↑上:究極の焼き菓子“茶せんべい”など堅焼きの至宝
中:60年近い歴史ある極上こしあんぱん下:軽い歯応えフィンガー(5)♪
下右:知られざる、メロン/クリーム/チョコ/蒸し/こしあんぱん
堅焼きの江戸風せんべいは大好きだ。(好きですか?)
が、その味覚の幅は猫の額より狭い。
ゆえに好きなおせんべいやさんは“5本の指”で足りちゃう。
『菊見せんべい総本店』は130年以上の歴史ある煎餅屋さん。
四角い挽茶のせんべいのおいしさはピカイチ。
その上、あんぱんまでがタダならない味ならば・・・
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ただならぬ味と来れば煎餅ファンでなくとも興味がわくでしょ。
↑天晴れな茶せんべい
・・・・
手入れの良い木造の堂々とした間口は老舗の佇まい、
そこにふさわしい姿の素敵なせんべいがずらりと並んでいる。
『菊見せんべい総本店』の趣ある店先で
思いもかけずに木製のパン棚の上に
焼き菓子“フィンガー”を見つけた時は嬉々とした。。
ビスケットを和の焼き菓子屋さんが仕上げると見事だ、と思っているからね。(注1)
ビスケットばかりか甘食まである。
あんぱんもメロンパンも玉子パンもある〜。
↑甘食はベーキングパウダーを抑えてあるのか、薬臭さがなく嬉しい。
メロンパンはとても好き、サブレ地もパンも。ノンクリームノンレーズン
主役のおせんべいの雰囲気を損ねることなく、
脇の木製棚でおいしそうな焼き色を見せている数々のパン。
こののどかな様子のパン達もすべて“菊見せんべい”製、
おせんべい同様に自家工場(本駒込?)で毎日焼かれるのだ。わーい。
『菊見せんべい総本店』のある千駄木の団子坂辺り(注2)は
明治の頃には 文豪も多く住まい
古くからの気の利いた食べ物屋が付近にも多い。
↑店内の小物も趣ありながら清々しい
その“菊見せんべい”の名は初代が創業当時,
片田舎の団子坂で大人気だった見せ物“菊人形”の見物土産に ちなみ命名。野田醤油と硬質米の品質本意の味が評判となったそうだ。
残念ながら菊人形展は明治44年に終了している。
現代の菊人形展とは趣が異なる派手なアミューズメントだったらしい。
…菊人形パラダイス、見たかったなあ
四角い『菊見せんべい』は知人に頂いたのが最初でそのおいしさに驚いた。
堅焼煎餅はだーい好物だけど、浅草の「入山せんべい」に満足してるからさ、と新規開拓は皆無…
が、以来何度か立ち寄り
挽茶、甘辛、醤油、唐辛子の四種の四角いおせんべいを少しずつ買う。
<
↑時計回りに唐辛子、茶、醤油、甘せんべい 右:砂糖掛けに醤油の香り
茶せんべいを必ず最初に食べ切るので多めに買おうかな、といつも思うが
もっと食べたい!と欲望を残せば、また買いに行く楽しみもある。
『菊見せんべい』は足を運んで店頭のせんべいを眺めて買うのが嬉しいお店だ。
かつては店先で職人が並び煎餅を焼き、若い女子が醤油掛けしたと言うから さぞかし活気に満ちていただろう。いいな♪
もしも、あんぱんや甘食、玉子パンなども狙うなら
日曜以外に行かなくてはならない。
名物の四角いせんべいは間違いなく潔い香りの江戸風の堅焼きだ。
基本の醤油に余計な調味料の味付けがなく、
正しく焦げた匂いがして本当に嬉しい。
厚い手焼ならではのぼりぼりっと噛み砕く感触が飽かずに後を引く。
↑贈答用箱入り(希望で1500円程度から詰め合わせ)
右:とまらない、たまらない茶せんべい
とりわけ“茶せんべい”は挽茶の香りとほろ苦さの残る逸品だ。
“抹茶味のアレンジ菓子”はいずれも概ね好まないが 『菊見せんべい』製は別格で茶せんべいから食べ始めてしまう。
お煎餅屋さんはあまり浮気しないので多くは知らないが、
極めて美味ーい。
ともあれ、後味の良い正々堂々とした堅焼き煎餅というのは
今ではごく僅かなのかもしれない。
↑手型のクリームパンもとても良い
そんなおいしいせんべい屋さんで何故パンが焼かれているの、
と思うでしょ。
創業明治8年(1875年)の歴史あるお店だからこそのワケがある。
第二次大戦の食料統制の際、米が規制され当時はパンを焼かざるを得ない状況に。
1945年の終戦からとしても60年間、
つまりはそんじょそこらのパン屋さんよりはるかに長くパン作りもしている。
せんべいが主だから決してそれを声高にはしないけれど
見事な煎餅を焼くのだから、当然パンも手抜かりはない。
中の具材も自家製で作り続けている。
粒あんぱん、こしあんぱん、メロンパン、クリームパン、
ぶどうパン、輪ドーナツ(“わ”ドーナツ)、蒸しパン、と どれも和やかな味が清々しく好ましい。
↑粒あんぱんのつぶしあんが上等、丁寧に炊いたあんの風味が良い
とりわけ“こしあんぱん”は一目置くおいしさだ。
“あんぱん”に和菓子屋さんの上等のあんに品良く気取らないパン、
の組み合わせを求める向き(自分)には
満点の“こしあんぱん”だと思った。
へそ付きに卵黄の照りなしも粋だ。
こしあんがごく控えた甘さで口溶けがさらりと柔らかい。
老舗のおせんべい屋さんの並々ならぬ底の力と物を作る心を感じさせる。
あのせんべいの脇に並ぶには、似つかわしい姿と味があるのだと思った。
そう多くはないあんぱんを食べたけれど5本指入りです、フィンガー5。
↑こしあんぱんはへそ付きで照りなし♪(断面はトップ画像に)
右:軽く新鮮な味の輪ドーナツ
そして“輪(わ)ドーナツ”が思いがけずに食べやすく
単なる懐かしい、という形容詞以上の新しさを感じるおいしさだった。
揚げ物苦手派にも好評だったのでもっと買えば良かったなー。
おせんべい屋さんのパンを事細かに褒め続けるのも不粋なので
クリームパン、メロンパン、ぶどうパン、蒸しパン、玉子パン、食パンは
どれも本当に満足するおいしさ、
我が家がほのかに“菊見せんべいブーム”になっている、とだけ。
チョコ、カレー、コロッケパンは味見していないのですが、やはり大変おいしい、そうです。
↑ぶどうパン 砂糖掛けの味と仕上がりはさすが!
そして、さすがは老舗せんべい屋さん、
昔ながらの味“フィンガー”も焼き上がりがさくりっと格別だ。
平たいけど指形のビスケットはきちっと5本で一袋。フィンガー5。
ユーモラスな指は日焼け色の時も、太り気味も日によって様々だ。
サクサクも良いし、表に出して湿気らせてもまた好きだし
赤ちゃんのおやつみたいにミルクティや牛乳にひたすのも。
じんわりと指の細胞に液体が沁みるようでその感触もおもしろい。
↑“五本指”を広げて眺める
↑“めずらしせんべい”は甘しょっぱく軽やかでエンドレス 右は一番硬いあられ“江戸まき”
『菊見せんべい総本店』は
往時は近隣在住の高村光太郎、智恵子夫妻はじめ
多くの文人墨客が贔屓にしたようで、幾つかの文学作品にも登場する。
宮本百合子の「菊人形」では煎餅の焦げる匂いや息づかいが伝わるかのように、明治期の仕事振りがイキイキと魅力的に描かれている、
プロレタリアートの作家ならでは、の細かな描写だろうか。
そしてまたまた、和菓子をよく知る歌人中村汀女も(当然)一句詠んでいる
「冬うらら 菊見せんべい 買ひ加へ」
余談ですが、このサイトでは最多登場回数の汀女さん(注3)、
一度、御姿を拝見したかった。
↑玉子パンはゆで玉子がつぶれずに手切りの丁寧な味、ポイント
右:丸い辛口カレーパン、昔ながらの縦長形もある&コロッケパン(ソースはとんかつでなく♪))
お煎餅は子供の頃のおやつでほぼ毎日食べた。
その頃はどの商店街にも手焼き煎餅の店があり、
お菓子屋さんにも種類別で丸や平のガラスケースに入っていた。
つまり誰にとっても極めて日常的なおやつだったのだ。
反面、言うなればシンプルな焼き菓子、であるからその味の差も著しい。
↑とてもおいしい密度ある蒸しパン チョココルネ(未食)
以前は我が家では入山煎餅が墓参など特別な時に配られたので
大切に食べた。(母などは大切が過ぎて戸棚に隠して湿気らせることしばし…はは)
今では菊見せんべいも自由に買えるが
やはりおいしさの有り難みは変わらず、梅雨時はフリーザーにそっと隠している。
いやしさの魂、百まで、いや未来永劫か。
↑柿の種もエンドレス 右:食パン(最下段にトースト画像)
※注1)最中の名店、本郷「壷屋総本店」の“デセール”と“松葉”のこと ※注2)江戸川乱歩「D坂殺人事件」でその存在を知る方も多い。(“だんご”では猟奇小説には…)
漱石や二葉亭四迷なども団子坂を書いている。けど読んでないです。
※注3)女流歌人中村汀女関係の記事
「源太の水ようかん」「越後屋若狭の水ようかん」「鎌倉の力餅家」
「京都中村軒の麦代餅」「沖縄の李桃餅」「萩の夏蜜柑丸漬」他多数
※注 入山せんべいの過去記事はこちら
◎おまけの話◎
四角い菊見せんべいはどれも極め付きの味。
四角い理由ですが、とある本では “天は円で丸、地は方形で四角、丸は一般的なので丸にせよ”
との助言を初代が受けたから”とあり
また“アド街”の情報では初代が“丸は無駄が出るが四角は無駄が出ない”と決めた、とある。
おそらくは優れた商いの才がある初代の併せ技なのでは?
(※右画像の丸い堅焼きは浅草の「入山せんべい」)
ちなみに風情あるお店は明治建築か、と思うけれど
昭和52年に加賀の大工に頼み建造したと本で読んだ。
明治41年頃の写真では小屋掛けに近い木造に見える。
いつもながら、きちっとした裏付け取材をして客観的な史料を提供したいと願うけど
無力なこの掌で情報は千々に乱れているのだ〜。
しかし世の中、雑な情報も多いですね、(自戒も込め)
誤字というよりはリサーチを疑う商標の誤記もしばしば。
もし職業文筆者であればお店のしおりには目を通せば…とついでに自らを省みる。己は素人だけどさ。
●お店データ
★菊見せんべい総本店
住所:文京区千駄木3-37-16
東京メトロ千駄木駅より歩一分、団子坂
定休:月曜 時間 10:00 - 19:00
※団子坂にて明治8年(1875年)創業、
四角いせんべいはどれも一枚から販売、パン類は昼頃からで日曜は販売しない
●菓子のデータ
・醤油せんべい一枚50円
・茶せんべい・甘せんべい・唐辛子せんべい一枚60円
・めずらしせんべい一袋530円甘辛あじ
・江戸巻き一袋520円硬いのり巻きあられ
・柿の種一袋310円
・菓子パン各種一個(甘食は一袋2個入)105円
・こしあんぱん(約78g 測定糖度不可能)
・粒(つぶし)あんぱん(約85g 測定糖度Brix約56%) ・メロンパン(約80g)・クリームパン(約80g)
・ぶどうパン・チョココルネ・蒸しパン、甘食他
・調理パン各種一個125円 ・玉子パン・コロッケパン・カレーパン(辛)他
・食パン6枚切一斤200円
・フィンガー一袋5本入200円
注※
今回使用した糖度計は「ATAGO.PocketPAL-2」。
何せ素人が使っているのであくまでも目安。
今回は2〜3回の計測です。
ちなみに、この数日前に私が計測した「雪印コンデンスミルク」はBrix約70.6%でした
『菊見せんべい総本店』は130年以上の歴史ある煎餅屋さん。 四角い挽茶のせんべいのおいしさはピカイチ。 その上、あんぱんまでがタダならない味ならば・
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「千駄木界隈特集か??」と思ってしまうほど
1軒でこれだけの品揃えって、
デラックスです。ゴージャスです。
しかも歯ごたえ系満載。
山田君が運んできそうなトップのせんべい写真と言ったら…。
茶&甘がとっても好きです。ぼりぼりで甘いって幸せ。
奇しくもクリームパンにすっかりご就寝の、あ、寝ちゃった、
ご執心の今日この頃としては、
「おせんべ屋さんでクリームパンとな!」
と、採集する気まんまんです。
あんころりんさんのあんぱんフィンガー5にならって、
クリームパンのジャクソン5でいってみたいと思います。
むさしやさんの豆大福もあるし、あわわあわわ、
空いたお腹と大きな袋必携ですね、千駄木。
うまい煎餅は止まりませんね。
うまいと感じたときは、わりともらい物が多いのでどこの店だかわからないで終わっちゃいます。
四角い煎餅は理に適っているし、抹茶仕様がお得意ではないあんころりんさんが絶賛するのだから
さぞかしおいしいのでしょう。
パンもそういう歴史があったのですね。
人間てすごいですね。
あんも滑らかそうでおいしそう。
ドーナツとフィンガー5はミルクで食べてみたいな。谷根千か。いいなあ( ^^) _旦~~
お元気そうで何よりです♪
今回は画像アップと編集作業で1日以上かかっちゃいましたよ。どれもおいしそうで(実際ものすごくおいしいし)割愛しにくいのです。
まだまだ他にもパンはあるのです…。仰るとおり真にゴージャスってこういうお店のことですよね。こういう人に私はなりたい、無理だけど。菊見せんべいのおいしさを知るぺなぞうさんもさすが。あの甘と茶のおいしさって大人になって良かったなって思わせてくれます。千駄木根津は楽しくていつもはしゃいでます、次はぜひ。
そうなのです、さぞかし!おいしいのですよ。
茶せんべいのおいしさは抹茶の菓子のお手本だと思います、これならどれも好きになります。
パン作りの歴史は
推測ですが特に戦後の米が統制下の時代はアメリカが持ってくる小麦粉を使わなくてならなかったのでしょうね。給食がろくでもないパンになったのと同じだと思うけど、菊見せんべい製だったら印象変わったかも。でも菊見せんべいはやはりせんべいあってこそのパンなんでしょうね。
根津千駄木、ものすごーく楽しいですよ、お薦めします♪
四角いお煎餅がとてもおいしそうです。茶せんべいが特に気になります・・・
夏の旅行、滋賀京都に立ち寄ることになりました。また、あんころりんさんの記事を参考にさせていただこうと思います。
でも、すでに、和菓子の食べ歩きはほどほどにと、家族にくぎをさされてしまって。現在、立ち寄り先を決めるべく、家族内バトル中です。
ほんとーにおいしいです、茶せんべい。もうあんこいらないかも、って思うくらい食べ始めると止まりません。
滋賀とは良いですねー、私もどこか遠くへ行きたいな〜。
京都の記事が役に立ったら嬉しいですが、期待とまり違わないことを祈ります〜。計画も旅行の楽しさですが、なかなか大変でもありますね(笑)
頑張って下さい。
このお煎餅、巣鴨の友達に貰って食べたことあります〜。
すっごく美味しかった。
写真に撮ろうと思っている間に、家族が食っちまいましたので、ブログに載せることができませんでした(涙)。
また、食べたくなっちゃった。ぶひ。
それにしても、あんころりんさんのブログは楽しい〜。
こんにちは、お久しぶりです、
返事が遅くなってすみませ〜ん。
すっごくおいしいですよねえ、菊見煎餅ったら。
もらってうれしいもんのひとつですね。
私もまた食べたくなっちまいましたよ。
>それにしても、あんころりんさんのブログは楽しい〜。
ありがとうございます。うれしいよおー!
なるべく早く更新再開いたします。
見捨てないで下さいませ。
1日なので,竹隆庵岡埜であわ大福を買い,谷中銀座の肉のすずきの元気メンチカツ購入で行列して,13時半少し前にお店に行くと,これまで気付かなかった左手にパンがありました.が,あんぱんは見当たりません。恐る恐る,「あんぱんはありませんか?」と尋ねると,「昨日電話を頂いた方ですか?13時半頃御見えになると聞いたので,5個取り置きしておきました。13時半に売りに出そうと思っていた所で,良かった良かった」と。余りの親切さに感動して,少しでも多くの方にこの感動を伝えたくてあんころりんさんの頁に長々と書き連ねています。すみません。
帰宅し,早速食べてみましたが,漉餡の上品な甘さと皮の美味しさは秀逸でした。粒餡の方は漉餡より甘いですね。他の店も同様ですが,どうして甘さが違うのかしら?
最近,HPで評判との情報で,巣鴨のK堂のあんぱんを食べました.皮に比べて餡の量が多く,かなりの甘さでがっかりしましたが,今回はお店の方の人情に加えて,あんぱんの美味しさも加わり,期待以上でした。
菊見せんべい総本店の煎餅では,私も抹茶が一番好みです。この近辺,西は本巣鴨の梅月堂から,南東は嵯峨の家まで,美味しい煎餅屋さんが多く,どこも一枚単位で購入できるので,多種類の煎餅を購入できる楽しみがありますね。
菊見せんべい総本店のパン情報とパン作りの経緯も教えて頂きありがとうございます。私の大型連休の初日は,とても良い気分でスタートできました。これもあんころりんさんのお蔭です。
(追伸)
すずきの元気メンチカツはお肉がぎっしり詰まり美味しいのですが,吉祥寺サトウのメンチカツの方がお肉の美味しさ,玉葱とのバランス,塩加減の絶妙さで私好みです。
こんにちは。良かったですね〜〜。老舗の心ある寛容な客あしらいには私もたびたび、尊敬の年さえ抱かされます。
そして!>漉餡の上品な甘さと皮の美味しさは
わかってくださって嬉しい!!
>他の店も同様ですが,どうして甘さが違うのかしら?
おそらく、ですが。こしあんは皮を除く分甘くなるはずですが、そこをあらかじめ加味して砂糖量を調整する場合がある、のだと思います。またその豆の個体によって皮や中身(呉=ご)の甘さも異なるからではないかと想像できます。
あら、ちょっとカタイ話になっちゃった。
私も根津界隈でのお煎餅めぐりは楽しんでいます。そういえば都せんべいの職人さんが怪我されたとかで先日は堅焼きがありませんでした。
>大型連休の初日は,とても良い気分でスター
素敵な休日のお手伝いができたとしたら、これほど嬉しい事はありません。こちらこそありがとうございます。
残りのGWも思いきり楽しんでくださいね〜〜〜!
追伸バック:
…その先の総菜店「三金」、品物も接客も好きです…
ご連絡が遅くなりましたが、トラックバックさせていただきました。ありがとうございます。
日暮里は何度も行っているのですが、今回ようやく菊見せんべいへ行くことができました。
ばりぼりなお煎餅はとても好みで、パンも懐かしい味わいで美味しかったです♪
この辺りは新旧とりまぜて美味しいものがあるので大変です(笑)
こんにちは はじめまして。いつも読んでくださってありがとうございます。TBもありがとうございます。
谷根千はおいしいお煎餅屋さんが多くて楽しいですね。菊見せんべいはパンもあるのでホントたいへん(笑)。新旧共存している街って生き生きしていて大好きです。