
手前から時計回りに、谷中、駅前(豆)、広小路 粒とこし、駅前(ずんだ)
夏休みの特別企画
―4回連続だったけど5回に延長
「上野の豆大福散歩」の第4回
ここはやはり総集編で「比べてみよう」です。
これまで
7月24日『谷中岡埜栄泉』((以下谷中)
7月25日上野駅前『岡埜栄泉総本舗』 (以下駅前)
7月26日上野広小路『初祖 岡埜栄泉総本舗』=東京岡埜栄泉(以下広小路)
の豆大福を
紹介してきました。
それぞれはまったく別なお店で支店、分店という関係はありません。
独立したお店(会社)で名前も異なります。
それぞれ御ひいきのお店はありましたか?
せっかくだから、
(というかこれがやりたかった!)
並べて眺めてみましょう。
でもその前にみなさん!体重測定です!
広小路の粒あんさん、93グラム
広小路のこしあんさん、86グラム
谷中さん(こしあんのみ)82グラム
駅前の豆大福(粒あんのみ)さん、111グラム
駅前のずんださん、107グラム
では次に横からの立ち姿を拝見。
左から 広小路(粒あん)、谷中、駅前(豆)。
クリックしてね↓

広小路は
ややドーム型、
谷中は
下から同じ立ち上がりでやや縦長に締まった形、
手粉(でんぷん)が一番残っている。
駅前は
横に広がりあきらかに他よりひと回り太目。
次は上からお顔を見ましょう。
クリックしてね↓

広小路(粒)は
やや広がりが見られますね、上から見ると手粉がたくさん残ってます。
谷中は
赤えんどうが明らかに他より多いです。広がりはほとんどありません。
駅前は
だいぶ、おおらかに自由な広がり方をしてます。
せっかくなので五つ並んだものもご覧下さい↓クリックしてね
左から広小路(こし、粒)、谷中、駅前 (豆、ずんだ)。

改めて『原材料』の紹介です。
広小路は 「こしあん、粒あん」共に
小豆、餅米、砂糖、赤えんどう
ソルビット、塩。(手粉は澱粉と思われる)
※ なお、小豆は北海道産
ソルビットについて
谷中は 小豆、餅米、砂糖、赤えんどう
塩、澱粉(片栗粉)
※ なお 小豆は十勝産、餅米は宮城米、赤えんどうは十勝産
駅前は 「豆大福」は
もち米、小豆、砂糖、水飴、
赤えんどう、塩、澱粉
※ なお、小豆は北斗大納言、
水はアルカリ活性水、米は新潟 綿ぼうし、
赤えんどうは富良野産
「ずんだ大福」は 、
もち米、小豆、砂糖、水飴、
塩、澱粉、枝豆、マルチトール、寒天、白いんげん、トレハロース
マルチトールとは(1943)
トレハロースとは(1838)
ということです。
ちょっと長くなってきたので「断面」などは次回に続きます。
引っ張るなよって? だってすごい長くなっちゃうんです。
良かったら次回もご覧下さいませ。
わたしは豆大福が並んだ姿が大好きなのですよ。ああ、お豆の多い<谷中>が並ぶと、わたしの理想形「大福で101匹わんちゃん」になりますねー(笑)
続きが楽しみです。
大福たくさん・・・ご苦労様です(^。^;;
上野の豆大福レポート、興味深いなぁ。
同じ「岡埜栄泉」の看板なのに、それぞれ独立したお店なんですね。
その証拠に、大福の形がそれぞれ違いますもんね。
競争があるからいいのかな?
どこのお店も自家製餡なのかしら?
ソルビットや水飴を使っているところは、
あんこ屋さんに外注しているのかも
しれませんね。
あー、私も東京の豆大福めぐりしたいなぁ!
上野の岡埜は知ってます。谷中と駅前は興味あります。
個人的には粒あん派です(笑)
あんこに関してですが、
それぞれ自家製手作りとうたっているのですよ。
駅前はしおりにも「3日間かけて練り上げ・・」
としているんです。
そこまでやるなら、何故水飴?と思ったんです。おみやげに主眼をおいてるからか・・。
ぜひ機会があったら「大福めぐり」ツアーでも組みたいところです。
いらしゃいませ、ありがとうございます。
江戸好きなら、谷中はお気に召すと思います。
このブログでは粒あん派が優勢のようです。
ちょうど出来たてを食べれたので最高でしたよ^^
ココの皮のしっかりさと甘さがぐっと抑えたアンが私は大好きです♪
ホント豆大福は奥が深いですね
こんばんは、遅くなりまして。
先日の週末は最高のお花見日和でしたねー、上野で美味しい豆大福がお供なんて、至福の桜時間だたのではないですか。出来たてとは本当に運の良いこと、気分も一層晴れやかになります。
ほんとーに豆大福は美味しい物に出会うと心に沁みる奥の深さがありますね。