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「和菓子wagasi」−東京のお菓子・菓子パンを歩く

2021年03月19日

福田屋煎餅店 豆大福と黒豆なまこ餅 新栗おこわ

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昭和36年創業、千歳船橋で60年間続いている・・・


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・・・手焼きによるおせんべいやあられ、おかきのお店です。

年季の入った簡素な店構えですがこちらは販売専用。

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すべて作業は自宅に併設した厨房で行っているのだそう。



福田屋は
(餅米を原料とする)あられとおかきには上質の国産もち米を使い、
それを@せいろで蒸してA杵で搗いて(胴搗き)Bうすく伸しCさらに干した生地をようやくD焼く
これら全行程を厨房で行い1枚ずつ人が焼き上げている。

その際に胴搗きした餅生地を使って豆大福、草大福、切り餅、そしてなまこ餅が出来上がります。


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そんなおせんべい屋さん(あられ屋さん)の豆餅や粟餅をワタシはとても好き。

なにしろ胴搗きによる餅菓子のお店が激減するいま、頼みはおせんべい屋さん。

あられはもとがすべて餅生地ですから、商品のほとんどが餅ってこと。
あられ屋こそ、餅のオーソリティですねん。




黒豆や青のりなどの餅の多くは小寒から大寒にかけての“寒餅※”としてつくられる“なまこ餅”です。
(※水が凍るほど冷たい厳寒期に作ったものを食べると、一年間健康に過ごせると言われる。寒餅もそのひとつ。

そのなかで極私的ベスト2に数えるくらい好きなのが福田屋さんのなまこ餅。
しかもこちらでは豆大福や白い切り餅と共に黒豆や青のりのなまこ餅も“通年”作ってくれる超貴重な存在。


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福田屋さんの存在に(この世に本格餅のファンって少しは存在するのね)と気持ちが明るくなる?


豆大福のお餅にはスタンダードな赤豌豆を使っています。
やはりお餅がすごくおいしい。

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(京都の豆餅みたいに)餅がぶあつくて、なかはつぶしあん。うれしさ倍増。


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だけれど3個か5個入りパックしかないので、(だいたいにおいてすでにいろんな餅菓子を購入した後だから)毎回は買わない、買えない。

草大福のお餅はよもぎ入。
豆大福を優先するためよもぎ大福を食べたことがないけどきっとおいしいんだろうな。
どちらもなかは自家製のつぶしあん。

福田屋さんでのお買い物優先順位、
春夏冬はまず黒豆のなまこ餅、そして青のりのなまこ餅、次が豆大福。
餅シリーズの店頭販売分はちょっとしかないから、予約しておきます。


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しっかりと密度あるお

いしいお餅。ふっくら炊いた黒豆が気前よくたっぷり

そして秋はまずは新栗のおこわ(お赤飯!)、そして黒豆のなまこ餅。
新栗の赤飯も極私的“栗おこわ”ベスト3のひとつです。今年の秋も楽しみ。



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となりのたい焼き屋さんもいい味出してて好きなんだけど
営業時間が短いのが残念。
それにしても 大食いのひとの胃腸があったらなあ。


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栗おこわの栗は旬の生栗をひとつひとつ手で剥いていく


福田屋煎餅店
豆大福(もち米、赤えんどう、小豆、塩、砂糖)当日中:3個378円
黒豆のなまこ餅 1本594円
栗おこわ:新栗の時期限定

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posted by あんころりん at 15:28| 東京 ☀| Comment(0) | 豆大福 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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