中は備中白小豆
水面の桜 葛桜ではなく
焼皮製 九重 桜もち
4月の川口屋はたのしい・・
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・・・うつろう桜に合わせて数日ごと、
開花から満開、散り際までを摸しながら次々と繰り出されるお菓子たち。
春爛漫。
“趣あるライブ感”がたまりません。
そのなかではしりから名残りまで、一貫してこしらえるのは桜もち。
川口屋の桜もちはどちらかと言えば名古屋ではマイナーな関東風。
餅粉を使って焼いた餅製の焼皮仕立てです。
中に小豆こしあんを入れて巻いたクレープ状の皮はもっちりとした口あたり。
塩漬けの桜葉2枚で挟んでいます。
満開の頃に登場するのは“桜重ね”。
一面、こぼれんばかりに咲かんとする花でいっぱいになった零れ桜のさまが目に浮かびます。
お菓子は備中白小豆の粒あんと塩漬けにした花を ごく淡いピンクの外郎生地に挟みドレープのように折り重ねた華やかな構成。
今年は4月12日まででした。ほんとにことしの桜、早かったものね。
桜重ねと入れ替わって登場したのは“水面の桜”。
枝に残る僅かな花が川面に映る様子を意匠にしたのだそう。
粉取りにした葛(おそらく本返し)生地で桜色の白あんで包んだ小豆こしあんを包んだお菓子。
生葛からほのかに透けて見える桜花の塩漬けに色香を感じるのはワタシだけか。
◎川口屋 Twitter
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