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「和菓子wagasi」−東京のお菓子・菓子パンを歩く

2007年09月07日

ほんわり“きつねの酒まんじゅう”@王子
夢の贅沢あんみつカスタムメイド
久寿餅の老舗「石鍋商店」時が醸す極上味

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↑上:風味豊かな小ぎつね酒まんじゅうは酒母仕立て。売り切れ御免
中:竹皮包みの栗むし羊羹は安藤広重作 名所江戸百景から
下:至福の贅沢あんみつ!好きな物だけてんこ盛り〜


おまんじゅうにもいろいろあるけれど
とりわけホントの酒まんじゅうには目がない。

ふくらし粉などを使わずに
昔ながらにゆっくり時間をかけてふくらんだおまんじゅう
やさしく発酵した香りほわーぁんと広がる。

たとえば、久寿餅で知られる「石鍋商店」の品は
どれも皆ゆったりあせらずに育っている・・・

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(↓小さな画像はすべてクリックで拡大できます♪)

かけるべき時間をかけ手間を惜しまずに出来上がる食べ物たちには
代えがたい味わいがあるものです。

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↑王子稲荷は千年の歴史ある神社 

石鍋商店の創業は現在地で明治20年頃。
名物“久寿餅”の印象が強いが
和菓子も数種類ありどれも丁寧にこしらえた味わいだ。

とりわけ気に入っているのは
小ぎつね酒まんじゅう生寒天!!水ようかん求肥
一つ一つに、お店独自の素晴らしさがあると思う。

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↑これは『みつ豆』、プチこしあん付き店内では400円

店は王子駅から王子稲荷への参道、歓楽街とは異なる一角にある。
簡素な店内ではあんみつ甘酒なども楽しめる。

王子稲荷にまつわる「きつね」のお菓子♪も作っているように
店の周辺には由緒ある神社も多く
江戸時代からの花形行楽地、飛鳥山もほど近いし、
資料館も点在する、実は絶好のお散歩コース

名高い名物は昔ながらの製法の江戸風の久寿餅
関東風“くず餅”は葛は使わず小麦でんぷんを長時間発酵させた
江戸時代から伝わる独自の餅菓子

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↑ぷりぷりの江戸風久寿餅は2トンはいる特大木樽で2年間眠る 右:素敵な能書き

ぷりぷりっとした弾力のお餅には
発酵による独特の粘りとほのかな香味があり
コクのある黒蜜と浅煎りきな粉た〜っぷりかけて頂きます。
食感が生命の江戸風“久寿餅”もやはり長時間冷蔵はダメ。
うっかり冷蔵庫に放置するとぼっそぼそに豹変、年取ります。

人の背丈より大きな木樽で2年間!も育てる
石鍋商店の久寿餅のおいしさと丁寧な製法については丹念な取材記事がネットでも読めます。
・(まちを元気にする達人たち ・江戸老舗探訪

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↑その名も栗むし羊羹「狐火の街」 
安藤広重の描いた“王子の狐火”を栗とあんの色で表現


なので、ここでは『小ぎつね酒まんじゅう』〜!
酒まんじゅう水ようかんはホントにすぐ売り切れてしまうので
近頃はたとえ一つでもこまめに予約しています。

実は酒饅頭にはちょっとしたトラウマ?もあり
どこでも見ると買ってしまう(が、時にはがっかりすることも…)。

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↑可愛い小ぎつねさんも化けるとすごい♪ 帰り道にはお腹に収まったコ

じっくりと発酵させた酒まんじゅうの皮生地には伸びと力があり、
噛むと、何ともまろやか深い香り滋味深い甘みがほわっとして
子供の頃から大好きなのだ。

ともかく
発酵の得意な久寿餅屋さんの酒まんじゅうは格別な味わいだ。
帰りしなに食べたい時は一個だけ袋に入れてもらう。

(可愛い“小ぎつね”の顔にごめんね、と思いつつも)
手でちぎると、力のある生地はむっと伸びながら引き裂かれ
割れた瞬間に独特の香りが“ほわぁ〜”っと漂い陶然としてしまう。うは。

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↑こしあんの引きの良い甘さと皮の風味が最高
右:秘技 やかんで“まんじゅう一個”蒸かし

酒まんじゅうって、まさに芳香そのものがアペタイザー。
特に『小ぎつね酒まんじゅう』の
風味豊かな生地の含みある自然な甘みはなかなか真似できない、と思う。

日本酒好きな人なら想像できるのだろうか?
この皮生地の旨味を含んだ香り
一瞬クラッと脳の何かを掴まれるような感じがたまらない。恍惚?

皮の中の、淡ーく繊細な色合いのこしあんはキレの良い上品な甘さ。
酒まんじゅうの自然な旨味を一層引き立て、
口に含むと皮と混ざり合い、鼻孔に抜ける香りにじわん、となる。

固くなったら蒸かし直し、出来たてのほかほかはふはふと食べる。
一層、生地がむっちり噛めば噛むほど香りも“ぷうん”としてすごく好きだ。

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↑ごめんね 小ぎつね 右:愉快なキツネ「王子狐行列の会」から落花生入り手焼瓦煎餅

このおいしさにはワケがある。

和菓子の歴史の中で酒饅頭は元祖“日本の饅頭”でもあるのだが、
注1参照)。
これは麹と糯米でじっくり発酵させる製法で、天然の甘酒ともよく似ている。(最近は酒粕とふくらし粉で作るところも多いが)

そして!「石鍋商店」の『小ぎつね酒まんじゅう』は
さらに手間のかかる“酒母”(もと)から作る製法と聞く。

酵母から純粋培養する酒母(もと)造りは本格的な“清酒”並、
相当の技術と時間が要されるようだ。

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↑酒まんじゅう同様、水ようかんにも後味良い甘さのこしあんが生かされる

四代目の現ご主人が試行錯誤を重ねて数年前まえから売り出し、
好評なのだが、大量生産出来ず、概ね午後遅くには売り切れている。
(・(まちを元気にする達人たち ・江戸老舗探訪記参照)

小ぎつねの焼き印もとってもチャーミング♪だが
化けると?すっごい酒まんじゅう
お店にずらっと並ぶの見たければ早めに行かないと。

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↑好きな形にカットしてみたり 右:ぷりぷりコリっとワンブロック

もう一つわざわざ電車に乗っても王子まで来るわけが
ここの生寒天求肥
天草から直接作るぷりぷりっとした“生天”が、
石鍋商店では一`ほどのブロックで買えるのだ。

ふくふくの赤えんどう野菜色の求肥などもすべてバラで買えるし
もちろんあんみつなどに使う寒天も同じものなので、
まず味見したい、という向きにはそちらから。
あんみつ(こしあん)も(持ち帰り可)すっげえウマイですから。

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↑豆寒(持ち帰り380円)黒蜜付き、どっさり入った赤えんどうは驚くほど柔らかくふっくら

自分でも毎日長野産の糸寒天を煮てキープしているけれど
生寒天のこの弾けるような歯応えはどうやっても出せない。
それは生シイタケと干しシイタケの違いで想像して。
天草から作る寒天=生天は乾物の寒天を煮て作るものとはまったく食感が異なるってことです。
(熱心な過去の説明はこちらの和菓子語で)

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↑神津島の最高級、天草から作る“生天”は極上!の味と歯応え 
右は自作(カスタムメイド)のフルーツあんみつ


ぷりんぷりんの生天で作る自分だけの贅沢なあんみつ
出来上がってどんっ、とテーブルに乗せた時は
春夏秋冬いつでも幸福感に満たされる。

最後にふたつ
実は幼少からの求肥苦手の大馬鹿モノは
ここの求肥にて根性を叩き直され、開眼させていただきました。オスッ。

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↑野菜で色づけした求肥先輩

淡桃色はトマト、薄緑はほうれん草で色つけしている心配りも嬉しいし
指先ほどの大きさとしこっとした噛み心地でべたつかず後味が素晴らしい。 まさに目からウロコを叩き落とされたのだ。うりゃ。
今では必ず一袋持ち帰り。…ありがとう、石鍋商店の求肥先輩

水ようかんは実に淡く儚げな味わい、
ふるふるでなくさくりっとした舌触りも気持ちよい。
甘さの引きが良く、酒まんじゅうと同様に
さらっとしたこしあんの使い方には心から喜んでしまう。
こちらも早々に売り切れるので遅くなる場合は予約を。
1パック2切入だけどすいすいっと消えますから。

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↑お赤飯のササゲもさすがにおいしかった

※(注1)和菓子の歴史をひもとけば
麹から作る酒饅頭は日本のおまんじゅうの二大ルーツの一つ。
酒饅頭聖一国師→通称“虎屋系”)と薯預饅頭(林浄因→“塩瀬系”)
本来、酒饅頭は“麹”の力でふくらむもの。
麹と糯米、水で時間をかけて発酵させるわけですが
最近は“酒粕とふくらし粉”を使って砂糖を加えているものが少なくない。
パンに当てはめると天然酵母とイーストとの差か?
甘酒なら“天然発酵系(明神甘酒など)”とよくある“酒粕に砂糖”ものとの違いか?
自宅でも甘酒(酒粕不使用)は何とか発酵できるけど
清酒は造ること自体がまず不可能らしい。出来てもおそらくどぶろぐらいでしょう。
ただし、清酒もどぶろくもお家で作っちゃうと法律違反ですけどね。

※注 ●久寿餅と生天関係の過去の船橋屋こよみの記事

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↑つきたてそのままの心太はフルーツビネガーでサラダに、あるいは黒蜜がけなども向く。新鮮で美味(3人前380円)

◎おまけの話◎
幼少時それはそれは好きだったのが銀座立田野の酒まんじゅう。
いつのまにかなくなり、それがとても残念でトラウマの如く
麹の酒まんじゅう探しには日頃からほのか〜な情熱(怨念ではなく)を
燃やし続けている、ちろちろ。

寒天というか生天というか角切りところてんのおいしいお店は
幾つかありますが、いつでもブロックで買えるのが石鍋商店
この為に電車に乗って一`抱えて持ち帰るのである。ずしっ。
おいしい寒天を出してくれる店はそれだけで絶大な信頼を寄せます。
ちなみに心太も頼めば生をその場でついたものを3人分から持ち帰りOK。
日持ちしないがサラダに出来るほどフレッシュで泣ける。
ただ両方買うとかなり重いんだよなあ。


●お店データ
IMG_3968 (2).JPG石鍋商店(石鍋久寿餅店)
住所:東京都北区岸町1-5-10
定休: 日曜  時間 9:00〜17:00
お店は近年建て替えたが、広い間口に手水鉢や気の利いた植え込みをしつらえ
お詣り後にもほっとするような趣がある。
戦前まではぎやかなに栄えた王子辺りには多くの餅屋があり、
かつては石鍋商店でも付近の店に品物を卸していたと聞くが
戦争でそのほとんどが焼かれ現在は自店分だけ作る、とは本で読んだ話。

IMG_3965f (2).JPG ●菓子のデータ
・久寿餅 持ち帰りは二人前500円から
原材料)小麦粉澱粉 黒蜜 きな粉(砂糖 水飴 大豆)
賞味は2日位
・酒まんじゅう120円 小ぎつねの焼き印付 こしあん 
測定体重約50g
測定糖度Brix約48.8% 
・生寒天(ブロック)640円 要冷蔵 
原材料)天草
測定体重約990g
・求肥一袋 130円 
トマト ほうれん草色素使用
IMG_a4065 (2).JPG ・水ようかん2個入り250円? 
糖度測定不可能
・自家製栗むし羊羹(竹皮包)1本650円 
原材料)小豆 薄力粉 葛粉 砂糖 塩 栗 ビタミンC クチナシ色素
測定糖度Brix約49.9% 
・手焼き瓦煎餅 落花生入り格子一袋350円 
江戸名所百景「王子装束榎大晦日の狐火」に基づく「狐の行列」シリーズ?
原材料)小麦粉 糖類 鶏卵 落花生 膨張剤
賞味は4ヶ月位

今回使用した糖度計は「ATAGO.PocketPAL-2」。 何せ素人が使っているのであくまでも目安。 今回は2〜3回の計測です。 ちなみに、この数日前に私が計測した「雪印コンデンスミルク」はBrix約70.6%でした

posted by あんころりん at 06:30| 東京 ☔| Comment(18) | TrackBack(0) | 墨田区&足立区&北区&江戸川区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あんころりんさん こんにちは〜。
「キモ」だらけの石鍋商店、まいっちゃいました。

キモ中のキモ、あんみつのパーツが!
天草のかたまり、初めて見ました。
ああ、良い香りがするんだろうにゃ〜、生寒。
おみやげ用寒天にいたっては、香りのみならず、
いい「端」出してそうですよね。
ブロック写真もちょいずらしダイスカット写真もうっとりです。

そして、あんころりんさんを開眼させた求肥!
野菜で着色ですって〜??? 色が優しいもんなー。
世の不自然な発色&砂糖まぶし物件に突きつけたい!
突きつける前に食べてみたい! 求肥ホリック全開!

写真のあんみつはあんころりんさん特製あんみつなんですね。
好きなモン尽くしのカスタムあんみつ、至福!
ちなみに四つ割のフルーツは何ですか? ぶどう?

ポイント絞ったのにまたしても大興奮で長っちり、失礼いたしました。
記事を読ませていただくたびに行く先が増えちゃってますが、
都電で巡るお菓子屋さんの旅、秋に良さそうですね!
Posted by ぺなぞう at 2007年09月07日 09:51
こんにちは〜♪

キツネちゃんの酒まんじゅうにクラクラ。
「ふくらし粉などを使わずに
昔ながらにゆっくり時間をかけてふくらんだおまんじゅう」
にやられました(笑)
もちもちと天然系に弱いんですねー(笑)

あと、求肥!
野菜で色づけ!なんてステキ♪
味わってみたくなりました〜!!

あ、あと遅ればせながらお気に入りブログのカテゴリをようやく作ったので登録させてもらっちゃいました☆
これからもヨロシクお願いします♪
Posted by うーら at 2007年09月07日 12:52
寒天1キロって考えたこともなかったけどすごいよね。
あ、そういえば初めて石鍋商店の寒天を食べたときも、友人がテーブルに「どんっ」と置いたっけ、あれも1キロくらいあったかなー。あの寒天はほんとうに、しばらく夢に見るくらいおいしかったですー。

ところで「秘技 やかんで“まんじゅう一個”蒸かし」。そんな技があったとは・・・
読みごたえのある記事の中でもここに一番感心するわたしもどうかと思うが(笑)
Posted by kozue at 2007年09月07日 13:06
季節は確実に秋ですなあ。
酒まんじゅう、2日めに自宅で蒸かしたヤツが好きです。
ああ、あの独特の香りが漂ってきそう♪
Posted by チロリン at 2007年09月07日 18:23
あんころりんさんこんにちはー。小ぎつねまんじゅうと水ようかん、どちらも優しい味がしそう! そして豆かん、豆がすごいふっくらしてますねー。あんころりんさんの和菓子パワーに、それまで王子が遠いなと思ってしまった自分が恥ずかしいっス。あぁおいしい水ようかんが食べたい!
Posted by トッコ at 2007年09月07日 19:22
ぺなぞうさーん
こんばんは、早速ありがとうございます。
寒天愛好家?にはぜひがっつりブロックで召しあがって欲しいです。うひゃっとのけぞりますよ。
求肥はほんとにあっさり、歯応え良いのですが一般に好まれるのかどうかはわからないけど私にはぱくぱくスナック並。近頃は美味しそうなお店に積極的と大変身(笑)です。自作アレンジの果実はプルーンとすいかです。あるもの何でも入れちゃうので。都電も良いですねー。

うーらさん
ナチュラル志向の方にはこのお店の物はすべて嬉しいと思います。おまんじゅうは可愛くておいしくて無添加って良いでしょう?求肥はオススメです。リンクありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします♪
Posted by あんころりん at 2007年09月07日 22:46
kozueさん
一`一気はいくら何でもスゴイかも。私は三分の一位ずついろいろ乗っけて増量してますが。でも一度挑戦してみよーかなー、生天一`一気食い(結構本気)。料理上手な人にこそ蒸し器の面倒ご存知なだけにツボでしょう、この秘技。笊豆腐ミニの笊がちょーどいいんだわー、まんじゅう一個蒸し。お湯も一緒に湧くから究極の一石二鳥。
冷やご飯にも可。
Posted by あんころりん at 2007年09月07日 23:24
チロリンさん
ほーんと今はもう秋、台風シーズン。
お家で蒸し直すのが良いんですよねー、酒まんじゅうって独特の存在感ありますよね。

トッコさん
水ようかんはこの値段ではあり得ないくらい品良くておいしかったー。お豆がホントに柔らかくて寒天とぴったり、おいしいですよー。
王子も埼京線が出来て行きやすくなりました。名所もたくさんあるから、お散歩がてらぜひ。
Posted by あんころりん at 2007年09月07日 23:29
あんころりんさんのブログで栗むし羊羹を見ると、秋が来たんだな〜と思います(笑)
心太サラダも素敵!
Posted by zoomania at 2007年09月08日 08:20
久寿餅ってこんなに奥が深いとは全然知りませんでした。川崎などや駅前の物産展で気軽に売られてるので、単純なものかと思いましたが
奥が深いですねえ。勉強になりました。
饅頭1個ふかしも秘技ですねえ。
さすが稲荷、狐さんですね。
酒は飲めないのですが酒饅頭は好きです。
北区あたりでもこのような店があるのですね。
東京はすごい。
Posted by yottyan at 2007年09月08日 09:12
いちおうお断りしておきますけどね、1キロ一気食いといっても6〜7人おりましたから(笑)
Posted by kozue at 2007年09月08日 21:39
zoomania さん
あはは、嬉しいですね〜、季節を告げることが出来るなんて。栗蒸し羊羹の堂々たる秋の味覚らしさならではですね。しかし今日も暑かったけれど9月になるとそこら中で栗蒸し羊羹全開ですねー。
Posted by あんころりん at 2007年09月08日 23:32
アアごめんなさい、どうしても気になるんです。
 >パンに当てはめると天然酵母とイーストとの差か?
イーストも酵母菌で発酵してるし(天然物の複数混合培養か、単一種の純粋培養か、の違いですよね)どうでしょうか・・・・(__;)。甘酒のくだりは全く同感ですけど・・・。

ところで初めてコメントいたします。いつもながら、その情報量、文字量と流れるような語り口にうっとり♪かなりハマってます。 
お味や香りの独特の描写がだいすき。データの取り方のマニアックさにも、非常にソソられます☆マジで。
過去記事とか引っ張ってきちゃって、もう読み始めると終わんないんです、寝られなくなる・・・。どうしてくれます(笑

寒天大好物なため、1kgブロック生はかなり魅力ですっ。やっぱり乾物で煮るのとは違いますよねーっ
そうそう、酒まん大好きです(酒も好き)。日本酒の香りとはまた違うふくよかな酵母の香りがすると思います(^▽^)
Posted by ちなこ at 2007年09月09日 11:47
王子稲荷には一度行ったことがあります。暫狐と言う紙でできたからくり玩具を授与しているのでそれを買い求めてきました。東日本の狐の集会場だそうで、静寂感など確かにそういう雰囲気ですね。

この「狐火の街」、広重の名所図会の狐の集会が包装紙にも描かれてるんですね。次回以降、行く機会があればぜひとも買いたいと思います。それにしても、怪獣や妖怪にやたら食いつく私って…(^^;)
Posted by けん at 2007年09月09日 18:31
yottyanさん
久寿餅ってそれはそれは深いお菓子だと思います。おいしいし♪ 私も川崎の独姑(だっけな)久寿餅もしばしば頂いて食べてます。大田区池上や亀戸にも老舗がありますが、どこも年季入ってて深みにはまると大変(笑)北区には神社や古くからの素敵な和菓子屋さんが多いのです。

kozueさん
そりゃそうですね、kozueさんしては変だな、と。(笑)私の3回に分けても一`独り占めの方が妙だわ。
Posted by あんころりん at 2007年09月09日 23:49
ちなこさん
初めまして、いつも読んで下さって嬉しいです。コメントありがとうございます。
>イーストも酵母菌で発酵してるし
さすが!仰るとおりですね。
ドーナツを引き合いに出すのも変だし、ちょっと発酵の時間に拘ったのでわかりやすいかしら、って思ったけど考えたら誤解されますよね、以後気を付けます。
でも睡眠は沢山取って下さいねー(笑)
寒天大好さんには強くオススメ致します。絶対お得ですから。日本酒好きな方の小ぎつね酒まんじゅうの感想お訊きしたい気がします♪

けんさん
さ、さすがマニアック〜!
王子稲荷に出かけた経験は東京在住のヒトでも少ないと思います。私も由来は詳しくないので勉強になりました。ありがとうございます♪
石鍋商店の80を過ぎた大女将は王子の文化の保存会でも活躍してるみたいです。昔の少年漫画誌って妖怪の特集多かったけど私はこわくて仕方ありませんでした。でもけんさんにはツボだったのですね、笑。
Posted by あんころりん at 2007年09月10日 00:32
こんにちは!
私も和菓子屋さんに行くといつもついつい買ってしまうのですよ、酒饅頭!不思議。
やはりあのほわっと匂う日本酒の香りと独特の柔らかさと軽さがある生地が良いのでしょう!狐の絵も何とも愛くるしいです♪
Posted by fish&chips at 2007年09月12日 17:50
fish&chips さん
そうですか!わかってもらますよねーあの誘惑の香り♪日本酒はまるでダメですが、酒饅頭は特別ですよね。思うにパンなども発酵食品だから、良いニオイには我慢できない魅力があるのかもしれないですねー。fish&chipsさんは動物によわいタイプですか。私はやたらめろめろ。笑
Posted by あんころりん at 2007年09月13日 16:49
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