

念願叶って。
須賀名物あべ川餅を・・・
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・・いただきました。
須賀ってどこ?と思われた方は多いかもしれません。
あるいはお住いの圏内にある地名を思い浮かべる人もいるかもしれない。
“須賀”という地名は全国各地に点在しているようです。
くわしくは本文末の※印を

明治後期に創業したという「柳栄堂」は相模川沿い平塚漁港の対岸、千石河岸に店を構えた和菓子店。
このあたりが須賀とよばれる地域です。
3代目のご主人によると店のはっきりとした創業年は不明ですが、往時は大山詣の要所として、また相模川の輸送航路の要としてとても賑わっていたのだそう。
目の前の信号に“札の辻”の地名が見られるのもその証と言えます。

そしてコトバンクによれば
「・・・平塚市南東部,相模川 (馬入川) の河口付近の地区。江戸時代には江戸−大坂廻船と相模川舟運との中継港があり,須賀千軒と呼ばれるにぎわいをみせた。現在対岸に漁港があるが,市街地化している。」
とあります。
静岡「石部屋」などの安倍川餅同様に
河川を渡る要所であると同時に大山詣のポイントだったころ生まれたのが
この 須賀名物“あべ川餅”

2年前に店を訪れて以来、一度味わってみたいと思っていたものです。
そのとき買ったお団子がとてもおいしかったし
もち米を搗いたまごうことなき“お餅”と訊いたので、夕方遅くに買って食べきる自信がなくあきらめたのだ。

この日はほかにいちご大福、焼だんご、柏餅つぶしあん。けし飴はなかった
というわけで
先日(県内ですし)単独自転車走行で脇目もふらず行ってきました。

箱を開けると
その日の朝に搗いたという小ぶりの丸いお餅がT4個。

すでに昼時、移動して釣り人たちが並ぶ大磯漁港で懐紙にのせていただきました。
まずはそのまま。
小さいけれど、歯ごたえ十分。
ですが、のし餅ほどでなく、大福餅よりややしっかり。中間くらいかな。

きなこ(袋からそのまま、濾してないのでダマだけど)と黒みつでふたついただくと、ぺろり。
これはヤバい。
グイグイいけてしまうが、しかしこれは餅。

蓋を戻して
焼だんごと柏餅をいただきました。
かわらずだんごうまし!

大磯の「Lee’sブレッド」で食事用パンをたっぷり仕入れ、
帰宅後にあらためて、家族とシェア。
夕方でしたが、手触りは昼と変わらない
家族@は食後に(うまい!)と一気に4個を平らげてました。

明日の昼頃までならおいしくいただけそうなので残りは密封。
推測ですが
味に影響がない程度に糖分が入っているのかもしれません。

翌日さっと湯通してから、大根おろし、納豆、そして一般的なあべ川でいただきました。
餅そのものがおいしいし。サイズ感が絶妙なのでからい系もよく合う。
無理せずにとってもおいしくいただきました。

早々と売り切れる人気の品
リーズナブルでフレシキシブルでおいしい
須賀名物あべ川餅。
leeさんに行くときの通り途、次回は千石船最中と一緒に。

大磯漁港
◎柳栄堂(神奈川県菓子工業組合)柳栄堂 関連サイト1 関連サイト2
※須賀
=平塚博物館資によると
「平塚市内の「須賀」も「スカ」と読みますが、「スカ」のつく地名は海辺に多く、近くは茅ヶ崎市の浜須賀や横須賀などがあります。 『地名用語語源辞典』(東京堂出版)によれば「スカ」とは海に沿った高地、砂丘、砂地などの意味があるといい、平塚も須賀も砂丘上に形成された集落であることから、地名の由来としては納得できます。」
とありました。
★おまけの話★
感染者率がなかなか下がらない神奈川県。この土日(16、17日)はまたまた、多くの来訪者。茅ヶ崎の先まで海岸道路は大混雑だし、営業中の駐車場には県外と思しき車も少なからず。落ち着いていたのは先週まで。首都圏はいまだ緊急事態宣言下なんだけどね。
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