9月2日と9日放送の「ためしてガッテン」あんこ特集。
あんころりん、こと高由貴子もチョイ役で登場したのですが、おかげさまでとっても好評。
反響をくださったみなさま・・・
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・・ありがとうございます。
お言葉の数々、ほんとうにうれしい。
番組的にも視聴率をふた桁キープだったそうで「ほっ」。
NHK公式サイトに「和菓子ライター高さんの冷やしぜんざい」レシピも掲載していただきました。最下段なのでお見逃しなく。
さて、このガッテンあんこ特集で、同じように紹介されていたレシピ「ガッテン流 手作り香りあんこ」。
時短!渋きりなし!しかもフライパン!!という画期的なあん炊きレシピです。
画面にも登場した女性ディレクターAさんとあらためて放送後にお話したところ「初心者向けに北海道から沖縄まで日本全国で対応したレシピ」とのこと。
さすがNHK総合テレビジョン、背負っているものが大きい。
16時間以上、冷蔵庫に放置。これは24時間以上経っているけど、16時間のときと硬さはほぼ変わりない。
そこでワタシもさっそくトライ。
レシピ通りでも、もちろん豆の風味いっぱいに食べられるけど、
もっとワタシ好みに“あんころりん流アレンジ”してみたのだが・・・・。
これがまあ、アレンジ自在でかなりのスグレモノ。
朝食にそのままモリモリサクサクいただけます。
冷めたご飯に乗せて即席おはぎもおいしい。
とりわけワタシの好きな自家製酵母のパンたちに合うったらありゃしない。
そんな「ガッテン流あんころりんアレンジ“簡単あんこ“」
の作り方は
こちらの 02 の作り方3.まではガッテンレシピに同じ。
ガッテンレシピの4.「・・・皮全体の半分ほどが割れたら火を止め、ザルで煮汁を切ります。」ですが。
豆が割れても火を止めずに、水を足して紙の落し蓋をしてから蓋をして、さらに弱火で2~30分煮ていきます。
・途中で水が少なくなったらヒタヒタになる程度に水を足しながら煮ていきます。焦げないように様子を見るのを忘れずに。
・ほどよく煮えたら おさじ1杯くらい豆の煮え具合を味見して、納得できたら火を止めます。
おそらくこの時点で、ほぼほぼ水はなくなっているの湯切りはしません。水分が残っていてもそのままで。つまり水分を捨てずに、まるまる栄養分を炊き込むイメージ。
・火を止め、砂糖の2/3量を加えて中弱火で加熱、砂糖が完全に溶けたら一旦、火を消して味見。足りないようなら残りの砂糖も加えて煮溶かします。
一袋だけ温存していたオフイビラ源吾農場のエリモ小豆
ワタシの場合は小豆200gに素焚糖28g。塩は加えない。
かなり甘さ控えめなので、すぐに食べない場合は容器に移して、すぐに冷ました後、冷蔵保存。耐熱ガラスやステンレス容器がオススメ。
・あとは食べる分だけ取り出して。残りはささっと冷蔵庫に戻します。
・いただくときはそのままでも、甘みを加えたり、水を足して温めたり。好みに合わせてフレキシブルに。
ワタシは
味の強いカンパーニュと合わせる時はすこし砂糖を足してから温めずにそのままたっぷり載せていただいています。
toiさんの茶色いパンの小麦と簡単あんこのエリモ小豆 どちらも材料はオフイビラ源吾農場
バターはなしでもありでも。ものすごく美味しい。あ、バターは良質なものに限る。
それからガリッと焼き戻した(風味の高い)ハードタイプパンをひとくちずつざっと“お湯”にくぐらせてから小豆をたっぷり乗せるとジュワジュワ〜っと。小豆とパンが混じり合ってたまりませ〜〜ん。
あんこ、というより甘さ超控えめな“小豆のコンフィチュール”的なスタンスで、気楽に気ままに楽しんでます。
冷凍してお弁当に。「パンの蔵風土」のなたねパンと一緒に。激美味し!
このレシピのいいところは、小豆を水に浸して冷蔵しておけば、いつでもささっと炊けること。
この時は、ふとんに入る前に翌朝の準備しながらにふと思いついて炊き始めて仕上がった。
使用する道具はフッ素樹脂加工の蓋付きフライパンとゴムベラ、スケールだけ。ザルも不要、ほとんど混ぜないので木べらも使わなかった。まーラクチン。
深夜にフライパンに小豆。色がひどいのはLEDライトで撮影したため
翌朝から“オフイビラ源吾農場の“エリモ小豆コンフィチュール”をtoiさんの茶色いパンと合わせて朝の食卓を楽しんでます。
そうだ、toiさんの“茶色いパン”はオフイビラ源吾農場さんの小麦使用ですから、同じ畑のオーガニック小豆とオーガニック小麦。美味しいはずだわ。
篠江さんはすごい!toiさんもすごい!音更町すごい!ガッテンすごい!
小豆ってほーーーんと毎日食べても美味しい!
☆おまけの話☆
ワタシの好きなパン屋さんのなかでもとびきりステキな大磯「.net/article/444917186.html" target="_blank">Lee's Bread 」さん。ようやく朝日新聞オンライン「このパンがすごい」に掲載された。「最高のパン屋さん!」とずっと
騒ぎ続けていたLeeさんのパン、メジャー媒体に取り上げたことがとてもうれしい。おそれ多くもワタシのレシピと同じタイミングというのも嬉しさ2倍いや3倍増し。
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録画しているのですが、楽しみはじっくり見れるときにと・・・。
やっぱり、あんころりんさんのあんこはサイコー(^O^)/
しかし、小豆200gに対して素焚糖28gってかなり少ないような気がしますが、これくらいでも甘さ感じますか?28gっていう中途半端な数字には何か意味があるのでしょうか?ちなみに私は砂糖を全く入れずに炊くこともあります(笑)
最初は「んっ?」っていう不思議な感じでしたが、慣れると平気です!ヨーグルトなんかに入れたりして食べます(変でしょ〜(笑))
録画してくださってありがとうございます!ほんのちょい役ですから、がっかりしないでね。今回は「ベースとなる素材」という気持ちで炊いたので、ほの甘いっ、てかんじ。28gは最初、小豆の2割の40gを用意して、最初に半分入れて煮溶かし、味見しながらちょびちょび入れたら残りが12gだったっていう、それだけ。その時の気候や小豆の質、それからワタシの体調で変わるはず。あんこって最後は塩梅ですものね。小豆そのままでサラダに入れたり、カレーや煮物に使うのもいいよね