↑上:あこがれの幻?の新鶴“もちまんじゅう”〜
中:鮮やかな挽茶色の中は柔らかな求肥餅に皮むきあん
下:淡い水墨画のような名菓“新鶴塩羊羹”
和菓子に蕎麦に温泉〜♪
秋の小旅行には最高の取り合わせ。
なんと信州諏訪には上等な和菓子屋さんが多いのだ。
侘びたようで微笑ましさが含む姿に心も和み
諏訪ならではの品の良い塩ばいの和菓子には・・・
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少なからぬ奥の深さを感じ、記憶に残ります。
お彼岸前の九月半ばに信州を訪れた。
高原の閑居にて野外料理を楽しんだ翌日
御柱祭で知られる秋の諏訪大社秋宮を参詣。
実はこの春にも隣の茅野市の山荘に滞在したのだけれど、
機会を逸し、今回の諏訪への訪問はとても心待ちにしていた。
↑格好良すぎる新鶴本店。下諏訪は旧中山道と甲州街道の分岐点、明治六年創業の風格ある店構え
・・・・だってさ、
大社門前には創業134年、
下諏訪の誉れも高き老舗「新鶴本店」があり、
全国でもその名を知られる「新鶴塩羊羹」は唯一ここで作られているのだ。
加えて、同じく念願の下諏訪「不二屋」上諏訪「四方木」へも廻ることが出来るしね。
まずは「新鶴本店」だが読みはしんつるほんてん、です。
写真で見る店の力強い佇まいにも強く惹かれていたし、
幻とさえ言われる「新鶴まんじゅう」は
店頭でしか手に入らない、と聞いて、
いつかは食べてみたいなあ、と長く心に留めていた。
↑幕末の志士、天竜道人の屋敷跡に開業。番重の中は塩羊羹?
ようやく諏訪のお店前に立った時は、ほのかに感激。
侘びてなお風格ある店構えは重ねた年月が滲み出ているようだ。
小上がりに積み上げた番重、手入れの行き届いた店の棚などは、見ているだけで清々としてくる。
店頭の素敵なガラス棚にはその日の生菓子が行儀良く並び、
これもまた実に魅力的。
予約しておいた新鶴まんじゅうと新鶴塩羊羹に
生菓子を加えてもらい、店を出た。
↑店だけで買える生菓子、“千代皮”。カステラ風の皮もきれいな仕上がり
その足でゆるやかな石段の参道を登り、「諏訪大社下社秋宮」へお詣り、
正面には樹齢6〜700年のご神木が枝を張り、
かの御柱は奥ににそびえている。
絢爛と言うよりは勇壮な雰囲気が漂う境内だ。
女神さまに失礼して(下社は女神信仰だそうです)
隅の方で即食い分の『新鶴まんじゅう』の包みを開いた。
いかにも杵搗きの歯応え良さそな餅が並ぶ。
乾けばすぐ固くなりそうで、ラップがかかっている。
まんじゅうもなかなか質実剛健的で大社にも似つかわしい。
↑“もちまんじゅう”こと新鶴まんじゅう
そーさ、これが知る人ぞ知る?
コシのある杵搗き餅で独特のこしあんを包み小判型に丸めた
通称“もちまんじゅう”だ。
新鶴本店でなくては手に入らない餅菓子だが、
なにしろ、日に300個程しか作らないそうで、昼には売り切れてしまう。
実際平日の昼に電話した際は終わってましたから、
幻の噂も大げさではなく、週末には予約必至。
きれいに千切るのが難しい餅は米の力を指先に感じて嬉しくなる。
無理矢理に分けると餅は思いのほか薄く、中は渋色がかったこしあんだ。
生菓子の皮むきあんほどの淡色ではなく、微妙な晒し加減らしい。
がぶりっとひとくち、なめらかで薄いのに食べ応えのある餅が本当に美味い。
うは〜、諏訪まで来た甲斐もあるなあ。
↑薄さの中に滋味とコシがあるおいしい餅の“まんじゅう”。
あんは羊羹ほど淡くないので餅とよく合う
塩羊羹の技を生かしたこしあんは後味のキレも良い。
つぶしあんの好きな連れもこんなにおいしいこしあんの餅菓子は初めてだ、と 珍しく感激した面持ちだった。
帰宅は渋滞に遭い夜中近く。その日のおみやげに間に合わず
当日期限の餅はさすがに晩にはかなり締まっていたのでラップでしっかり包んだ。
翌朝固くなる直前の新鶴まんじゅうの
噛みしめる味わいも忘れがたい美味しさだった。
この餅は(杵搗き餅をさらに蒸かして搗きなおす)と聞いたことがある。
独特の繊細なこしあんに杵搗き餅は
新鶴本店ならではの“もちまんじゅう”だと思う。
↑信州下 諏訪新 鶴本店 の朱印文字、紙にくるんだ塩羊羹がダイレクトに在中
そして新鶴本店の名高い名物はもちろん『新鶴塩羊羹』だ。
日本中に塩羊羹は少なくはないが
元祖とも聞く『新鶴塩羊羹』ほどの高い評判と長い歴史のものは他にあるのだろうか。
例の如く?歌人中村汀女さん(注0)は
塩羊羹嬉し
秋日和 わかつ菓子あり 何言はむ
と一句詠んでました。
我行く先々に汀女あり。ほんとに日本中の和菓子をご存知ですねー。
↑本格的皮むきあんから作る新鶴塩羊羹。ふぐ刺し的シンスライスが好き
侘びた淡い水墨色の棹菓子はにわかには小豆あんの羊羹には見えない。
薄くスライスして食べると瑞々しくじーんわりと“塩の甘味”が口に広がっていく。
口当たりが良く後味があっさりした小豆こしあん羊羹だ。
その微妙な塩加減はかならず後を引く。
独特の色合いと風味を作り上げている昔ながらのその製法は
(残念ながらこの目では見てないけれど)
今もなお、楢の薪をくべた大きなさわり(銅鍋)と大べらで職人が煉り、
選り分けた十勝産小豆を丁寧に渋きりした、小豆の呉=ご(注1)から皮むきあんを炊きあげると言う。
手間のかかる作業では自ずと一日に作られる量も決まり、
人気の品だけに東京では入荷の時が限られている。
↑織部まんじゅうは薯預生地に皮むきあん、銘菓の声が高い生菓子
地元茅野の天然寒天と小豆と砂糖と塩のみで仕上げ、
出来上がりを紙にくるんだ塩羊羹は新鮮で瑞々しい。
こざっぱりとした朱印の意匠の紙袋も好ましく、慎重に取り出し包みを開くと
シズル感いっぱいの淡墨色はそのまま横たわり食欲をそそる。
アルミパックでないのも一々好ましく
羊羹でありながら五日間の日持ち、というのがうなずける。
自分では、ふぐ刺しの様に透けるほどのスライスを
何度もくり返し口に運ぶのが気に入っている。
食べきれない時はきっちりラップして蓋物に入れ
冷蔵庫の野菜室で保存すると案外長く楽しめる。
↑“栗饅”だって中は淡い皮むきあん、鶴の子みたいなきれいな丸み
印象として諏訪で上等な小豆こしあん系の菓子に使われるのは、
知る限りではごく淡い色の皮むきあん。
その多くは多少なりとも塩が巧妙に効いている。
これは腹太系塩あんおやつ(注2)とは趣が異なり、
ハレ度高く侘びと優雅さが漂うむしろ茶菓の範疇かもしれない。
ところで、長野で上手に塩を菓子に使うのには地形による歴史がある。
信州には海がない。
流通の発達する以前は塩が何にも代え難く貴重で、贅沢品でもあったはずだ。
↑雪平せっぺいも皮むきあん入り。諏訪には雪平が多い気がする。
信州信濃の先人たちにとってどれほど塩が貴重だったかは
「敵に塩を贈る」の故事(上杉謙信)や現在では“塩の道祭り”などが物語っている。
個人的には信濃の極貧農生まれ、小林一茶の伝記(注3)のエピソードが記憶にあった。
お店の説明によれば
『新鶴塩羊羹』の絶妙な塩加減は、そんな信州人の“慎重な塩の味わい方”より生まれたと言う。
“塩”をあたかも“旨味をもたらす調味料”のように使いこなす、信濃の先人たち。
その初代が、130年以上前に羊羹に塩味を加えることを思いつき、
苦心の末に塩の調和がもたらす口当たりと後味の潔い甘さの新鶴塩羊羹を作り出していった、わけです。
↑小麦まんじゅう“折り鶴”♪二層の小倉あんの外側は皮むきあん
最後に、
予約さえ出来ない生菓子だが、
どれもこざっぱりした姿の仕上がりが美しく、手仕事の確かさが見て取れる。
ついあれもこれも欲しくなるが、
“折り鶴”の焼き印の小麦まんじゅうは珍しいタイプの小倉あんで
控えた甘さのこしあんの芯に大納言小豆を包み込んだ二層あん!
凝った造りにしっとりした蒸しまんじゅうの気軽さがとても好み。
こしあんの上生菓子はどれも新鶴塩羊羹同様のごく淡い色の品良い皮むきあんだ。
“求肥”“千代皮”や“雪平”などは生地のせいかむしろ羊羹より少々濃厚な甘さに感じた。
少しだけ頂くとくっきりとおいしく、濃いお茶で一服するにはなめらかなあんはふさわしいのだろう。
↑“求肥”はきんとん風の抹茶生砂糖(きざと)をつけ中は皮むきあんの上生菓子
下諏訪は趣ある宿場町で多くの文人墨客も逗留したようだ。
いくつかの和菓子店では名のある作家との
浅からぬ交流も知ることが出来ました。
旅先の落ち着きある温泉の町で思いがけず
美しい淡色あんの上等なお菓子に出会えるとは
得なエアポケットに落ちた様な気分ですね。
そしてこの後、
和菓子の「不二屋」「四方木」「大社煎餅」から
蕎麦屋、歴史ある浴場片岡館へと廻ります。
長くなるので、不二屋と四方木、大社煎餅は
またいつか、絶対必ず。
↑不二屋店頭
※
注0)中村汀女。このサイトで最多登場回数の(和菓子好きな)著名女流歌人、です。
例えばこれやこれやこれなど他多数。
注1)小豆の呉=ご。大豆の呉汁と同じで呉は豆の中身。
ザックリ言うと煮上がった豆をさらし、皮を除き中身がつぶれて水に溶け沈殿するので
それを絞って呉を取り出し改めてあんを炊いていく。
注2)腹太系塩あんおやつ。
個人的には東京「浅田家」の豆大福、「わかば」のたいやき、などを思い浮かべる。がっつり。
注3)俳人小林一茶の生涯での描写。書名及び細かいところは忘れた。
江戸時代、塩が貴重な信濃の貧農では囲炉裏端の母親の座を“かか前”と呼ぶ特等席だった。何故なら給仕する際にすこ〜しずつ味噌汁等がこぼれ長じてしょっぱい旨味の座になる。
その床をなめて塩を味わった、というので塩がそれほどに貴重なのか、と改めて衝撃を。
↑青空と“栗饅”
●大社煎餅と蕎麦の過去記事はこちら
●薯預まんじゅうについての過去記事はこちら
◎おまけの話◎
八日間ほどネットが使えない環境にあり、 記事の更新とコメントが遅れてしまいました。すみません。
三月の信州訪問は急な降雪で身動き出来ずに諏訪はスルー。
大社煎餅を雪見しながら囓ってました。
今回は下諏訪での蕎麦は売り切れ続出、
温泉と蕎麦は上諏訪で堪能しました。
下諏訪の不二屋は棟方志功などとも交流があり、お菓子もお店も魅力的。
上諏訪の四方木と供に後ほど必ずご紹介したいと思っています。
その前に、ある場所のとてもエネルギッシュな美味しい甘味のお話しも書きたいのに、 我ながら記事を仕上げるのろさとろさ、何とかならんもんかねー。
●お店データ
★新鶴本店
住所:長野県諏訪郡下諏訪町横町木の下3501
定休:水曜 時間8:30〜18:00 ・
塩羊羹は通販可 新鶴まんじゅう,塩羊羹は予約可
※明治6(1873)年創業、初代 河西六郎が甲州街道と中山道の分岐点である下諏訪宿の諏訪大社秋宮の脇に開業したそうだ。
塩の流通最終地でこそ生まれた塩羊羹は初代から変わらぬ製法だそうです。
※「新鶴塩羊羹」は東京では
新宿タカシマヤ銘菓百選にて第四土曜日入荷予定、詳細はご確認下さい
●菓子のデータ
・新鶴塩羊羹袋入り小900円
原材料)茅野産天然寒天 塩 十勝産小豆 砂糖
測定体重約333g
測定糖度Brix約64.9%
賞味は夏季5日位 通常7日位
・新鶴まんじゅう(もちまんじゅう)160円
材料)餅米 こしあん
測定体重約59g
測定糖度Brix約50.1%
賞味は当日中
・織部まんじゅう(薯預饅頭)170円
材料)山芋 上新粉 皮むきあんなど
測定体重約51g
糖度測定不可能
測定糖度Brix約59.9%
・折り鶴170円
材料)小麦蒸しまんじゅう 小倉あん
測定体重約g
糖度測定不可能
測定糖度Brix約57.5%(こしあん)65.6%(粒あん)
賞味は1日位
・求肥(抹茶きんとん風) 170円
原材料)求肥 生砂糖? 皮むきあん
測定体重約46g
糖度測定不可能
測定糖度Brix約71.5%
・千代皮170円
材料)焼皮 皮むきあん
測定体重約59g
・雪平せっぺい170円
材料)雪平 羊羹(葉)皮むきあん
測定体重約58g
測定糖度Brix約71.8%
・栗饅170円
材料)小麦焼皮 皮むきあん
測定体重約52g
注※
今回使用した糖度計は「ATAGO.PocketPAL-2」。 何せ素人が使っているのであくまでも目安。 今回は2〜3回の計測です。 ちなみに、この数日前に私が計測した「雪印コンデンスミルク」はBrix約70.6%でした
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五建外郎屋,加茂みたらし茶屋,松屋常磐..
そうですよそうなんですよ塩羊羹。数年前に新鶴本店の塩羊羹を食べてちょっと感激しました。うちの母は信州の山奥の人で、でも諏訪辺りもよく知っていたりするのに、塩羊羹の話は母も含め親類縁者から聞いたこともなかったので、そのとき「あんたらの目はふし穴か」と思ったことをいま思い出しました。
ほかのお菓子も魅力的ですね。蕎麦の旅もいいなあ。新蕎麦の季節になりますねー。
こんにちはー。さすが下町っ子らしく蕎麦好きさんですね。諏訪は温泉がまた格別です。和菓子はとても質が高く、洋菓子などの塩使いスイーツよりは100年くらい年季の入った、何ともおいしいこしあんが各お店にありました。味噌などを使ったすっごくおいしい半生菓子とかね、高級キャラメルにまったく劣らないものでした。
どらやきがトッコブームなんですね、笑。大通りのおがわも長らく出かけていませんが、お腹減らさないとあれ食べきれないんです。秋になったからイケルかなあ。
kozueさん
長野のお菓子と言えばkozueさん、って思ってますが、なな、なんと諏訪を知るお母様は新鶴塩羊羹を知らないなんて、そりゃ妙ですね。だって大社煎餅と新鶴本店が諏訪の和菓子だと思ってるけど…。
あのねー新鶴本店も素敵だけど、他の店もすごーく良いのですよ、お勧めしたいものがあれこれ。うん!新蕎麦のきっちりしたの食べたいなー。秋はいろいろおいしくて嬉しくて太りそうだ〜。
そして和菓子遠征までするあんころりんさんの貪欲なまでの探究心。
全てに脱帽です。しかし、本当にうまそう〜!
ダチョウの串焼きやろーめんも有名ですね。
長野の和菓子と言えば小布施か草津ちちやの
温泉饅頭か野沢のおやきだと思いましたが
塩羊羹いいですね。餅まんじゅうも
即食いしたくなりますね。
わさびソフトだけじゃないですね。
長野はスキーと、蕎麦と、わさびと上高地は
行ってましたが善光寺など歴史物には
行ってないんです。
お疲れ様でした。良い旅でしたね。
塩羊羹の元祖のお店なのですか!塩羊羹って美味しいですよね。
信州というと私も蕎麦と、そしてお焼きを思い浮かべます。でもお焼きは、小豆あんやかぼちゃあんの甘い物より、切干などのおかず系が入ってる方が好きなんです。なんちゃって甘い物好きかも(><)
とてもスムーズになりました。
ふう、環境変わって唯一よかったことかも。
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塩羊羹と皮むきあんの色にはちょっと感激しますよねー。この求肥の色のコントラスト!和菓子は目でも味わえますね。
和菓子遠征!なら格好良いけど…。実は無理矢理に周囲を巻き込んで和菓子巡りを追加しちゃって。笑。
え、ダチョウ!ろーめん?それ知りませんよー。
私は茅野と軽井沢くらいしか知らないのです、長野は広い県だからいろいろあるんですね。わさびも名物なんですね。
>お疲れ様です、
ありがとうございます。でも2日間遊んだだけですから、申し訳ないです、笑。yottyanさんこそお疲れ様です。
ほんとに見事なこしあんで。塩ってほんとに和菓子を引き立てますね、塩羊羹って何だが存在もすごいし。
はっきりしたことはわからないけど、おそらく最も早くから塩羊羹を考えたようです。
私は好きなお焼き屋さん?があってそこの小豆とキノコが好きです。やはり甘辛両方ですねー。
チロリンさん
おお、そいつは良かったですねー。マックはいろいろ大変だね、私は一度も使ったことないけど。
シータさん
応援ありがとうございます。
和三坊主さんの和菓子礼讃によればおいしいきんつばとしっとりとしたお豆のお菓子、煮豆があるとか。
皮むき餡というと松江を思い出しますが、灯台下暗し、信州にもあるんですね。
一茶の本は田辺聖子さんの「ひねくれ一茶」ではありませんか?
ちょうど読んだばかりでした。
すごいタイミングだわ。飢饉が続いた時には、村人は空腹のあまり、塩のしみたムシロを食べるという話は確かに印象的でした。
信州は小諸に旅する予定がある(旦那が島崎藤村ファンゆえ)のですが、諏訪も行ってみたいなあ。挽き茶の緑が、鮮やかでやられました。
こんばんは、遅くなってすみません。
学生時代からの友人で飯田出身者は甘いモノが嫌いですが私にはとてもおいしい大きな黒いお多福豆のおみやげをくれます。おいしい!と喜んだら自宅用というお得な壊れ豆を東京のどこかで買ってきてくれました。その煮豆なのでしょうか?最近食べてないけど確かにとてもおいしいです。
皮むきあんは茶の湯どころには割と多いようですね。
小熊猫さん
こんばんは、お元気ですか。
あ、そうかも。まったく書物のことが思い出せないけど、田辺聖子作品っていつも機内で読むので書名とか覚えてない事が多いのです。教えて下さってありがとうございます。
そうそうむしろがご馳走ってすげーって思ったのです。そんなことばかり覚えていて本末転倒な読書です、笑。小諸もお蕎麦やりんご(藤村だ)もおいしそうですね。
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わざわざありがとうございます。
すみません、うっかりしてレスが遅れてしまって。早速見てみます♪
お味もさることながら、新鶴本店のお店構えも、秋宮の脇というおもむきも素敵です。ここの塩羊羹を食べた後、家族皆で合掌した位です。
僕は新鶴に立ち寄った後、坂下の方にある山猫亭というおそば屋さんに立ち寄り(実は開いているお店がそこしかなかったのですが…)美味しいおそばを頂きました。あんころりんさんは上諏訪のどちらでおそばを召し上がったのでしょうか…気になります(笑)
何より、
>ある場所のとてもエネルギッシュな美味しい甘味のお話し
という所も気になって仕方ありません!
楽しみにしています(笑)
こんばんは、来て下さってとても嬉しいです!
新鶴本店は店も味も予想以上の素晴らしさでした。
私も山猫亭を覗いたのですが、蕎麦が売り切れ…。下諏訪が全滅でがっかりしつつ、上諏訪で行き当たりに入った「八洲(やしま)」本店で。お蕎麦は卵切りですが細打ちで悪くありませんでした。まつやに似た蕎麦でした。
その近くの四方木という和菓子店の黒みつ羊羹というのがとても美味しいのです。
>エネルギッシュな美味しい甘味
がっかりなさるかもしれませんが
この次の記事のタイの話なんです。
信州のこの記事はタイから帰った翌日に書き始めたのです、とほほ。