夏休みの特別企画
―4回連続(予定) 「上野の豆大福散歩」始まりです。
「岡埜栄泉」数あれど
私が大々好きな岡埜はこちら
『谷中岡埜栄泉』(台東区谷中6-1-26 水休)
1900年からいうことは創業105年の老舗和菓子店。
あたりの町並みも落ち着いた上野桜木、
谷中霊園はすぐそこです。
趣のある風情のこの近辺は
不思議なほどピンポイントに
和洋中の甘味などの銘店が集まっていて
(どのお店もまた素晴らしい)
私の大好きな散歩コースです。
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なかでも『谷中岡埜栄泉』は
50年以上は経つ木造の二階家でその味わいのある佇まいに
惚れ惚れとしてしまいます。
(サッシなどは全く見当たらないので興ざめすることもなく)
手入れのされたがらりの木枠のガラス戸をあけると
江戸下町にタイムワープした気分にさせられます。
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お店に出られる若い女性の
温かみのある心のこもった対応も
いつもほっとさせられます。
多少の距離を歩いて来ても
必ず、「ああ来て良かったな、心地よいな」と
すべてにおいて笑顔の満足。
豆大福ももちろん添加物など一切なし の
まさしく真剣勝負の一点もの。
一つ一つに作り手の魂を感じる重みと美しさ です。
おおげさでない事は手に持ってみて眺めてみると
実感できます。
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これこそ断面画像の威力発揮!
餅が薄いのに切っても乱れないでしょ。
こういう大福はないのですよ。
うすいのにコシがある。
こしあんながら小豆の「豆」感もあり
塩が程よく効いているのに
「品性のある」甘さ で後味が良い。
江戸蕎麦に通じる粋な味わい。
えんどう豆もうまい。
「一豆大福入魂」の銘品です。
ここの「三日月」も谷中らしい「生姜」の御菓子。
風味豊かな素敵な味なので近々掲載します。
豆大福は一個230円。売り切れ仕舞いです。
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ここの豆大福はよく相方のお父さんが買ってきてくれます。
私は豆大福さえあれば満足するので、こんなには食べれませんよ・・・というぐらい買ってきてくれるのです。ありがたや。
これと、入山せんべい&お茶が用意されているといくらでもお腹に入っていきそうになります。あぶないあぶない・・・
入山煎餅とここの豆大福なんて
いけません!
それは永久に抜けられないメビウスの食欲地獄にはまりますよ。
甘・から・甘・から・甘・・・∞のこわ〜いアリ地獄・・。
しかし良いおとうさんですね、いいな。
あそこもよく売り切れてるし。
デパート!そうなんですね、あれは勘違いじゃなかったんですね。
一度伊勢丹の『江戸の味』物産展みたいので
11時ごろ行ったら偶然「2時より限定発売」みたいに書いてあったんです。
長居出来なかったので実際この目で確認しなかったのでほぼそのこと忘れてました。
またその辺のやりとりを勝手に想像して喜ぶあほな私です。
私も絶対嬉しくて買うと思います。