季節ごとにさまざまな麩の焼をこしらえる藤丸さん・・・
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こちらでは麩の焼を小麦粉と卵を加えた米粉生地を(焦がさないように)焼き上げています。
薄くデリケートな仕上がりですが口あたりはもっちり。
すこし前にいただいたのは蜜漬けの金時人参を薄切りにして散らし、小豆つぶ餡を入れて袱紗〈ふくさ〉状に包んだもの。
割ってみると生地の重なり方が端正なことに驚かされます。
また
仕上げに押したうぐいすの焼印の美しさにも、その技術の高さがうかがえます。
そして小豆のつぶあんのおいしいこと!
藤丸のつぶあんが大好きなのだけれど、頻繁に登場しないのが残念。
もっといろんなお菓子に使ってほしい。
紹介したのは2月の麩の焼。
梅にうぐいす。
太宰府天満宮のお膝元ですものね。
4月は山椒だそうです。
待ち遠しい!
和菓子処 藤丸
◎和菓子調製処 藤丸:福岡県太宰宰府3-4-33
・2月の麩の焼〈うぐいす〉 金時人参の梅 中は小豆つぶあん 税別440円
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