北信州中野の“丹切餅”をご存知?
ネット検索してもでてこない・・・
人気blogランキングへ
・・・のですが
「丹切餅(たんきりもち)は、北信州で昔から食されているお餅。白米ともち米を5:5で合わせてついた軽い食感と、軽い塩味」で親しまれてきた郷土食です。
ワタシは昨年、初体験。
黒豆やくるみがたっぷり入ったなまこ型“のおもちです。
すっかりハマって毎日のように自家製ぜんざいや磯辺餅にして食べてます。
一般的なお餅のとの違いはその材料。
“もりもりもち”という長野県産のもち米と北信州中野の特別栽培農家、清水さんがつくる中野産のこしひかり。黒豆も中野産です。
そう、もち米とうるち米、2種類のお米を蒸して杵で搗いたお餅なんです。
ふつうはお餅はもち米で、うるち米は“ごはん”だけど。
半分に切って焼いてみた
もち米オンリーのお餅と違ってビヨヨヨヨ〜ん、とは伸びません。
むしろ、強いて言えばサクッとした口あたり。
ちょっと“ごはん”ぽいかんじがおいしい。
お餅のなかにところどころ“うるち米”のつぶつぶ感が残ってるのがアクセント、お米ならではの風味もある。
こんなお餅は今まで食べたことがありません。
まさに唯一無二。
ぜんざいが常食である我が家にはいまでは欠かせない食材です。
つくっている「三ツ和農産」はお米の生産者、清水さん。
化学肥料をまったく使わない緑肥(雑草を混ぜて耕す)で育ったコシヒカリは米好きのファンが多いのだそう。
ワタシは丹切餅などの食材を「Naハーベスト」という、中野の農産物・食材を扱う女性ふたりのユニット?から買ってます。
中野市出身の方で月に2〜3度、中野まで車を飛ばして生産者さんたちそれぞれから直接買い付けた新鮮野菜やその加工品と、自らが栽培する有機野菜を運んでいるのです。
洋梨、キウイ、それからやはり長野、ルバーブも◎。初冬限定、ここだけの味“野沢菜の浅漬”
ワタシはここのシナノゴールドやぐんま名月、陽光、シナノドルチェではじめてりんごの本当のおいしさを知りました。
もう、中野のりんごなしで冬は越せない。
丹切餅はくるみ(中野産生くるみ100%)入もあります。
ハーベストさんによると「網焼きはもちろん、フライパンで焼いて美味しいお醤油と合わせると絶品」ですって。
丹切餅、ほかにはない食材ですから長く続いてほしい。
お餅ってジミなルックスだけど、和菓子&和甘味に欠かせない。
我が家の在庫もあと僅か、今度はいつ手に入るかな。
◎三ツ和農産
◎Naハーベスト(Na Harvest)
・丹切餅:もりもりもち、中野市産コシヒカリ、中野市産黒豆、塩 :一袋T0切 540円くらい
人気blogランキングへ
【甘党ジャーナルの最新記事】
- 「あんころろん」が本に!12月10日発売
- あんころろんのうぐいす餅 和菓子処清野の黒豆大福
- 津和野 ちしゃの木 の 純栗羊羹
- 月島 古埜木堂の あんこまき あんずまき あんずもち
- さやあかね オフイビラ源吾農場のあまあまじゃがいも
- 松島屋の豆大福、茂助だんご、トラヤカフェのあんトースト、草月の黒松、・・・
- 銀座 松崎煎餅の Banksy / バンクシー
- さよならありがとう和三盆恵菓 最後の上生菓子
- 銀座 松崎煎餅の カカオニブ入せんべい 黒格子
- 北鎌倉 菓匠こまきの 3月半ばの生菓子
- 藤岡商店の よもぎまんじゅうと よもぎ餅 土蔵さんのエリモ小豆から
- 新年の甘味 十勝の泉さんの有機栽培黒豆“いわいくろ”〜pirkaamamから
- 千草庵のぬれ大納言〜神奈川
- とらや第40回企画展「白小豆」〜白小豆のどらやき、月の暁、月の曙とともに
- 越谷/和三盆 恵菓のあんディップと上生菓子〜期待の新進和菓子店
- お茶の子まめのデリケートな苺大福
- 箱根ちもとの粟ぜんざい
- まるまる渋皮ごとの栗あんの栗かの子と栗ようかん〜小布施栗菓製造(株)
- 一真庵〜9月の菓子 初雁と秋茜+おまけでいろいろな初雁
- 開店!ステキな和菓子店 菓匠徳増〜白玉ぜんざいと本わらび粉たっぷり蕨餅と