昼ごはん 自家製ぜんざい餅入り と 磯辺焼の餅
翌日の昼ごはん 自家製ぜんざい と スナップえんどう と 酢ばす
一番好きな甘味は?
と問われたら・・・
豆大福、どらやき(池袋、白楽、阿佐ヶ谷)、吉祥寺と・・
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・・浅草と藤沢のたいやきと
さらに
納言志るこ店の田舎汁粉、天まめの胡麻小豆、甘いっ子の田舎汁粉、カフェ竹早72の大納言小豆の粟ぜんざい・・・
悩むなあ、
悩むけど。
なんてったって。
自分で炊いた小豆。
3月中に予定していた仕事のほとんどがキャンセルの嵐。
だけど。
あまり堪えてない。
なかなか手つかずだったあれこれを試す絶好の機会なんだもの。
いつもなら余裕のないこの時期、予定外の休暇をもらったみたいなもの(収入ないけど)。
なので。
※以下ワタシの備忘録です。
やりましたよ〜
引き出しの整理、麻製品のアイロンがけ、スパイス類と製菓材料の整理整頓→乾物類の消費→常備菜づくり&蕎麦返しの仕込、古くなった茶葉の焙煎、調味料のチェック、風土でカンパーニュ・・・
そしてそして、
十勝から送ってもらったエリモ小豆でぜんざいをつくりまくる!
そんなに食べたければ、いつでもつくれそうなものですが。
常に和菓子の在庫120%の我が家。
それらを味わっているだけでも十二分なのに、さらに自家製ぜんざいまでつくると完全にオーバーあんこ。
なので、いまがチャーンス。
毎年、楽しみにしているpirkaamam=中川農場さんは昨年、小豆を販売しなかった。
そのかわりに(と言っては失礼ですが)
取り扱っていたのが
おなじように十勝で有機栽培に取り組むオフイビラ源吾農場さんのエリモ小豆。
2019年産、(新)小豆の手選りでした。
新年すぐに炊いたときのおいしさと言ったら。
豆の味は濃いのに、エグみが少ないみたいで
通常より少ない砂糖で、充分に満足できちゃう甘さに仕上がる。
しかもすっきりとした後味。
洗ってから炊き始める
先日、全国放送の某番組で小豆関連の取材を受けたときもこの小豆を使ってぜんざいづくり。
担当ディレクターさんは“素”になって「おいしい〜っ」。
撮影中に食べきれなかった分は「後で食べるからとっておいてください!」とありがたいリアクション。
この内容については放送日が近くなったらお知らせしますね。
授乳中の友人に差し入れると「おいし過ぎる〜〜〜」。
レシピを訊かれて(炊くのは簡単だけど、小豆がイイから)と、豆をプレゼントすることに。
オフイビラ源吾農場は2013年より有機農産物の栽培に取り組み始めたのだそう。
きっかけはpirkaamam(中川農場)の取り組みを知ったこと。
以降、その農法を参考に(倣って)一歩一歩、歩みを進め、
2019年、全ての畑(約45f)で有機認証取得予定(有機転換期間中を含む)となったという。
現在は専用オンラインショップから手軽に購入できるようになっています。
「オフィビラ源吾農園」というちょっと変わった名前の由来についてはこちらを。
渋抜きせずに充分おいしいけれど、軽く2回渋抜きすると、砂糖の量がぐんと減らせる。
豆の味は濃いのだがアクが弱いから、加える甘みが少なくても、いえ少ないほうがすっきりとした味に仕上るのだろう。
仕上げの塩も不要です。
今回の(現時点ベスト)レシピ=
材料は
有機エリモ小豆500g(オフイビラ源吾農場)
きび糖112g(国内製造)
素焚糖112g(国内製造・国産サトウキビ)
洗ってすぐに炊き始めて、渋抜きは軽く2回(一回目のおどし水2回、二回目の足し水3〜4回)。
落し蓋をしてからは蛍火で30分、その間、常に水はヒタヒタ状態。
渋抜き
落し蓋する前の状態
いろいろ試したけれど、
・充分に小豆の風味が楽しめる。
・すっきりとした甘さでしかも満足感が高い(砂糖5割以下)。
・何度か温め直し煮詰まるうちに水を足した場合もおいしい。
・温めても冷めたままでもおいしい。
この4つのポイントをすべてクリア。
砂糖の種類が重要なのと同様に、豆そのものの味はやはり大事なんだと思います。
毎日食べても、何杯おかわりしてもおいしい、止めどなく。
翌々日の昼ごはん、サイドディッシュは焼芋
なので
たびたびに炊いてると大変なことに。
☆おまけの話☆
神奈川在住ですので、行政より在宅をお願いされている立場。その状況をどちらかといえば楽しんでます。なにせ昼めしに好きなものつくったり、ほったらかしだった食品関係の在庫チェックもできるし、気になっていた古い茶葉でほうじ茶つくったり、蕎麦つゆの本返しを仕込んだり・・地味に好きなことやっていた。それはいいんだけど、夢中になって長時間立ち仕事と荷物の上げ下ろししてたら、腰を痛めて、ほぼほぼ良くなったと思ったら、今度は膝。ロードバイク乗るより肉体を駆使してしまった。今日もお昼は土蔵さんにいただいた農場の小麦のうどんの天にも昇るおいしさに感激しながら・・自家製つゆ、長野の長芋、三浦の大根、江ノ島のしらす、自家製やきいもで自宅ランチ。焼芋鍋の重さがヤバいけど、おいしいからいいか。
こちらも十勝から
◎ブログ内のpirkaamam
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