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「和菓子wagasi」−東京のお菓子・菓子パンを歩く

2020年05月05日

奈良 樫舎の 柏餅

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奈良の「樫舎」がお菓子を関東へ届けてくれる。

そんな耳寄りの情報を・・・


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わがし甘党の会メンバーたかぎさんから(和三坊主さん経由で)教えていただき
さっそく注文。


樫舎のInstagramによると、

現況(COVID19対策による緊急事態宣言)を鑑みて、4月9日から奈良市を中心に開業(2008年7月11日)当時のようにお菓子の配達を再開、さらに4月11日以降は関東への配送も対応してくれることになったようです。


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そうして数種類のお菓子は湘南の我が家へ希望の日時に届きました。


そのひとつが端午の節句にふさわしい柏餅。

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樫舎の丁寧な説明によると
「生地は米(粳米)と羽二重餅でお仕立てする事としました!米粉、羽二重餅粉ともに胴搗きし蒸籠で蒸した後、全てを手作りにて仕上げています…」
「…包餡した菓子を潰して成形した機械作りと違い、大判ほどに伸ばした生地を手で重ねた柏餅は手作りか否かを形で判断しやすいお菓子でございます。
機械では敵わない風味をお楽しみいただけると思います。
中餡は、ご縁を頂き長い間作り続けております丹波大納言の粒餡と漉餡、備中白小豆の粒餡の三種二個付け6個入りとさせていただきました・・・」
しかも
「…発送当日に誂えお送りさせていただきます…」

これはぜひともいただきたい!
胴搗きした団子生地、しかも丹波大納言粒あん、白小豆粒あんの柏餅を取り寄せられるなら・・とお願いしたので期待も膨らみます。

さっそく
紙箱を開けると・・・


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6つの柏餅は葉の様子がどれも同じ。

むむむ・・どれがどれやら。
外側の葉だけ見ても判別できない。

一般的には餡の種類を判別できるように葉の裏と表を使い分けたり、つぶしあんを草餅にしたり。
だがしかし。
おそらく美しい葉だけを使うのが樫舎流なのでしょう。


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我が家では二人で均等に分けるため、生地をチラッと広げて中あんを確認。
その日のお昼にやや小ぶりの柏餅をいただきました。

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実際に口に入れてみるとワタシが予想した団子生地とは違っていた。

生地に甘みが感じられ、口あたりは強いて言うなら外郎生地に近い印象。

シコシコとコシのあるタイプではありません。

米粉だけでなく糯米粉を混ぜていること、さらに添付の能書きにー蒸してから少量の砂糖を加えーとありますから、硬くなりにくいように糖分を加えているのでしょう。
朝生菓子によくあるだんご生地の柏餅とはそりゃ違いますね。



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生地に甘みがあるせいか、餡も甘めに感じますが、丹波も備中も朝生菓子とは違ったおいしさ。
餡だけをしっかり食べてみたいな。

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餅と餡の食感が揃った、いかにも上菓子屋さんらしい柏餅でした。


電話で注文を受けてくれるのですが、さぞかし多忙と思われるこの時期であってにとても丁寧に応えていただけるので、気持ちがラク。
お菓子を頼むのに緊張したくないものね。


引き続き、次のお菓子もお願いしたくなります。

甘党の会たかぎさん、和三坊主さん、貴重な情報をありがとうございます!


萬御菓子誂處 樫舎
樫舎Instagram

・柏餅:6個入箱 2138円(税込)

★おまけの話★
本日、にゅうあいふぁおんが到着。写真のファイル形式が変わってブログにアップできないの、能書きの内容。HEICをJPEGにしたいんだけど・・。


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posted by あんころりん at 17:20| 東京 ☀| Comment(1) | 近畿、東海(京都、大阪、名古屋・・) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私はたかぎさんからのメールを転載しただけで
何のお役にも立ってないと思いますが、
よいお菓子を入手されたようで何よりでした。
Posted by 和三坊主 at 2020年05月06日 18:30
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