東横線「新丸子」駅前の岡埜栄泉・・・
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初代は上野広小路にあった(2015年鎌倉で復活詳しくは*)「初祖岡埜栄泉総本舗」で修行を重ねたそうで、昭和11年に新丸子駅前で創業。
3代続く和菓子のお店です。
岡埜の系譜ですから、もちろん豆大福が金看板。
ほかに通年と季節の朝生・上生菓子そして焼菓子も。
焼菓子は種類豊富で、たとえば米粉の和風ロールは季節ごとにさつまいもやずんだ餡などのフィリングが変わり、ブッセやパイ菓子なども揃います。
郷土銘菓の「八百八橋」は豆大福と並ぶ金看板。
オーブンで焼きあげた皮で大納言粒あんを挟んだ通年のお菓子です。
この焼皮生地が独特の食感。
強いて例えるなら“柔らかく厚みのあるとビスケット”風。
餡の水分がいい具合に皮に作用して、ふんわりというかしっとりというか。
大納言粒あんとの一体感がすごく好き。
日持ち1ヶ月ですから、食べるタイミングによって食感に差があると思いますが、しっとりしていてもおいしい。
多くの和のオーブン焼菓子ってだいたいにおいて、翌日以降のほうがおいしいのですが、いろんなタイミングで食べたみたい「八百八橋」。
材料として小麦粉、卵、砂糖など十数種類を使っているそうです。
和菓子屋さんの焼菓子って、思いの外お店による差が激しいように思いますが、新丸子の岡埜栄泉はさまざまに工夫を重ねているのでしょうね。
米粉の和風ロールと焼いたおだんごもワタシの好みでした。
次の機会に紹介できればいいな。
「八百八橋」という銘の由来はお店のブログ*で詳しく読めます。
新丸子「岡埜栄泉」
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掲載はcomicタントvol.16
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