2月2日の今日は節分です。
節分の鬼打ち豆といえば大豆。
大豆を煎って粉に・・・
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・・・したのがきなこ。
一般的なきなこは黄色みががっているけど、うぐいす餅に使われるきなこはうぐいす色。
うぐいす色のきなこには大きくワケて2タイプ。
ふつうの大豆から作ったきなこに後から色付けしたものと、もうひとつは原料に青大豆を用いたもの。
うぐいす餅にどちらを使うかはお店によって異なりますが、おしなべて中はこしあん。
ところが和菓子処清野では中もうぐいす色。
これは自家製の青えんどうあん。
そう、別名うぐいす豆とよばれるお豆です。
青えんどうって多くの場合、鹿の子豆や粒あん、あるいは塩えんどう(酒の肴ね)として使われるけど、清野の黒田さんはこしあんにしちゃった。
青くない大豆のきなこでも作るけれど、こちらは深煎りの京きな粉。
中は小豆こしあん。
ダブルうぐいすグリーンのうぐいす餅とダークブラウンのうぐいす餅。
最新号の内田春菊さんの和菓子漫画「あんころろん」10話のテーマはこのうぐいす餅コンビ。
ちらっと立ち見↓
前回登場した自称和菓子通もからんだり、どんどん和菓子度があがっている「あんころろん」。
こちらやキンドル版でダウンロードできます。
和菓子好きなら見逃せません。
監修はワタクシあんころりんです、よろしくね。
そうそう
清野では豆大福に赤えんどうを使わない。
黒豆、つまり黒大豆を使っています。
ですが餅はもちろんもち米を蒸して搗いた本格餅。
中は自家製つぶしあん
そして桜もちの餅は道明寺に見えるけれど餅米なのです。
これがおいしい!
何かとひねりの効いた 黒田さんのお菓子。
でも基本となる材料は伝統的正当派っていうのがいいよね。
ちなみにワタシは節分の豆撒きが大好き。
毎年かかすことなく日が暮れてからひとりで大声だして「おにはーそとっ、ふくわーうちっ」と家中(わんこと)かけまわって窓から豆まいてます。
今夜もきめるぜ。
・和菓子処清野
・ぶんか社 comicタント「あんころろん」
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