasi」−東京のお菓子・菓子パンを歩く

2020年03月08日

一幸庵の 桃のお菓子“西王母”

IMG_7701.JPG
西王母
IMG_7716.JPG
生地は国産本蕨粉100% わらび餅

弥生3月の和菓子の銘のひとつに
“西王母”が・・・

人気blogランキングへ
人気ブログbanner_02.gif




・・・あります。

中国の神話に登場する女神にまつわるお菓子ですが
桃の節句頃になるといくつかの菓子店に登場します。

逗子の「こよみ」は中に小さな桃を包んだ外郎製→これです。
「とらや」は仙寿という銘の羊羹製(こなし)のお菓子→これでした。
西王母については「こよみ」のときに少し詳しく書いているので、そちらもどうぞ。


IMG_7703.JPG

あらためて
中国の神話に登場する女神、西王母が司る不老長寿のシンボルとして、桃が知られています。
西王母は西の神境、崑崙山に住む最高位の女神。つまり、西の王母。
三千年に一度しか実らないという不老長寿の桃が実った、その祝いの宴が3月3日だとか。
西遊記では、その祭りに乱入したのが孫悟空です。悟空の大冒険でそんな話しがあったような?

ちなみにこの桃、小梅ほどのとても小さな桃なのだそう。

一幸庵の西王母は薯蕷煉切製で中に自家製小豆こしあんを包んだもの。


ワタシが知る西王母としてはスタンダードな構成。


じつを言いますとと、薯蕷饅頭と勘違いしてチョイス。
目が悪いのに加えて注意力散漫なので、こういった間違いは日常茶飯事。

IMG_7728.JPG
なので久々に一幸庵の薯蕷煉切をいただくことができました。
ヤマイモつなぎの薯蕷練切は口溶けと香りが、一般的な練切(求肥などでつないだ)に比べてずっと好ましいのです。

・ブログ内
こよみの西王母
虎屋の仙寿(西王母型)
・ブログ内:
一幸庵の1月2週目
一幸庵のふきのとう
一幸庵の焼き栗と大納言小豆のタルト
川端道喜 御菱葩
一幸庵 菱葩
他多数

菓子調進所 一幸庵
西王母:薯蕷練切製 400円+税

人気blogランキングへ
人気ブログbanner_02.gif


【千代田区 文京区の最新記事】
posted by あんころりん at 12:39| 東京 ☔| Comment(0) | 千代田区 文京区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

・街歩き、お店巡りに! 歩きながら距離や時間、消費カロリーを算出、写真保存機能付。
散歩計GPS

・わんこ好き、ネコ好きに!
わんわんセッション
にゃんにゃんセッション




facebook あんころりん