
本日からの茶道の稽古は風炉の平手前で今期初の「御道具拝見」も入りました。
「御道具拝見」は亭主が主客に
「棗やら茶杓やら」をお見せして
多少の問答があるというものです。
これが入るとだんだん時間内に全員が稽古を終えられなくなります。
今日も私も30分押しでした。
でも主菓子はしっかりいただく・・はずがいろいろあって
慌ててひとくちいただき残りは
いい加減に懐紙にくるんでしまった。
それでこんな「よれ」た御菓子の画像↑で恐縮。
でも御銘がとてもキュート!「みずたま」。だそうです。
初めて聞きましたよ。
茶道の手帳にも七月の御銘には見当たらないし。
見た目も白い練りきりに淡い水色の「みずたま」が。
なんて可愛らしいこと!↓

中は小豆のこしあん。
つい先日食した「さゝま」(05’7月17日掲載)の
『青楓』とつい比較してしまいますが、
やはり「太市」さんの御菓子も心から「おいしい〜」とほっとします。
違いはあんの色が太市さんのものはやや薄く軽やかな印象です。
お薄とのバランスはさすが。
今日はもう一つの勉強は江戸ソバリエのレポート作成のリサーチで
江戸蕎麦の名店、権の助坂の『小菅』(目黒区目黒1−5−16 日休)へ。
こちらの『せいろ』は最高です。国産の蕎麦粉十割の細打ち でつゆは辛口。
薬味から蕎麦湯まで完璧です。

しかも!うれしい事にデザートもある。
なんと『黒胡麻の水ようかん』100円ですと。
品切れになる前に最初に注文しちゃいました。
完璧な蕎麦切りのあとの
この『黒胡麻水ようかん』が
実に満足させてくれました。
すべて厳選した素材でこちらの手作り。
新鮮なものでないとすぐ味が変わってしまいそうなデリケートな風味です。

と思ったら、一口持って帰ったけどもう違う味でした。
しかしどこ行っても
毎回感動する蕎麦屋の甘味はあなどれない。
どころか、すごい贅沢な活魚ならぬ『活菓子』ですね。
※全く無関係に、しかし今日は「K−T」が気になってなかなかアップ出来なかったです。
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「小菅」の検索でやってまいりました・・・が!
こんなデザートあったんですね!
食べなかった・・・ショック!
悔しいけどトラバさせてもらいました・・・
TBとコメントありがとうございます。
お蕎麦好き大大歓迎です。
私も昨日『松翁』さんへ行ってきました。
このデザートは昼のサービスでつけることが出来るので夜にいらしたらないと思います。
多分日によっても内容が変わりそうです。
お昼に『デザート』を頼んでみて下さい。